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新しい働き方 第138回

人の輪により人間力が上がる場所「新潟」
- 人生一度きり!結婚を機に温泉旅館の若旦那に -

2019.11.29 掲載

今板温泉 湯本舘 若旦那

永松健太郎さん

阿賀野市

千葉県市川市出身。4人きょうだいの2番目で唯一の男性。高校卒業後、社会経験を積むために各種アルバイト(レストラン・カラオケ・古着屋・工場内勤など)をして、あらゆる業界を経験。2009年、結婚を機に新潟へ移住し、阿賀野市今板にある「今板温泉 湯本舘」に入社。温泉旅館の専務として仕事を始める。趣味は車・音楽・モータースポーツ。趣味が高じてモータースポーツ国内A級ライセンス持っているが、まだレースには出たことがなく、いつかその夢を叶えたいと願っている。

\コラムのポイント/
●人生一度きり!
 結婚を機に新潟の温泉旅館へ
●郷に入っては郷に従え
 地元の活動にも積極的に参加し、日本酒も飲めるように!
●新潟の人の温かさが支えてくれた10年間
 人の輪の広がりが自分の人間力を上げてくれる

就職氷河期に選択したアルバイトという働き方

 1977年に永松家の長男として生まれましたが、4人きょうだいで男は自分ひとり…。父は熊本出身で母は千葉出身なので、熊本と千葉のハーフということになります(笑)。幼い頃から車が好きで、街中で車を見かけては心の中で車種当てをしていました。そんな感じで順調に成長し千葉県内の高校を卒業した後は、就職か進学の道がありましたがこの時期は「就職氷河期」といわれていた時期でした。加えて当時の僕はいろいろな社会経験をしたいという気持ちが大きかったので、決まった会社に就職するでもなく進学するでもない、「アルバイト」という道を選択しました。逃げと言われればそれまでですが、この時の経験は今でも大変役立っているので、決して無駄ではありませんでしたし、とても充実していました。

憧れていた仕事で人生を変える大きな出会いが

 数年間さまざまな業種のアルバイトを続けていましたが、次第に「いつまでもアルバイトをしていてもなぁ…」という考えになりました。ある時、東京・上野のとあるカラオケ店が多国籍ダイニングをオープンするというタイミングで、そのお店のオープニングスタッフとして社員登用のチャンスをいただきました。運営マニュアルの作成から備品の調達、スタッフ育成などすべてが初めての経験でしたが、そこで「責任」という仕事における大切なことを学ばせていただきました。
 楽しく仕事をしていましたが、やっぱり小さな頃から大好きで憧れであった「車」が頭の中から離れず、周りの方には迷惑を掛けましたが「今しかない」と思い、転職を決意しました。タイミング良く、トヨタ自動車の関連会社が運営する車の体験型テーマパークMEGAWEBがアルバイト募集をしていたので、迷わず応募しアルバイトとして入社し、約1年半後に契約社員に登用していただき、その4年後に今の妻に出会いました。

人生一度きり! 結婚を機に新潟の温泉旅館へ

 馴れ初めというのはなかなか恥ずかしいもので、記憶も曖昧だったりするのですが(汗)、当時部署は違えど事務所は同じ場所にあり、帰りの電車も同じ方向だったので自然と(?)、距離は近づいていきました。旅館の娘さんというのは周りからの情報で知っていましたが、その時はまだ結婚というのは頭の中になかったので「へぇー。そうなんだ」という感じでお付き合いをしていました(笑)。その後、トントン拍子で仲良くなり、交際から約半年で結婚を決意するまでに至りました。自分の両親も「永松の姓を残してくれれば大丈夫」と、快く送り出してくれました。初めて妻の実家である新潟の旅館にお伺いしご両親にご挨拶に伺った際も、旅館の雰囲気と周辺の環境に安心し大丈夫そうだなと思いました。「人生一度きり!」。これが僕の背中を押してくれた言葉でもありました。

新潟で第二の人生がスタート!

 無事に挙式を終えたのも束の間、翌日からわずかな家財道具と共に新潟へ移動しました(汗)。ちょうど雪は降っていませんでしたが、道路には少し雪が残っていました。雪道の運転はほぼ経験がなかったので、まず最初に雪国の洗礼を受けた形でした(笑)。もちろん人生初の新潟暮らしだったので、何もわからない状態からのスタートでした。ですが、妻のご両親、旅館スタッフのおかげで徐々に生活にも仕事にも慣れていきました。旅館という場での仕事が初めてなので、当然不安はありましたが今まで自分が経験したレストランやカラオケ店、工場での内勤や車の体験施設など全ての職種を凝縮したのが「旅館」の仕事だと感じました。まさにサービス業の総合商社。新しい人生のスタートは期待と不安が入り混じった中で始まっていきました。

郷に入っては郷に従え

 県外から新潟に移住した方にとっての悩みは「雪」、「移動が不便」がメインだと思いますが、僕にとってはそれが逆に新鮮に映ったので特に悩みませんでした。千葉で暮らしていた頃も、家から駅までは自転車で15分くらいはかかる場所だったので、移動に関しての不便さはあまり感じることはありませんでした。それより、当時一番の悩みは妻とその家族以外に「知っている人」が誰ひとりいないということでした。しかし、その悩みも妻の父である社長からの勧めもあり、地元の各種団体に所属したことで解決されました。旅館組合青年部、商工会青年部、青年会議所、消防団などに積極的に参加したことで知り合いも増え、自然と地域に溶け込むことができました。それまでは飲めなかったお酒も、新潟の美味しい日本酒を覚えてからはだいぶ飲めるようになりました。新潟に来たばかりの頃にスナックで梅酒を頼んで「おい! 日本酒だろ」と怒られたのはいい思い出になっています(笑)。
 「郷に入っては郷に従え」。まさにこの言葉が初めての土地での暮らしにおいて全てだと思います。五頭山の麓という自然豊かな場所で、四季の移り変わりを間近で見られるというのは生まれて初めての経験でしたし、今はこの環境で暮らすことができることに感謝しています。同時に自然を大切にして、共存するということも深く考えるようになりました。

人と人との距離が近い新潟は、もちろん第二の故郷

 新潟に移住して約10年が経ちますが、美味しい食材とお酒に囲まれて体重が当初より20kg増えました(笑)。当然、東京での暮らしほど何もかもが便利ではありませんが、便利に慣れ過ぎていたところもあった自分には、新潟の多少の不便さもまた魅力の一つだと思えます。そして僕が10年の間、ホームシックにもならずに暮らして旅館の仕事を続けてこられたのも新潟の人の温かさが一番だと思っています。冷たい人ばかりだったら、おそらく途中で挫折していたかもしれません。正直なところ、新潟に移住する前は人付き合いが苦手でしたが、新潟の人と触れ合う中で自然とそんな意識もなくなり、今ではそれを楽しんでいます♪ 新潟は人と人の距離が近いという印象です。そして、ここでの暮らしの過程で人の輪を広げていき、自分の人間力を上げていく。これができるのが「新潟」なのです!

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