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新しい働き方 第144回

わたし、半農×半デザイナーしています。
- 私らしい暮らしをデザインすれば、人生はより豊かになる! -

2020.07.08 掲載

農業Crew

長野美鳳(ながのみほ)さん

三条市

\長野さんってこんなひと/
◎出身など 三条市出身&在住
◎活動 燕市で会社員として働く傍ら、農業Crewやフリーのデザイナー、音楽イベントの主催も行なう
◎農業Crewとは?
 自分たちで育てた米や野菜のパッケージをデザインして朝市やマルシェで販売したり、各種イベントで料理を提供したりと、農業の楽しさを新しいやり方で伝える女性3人組
◎にいがた暮らしのおすすめポイント
 日本海に沈む夕陽が大好き!私はよく柏崎市荒浜にある「GO SURF! DAIGO」でサーフボードを借りて「S.U.P(スタンド・アップ・パドルボード)」をしています。

そうだ!農業を始めよう!

 私は長岡造形大学を卒業後、燕市の包丁メーカーで、プロダクトデザイナーとして働き始めました。しばらく経ったころ、「本業の他に、なにか違うこともやりたいな…」と考えるようになりました。でも、どこかでアルバイトするのは、なんだか物足りない。時給でお金を稼ぐ以外の方法はないかと考えていました。
 そんなとき、「両親や周りの大人のほとんどが兼業農家じゃん…!」と気づいたんです。私の住む燕三条エリアでは、昔から企業で働きながら農業をするのは一般的でした。もともと「ものづくり」自体が農家の副業から始まったという歴史も影響しているのかもしれません。以前は田畑の手伝いに駆り出されて、実家が兼業農家であることが嫌でした。けれど、大人になるにつれて食への関心が高まるうちに食べ物を生み出す農業に魅力を感じるように…。そこで、Twitterに「農業やりたい」とつぶやいたところ、同じく「何かやりたい」と感じていた幼馴染の2人がすぐに一緒にやりたいと声をあげてくれて、3人で「農業Crew」を結成することになりました。

朝市をリサーチ!私たちだからできる農業スタイルを

 農業をやってみようと思い立って、3人でまずしたのが市場調査です。地元の朝市に行って、どんな野菜が人気なのか?どうやって売られているのかを調べました。
 そこで思い知らされたのは「農家のおばあちゃん達には勝てない!」ということ。売られている野菜はどれも大きくてみずみずしいものばかり。長年やってきた農家さんと同じものを素人の私たちが育てられる訳がないと思いました。そこで、朝市には並んでいないビーツやコリンキーなど、ちょっと珍しい野菜を育ててみることにしました。
 畑は3人の共同の畑と、それぞれの実家の畑を使っています。農業は忙しい時期と閑散期が分かれるので「毎週何時間作業しています」とは言えませんが、仕事終わりや休みの日に水やりや草取りなど毎日何かしらの畑仕事はしていますね。といっても、昔から親の農作業を手伝っていたので、新しくはじめたという意識はなく、日常の延長でやっている感覚です。
 私が感じる畑仕事の魅力は、野菜を収穫するときの達成感と、ヨガやサウナのように「整う」感覚を味わえること。畑仕事をしながら、心と体をリセットしているのかもしれないですね。それに、時には大変な農作業も3人でやればアクティビティになってしまうんです。みんながファミレスで話している時間を、私たちは畑で話しているだけ。苦労もありますが、友達と一緒だからこそシンプルに楽しい時間を過ごせています。

デザイナーのスキルを活かして、農業の魅力を発信!

 私たちの場合、地域の農家さんのように「いいものをたくさん育て、たくさん売る」ということは技術的にも時間的にも難しそうでした。だったら、育てた野菜が口に入るまでの過程にこだわろうと考えました。私の本業はデザイナーで、製品のブランディングやマーケティングに関わっています。農業Crewでもそのスキルを活かして、お米や野菜のパッケージデザインにこだわりました。それを、朝市やマルシェなどで手売りしたり、知人の飲食店を借りた料理イベントやケータリングをしたり、私たちが直接届けることを大切にしてきました。
 そして、日々の活動をInstagramで発信することで、いろんな人に存在を知ってもらうことができました。お客さんも少しずつ増えてきて、会ったこともない遠方の方からInstagramのDMでお米の注文をしてもらうこともありますよ!

自分たちが楽しめる「場」をつくりたい

 今年(2020年)は、新型コロナウイルスの影響で朝市やマルシェがなくなってしまい、農業Crewとして出店する機会がほとんどなくなってしまいました(2020年6月現在)。そんな中で、今年は売れるものというより、自分たちが食べたいものをつくろうと話しています。スイカ割りがしたいからスイカを、焼き芋が食べたいからサツマイモを植えようとか(笑)。また、これからは私たちの畑に来てもらって、その後一緒に食事をするなど、「農業の現場に来て私たちと一緒に楽しんでもらえるようにしたいね」と話し合っています。そのために、ひまわり畑や、ガーデニングのようにかわいくデザインされた畑を準備中です!
 そのほかに、自分が楽しめる場として、実は音楽イベントの主催もしています。これは趣味なのですが、元々音楽が好きでDJイベントのクルーをしていたんです。そのうちに、自分が好きなアーティストを呼んで、自分がいいなと思うイベントをつくりたくなって、2019年8月に新潟市の海の家で音楽イベントを開きました。自分が楽しいと思える場所を、自分でつくっていくのって、すごく面白いですよ。

つくる側にたつと、人生は楽しいことが増える!

 仕事だけでなくて、プライベートでもいろんなことを仕掛けるようになったのは、その方が楽しいと思うから。私はもともと、好きだと思うものを買い、誰かに楽しませてもらう立場でした。でも、そのときは自分の中に「いいなぁ、わたしもこういうことやりたいなぁ」という気持ちがありました。それが、いろんな人と会って、いろんな経験を積むうちに、ある時から自分でやってみよう、仕掛けてみようと思えるようになったんです。それで、声を上げてみたら農業でも、音楽でも一緒にやりたいと言ってくれる人が見つかったんです。こうしてやりたいことが実現できるのは、人との繋がりのおかげ。周りの人が協力してくれたり、応援したりしてくれるからこそ、今の活動ができているのだと思います。
 つくる側、仕掛ける側に立ってみて、人生が豊かになりました。自分で暮らしを楽しくできている手応えがありますし、プライベートの活動でできた人脈や、経験が、仕事にもすごくプラスに働いています。これからも、本業と副業のバランスを大切に、つくり手側としての活動も楽しみながら、私らしい暮らし方をデザインしていきたいです。

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