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新しい働き方 第135回

新潟でのフォトグラファー人生も楽しみたい!
- 好きな仕事と子育てが両立できる環境 -

2019.06.14 掲載

フォトグラファー/Spoon photography主宰

中澤さやかさん

十日町市

 1983年、小千谷市出身。高校で写真部に入部したことをきっかけに写真の道を目指す。高校卒業後は東京のバンタンデザイン研究所・フォト&ムービー学部へ進学。卒業後、アートプロダクションを経て、2008年よりフリーランスのフォトグラファーとして活動。広告や雑誌、Web、ブライダルなどの撮影をしながら同時に撮影機材の会社でも働く。
 結婚、第一子出産の後、2016年に夫の地元でもある十日町市へUターン。2017年に第二子を出産し、2018年から再びフリーフォトグラファーとしてSpoon photographyを立ち上げ活動している。

東京への強い憧れ

 小千谷市で生まれ育ち、高校は十日町総合高校へ通っていました。友人と入った写真部で1年生にして全国大会に出場し、優勝したことがきっかけで、あっという間に写真に夢中になり、卒業後は写真の勉強がしたいと思うようになりました。
 もともとファッションが好きで中学生の頃から東京に強い憧れがあったことや、ファッションフォトに力を入れていた希望の専門学校が東京だったこともあり、上京する以外の選択肢は自分の中にはありませんでした。

東京での充実した日々

 専門学校在学中からインターネットに作品を載せるなど積極的に活動していたことがアートプロダクションの社長の目にとまり声を掛けていただきました。卒業後はそちらに所属することになり、ガールズフォトの撮影やイベント主催等いろいろな活動をしました。
 その後、少しずつプロダクションという枠に窮屈さを感じ、2008年に独立し完全にフリーランスとなりました。それまでの繋がりやネットを通じて雑誌や広告、アーティスト写真等いろいろなお仕事をいただいたものの、なかなか写真だけでは食べて行けず、撮影機材の会社でも同時に働いていました。
 安定した生活とは言えませんでしたが、撮影仕事の他にもイベントや撮影のワークショップを開いたり、写真展を開催したり、とにかく楽しくて充実した日々を送っていました。

理想と現実

 2009年に同じ高校出身の夫と都内で結婚し、仕事や活動に関しては夫の理解もあって変わらず続けていましたが、妊娠・出産により変化が訪れました。
 当時はお腹が大きくなってもカメラを抱えて仕事をしていましたし、産後もバリバリ働くつもりでした。
 しかし、東京の待機児童問題はフリーランスには厳しく、やっと入れた保育料の高い認可外保育園も3歳までしかいられないという現実…。小さな娘を抱えての通勤ラッシュや、近くに気軽に頼れる人がいない子育てに限界を感じていました。
 いつかは地元で子育てをしたいと思っていたこと、もう充分東京でやりたい事はやったという思いなどもあり、夫の転職のタイミングで、家族でUターンを決意しました。

高校時代を過ごした十日町へ

 Uターンして十日町で暮らすことにした理由は、夫の地元ということ、私も高校時代を過ごした思い出いっぱいの地ということもありますが、大好きな「大地の芸術祭」の存在も大きいです。高校時代はひたすら何も無い田舎だと思っていた十日町が、離れていた15年ほどで自分の中でとても魅力的な場所となっていました。素敵なお店も増え、欲しいものはネットで買える時代になったので高校時代までのように生活に物足りなさを感じる事もほとんどありませんでした。
 そして自分が想像していたよりもUターン、Iターンの人が多く、そういった人達は地域を盛り上げようと考えている人が多いようにも感じました。これはとても心強くて、私もまた何かやりたいと思うきっかけにもなりました。

写真を続けたい気持ち

 新潟に戻ってすぐに第二子を妊娠・出産しましたが、子育てをしながらも写真を撮りたいという思いは続きました。働くならやはり写真を撮る仕事がしたいという気持ちが強くあった反面、十日町でフリーランス…しかも2年のブランクもあり活動資金もほぼゼロからのスタート…。いろいろと不安もありましたが、専業主婦が自分には向いていないことや、悩む時間があったら少しでも動いてみようと思い、下の子が1歳になった2018年の春に再びフリーランスで活動することを決意しました。
 初めは依頼も少ないだろうなと思い、カフェで短期のアルバイトをして人脈を作ったり、いろいろなお店に名刺を置いていただいたりして少しずつ始めるつもりでした。しかし復帰前からの繋がりや、ありがたいことに口コミなどを通してじわじわと撮影の依頼をいただき、周りの協力もあって少しずつですが、軌道に乗ってきているところです。
 今は、東京ではほとんど撮らなかった子どもの写真がメインとなっていますが、それも子育ての経験から自信に繋がり、子どもの笑顔を引き出すのも得意技のひとつになっています!
(撮影:中澤さやか)

十日町で子育てのしやすさを実感

 新潟に戻ったことによって、待機児童の悩みや子連れの満員電車のストレスは無くなり、夫の実家も私の実家も近くなり、仕事と育児の両立がしやすくなりました。
 子育てに関しては、やっぱり東京よりも十日町に戻って良かったなと思う事がたくさんあります。自然の中で思い切り遊ぶことができるし、大地の芸術祭巡りでアートに触れることもできます。山をひとつ越えれば海にも行けて、大人にとっては少し大変な冬も子どもたちは雪と触れ合うことができます。
 また、十日町は子ども向けのイベントも多い気がします。仕事上、どうしても週末に撮影が入ってしまい、休日全てを家族で一緒に過ごす事ができない分、休みの日は出来る限り家の中でゴロゴロではなく、外で子どもたちを楽しませてあげたいので、今の環境はとてもありがたいと思います。唯一不満があるとしたら、十日町は雪の季節が近づくと公園から遊具が消えることくらいです(笑)。
(撮影:中澤さやか)

新潟で作品を撮って個展をやりたい!

 フォトグラファーに復帰してからの1年はとにかく喜ばれる写真、必要とされる写真をひたすら撮ってきました。もちろんそれはこれからも大切にして、これまでの経験を生かして企業様とのお仕事も増やしていきたいです。それと同時に、2年目に入り、今度は東京にいた頃のように自分の撮りたい写真ももっと撮っていけたらと思っています。
 今はデジタルカメラが主流ですが、元々フィルムで女の子を撮ることが好きで、上京してからは更に自然の中で女の子を撮ることが好きになり、わざわざ郊外の自然が多い場所を調べて行って撮影していました。今は新潟という美しい自然に恵まれた場所にいるせいか、普段から出かけた先で「あ、ここで撮りたい!」と思う場所が本当にたくさんあります。そういった新潟の素敵な場所を生かして作品を撮り、いつか個展ができたらいいな…と考えています。
 私の場合、店舗やスタジオを持っていないので、その都度お客さんとどこでどんな写真にしようか?と撮影前からじっくり打ち合わせをするスタイルを取っています。スタジオである程度決まった形のものを撮る写真館とは違い、東京時代にやっていた雑誌の撮影の進め方と近いかもしれません。不便なこともありますが、お客さんにとっても、きっと撮影自体が楽しい思い出になるんじゃないかなと思います。こういうタイプのフォトグラファーがいることで、十日町や新潟の人たちに、もっと気軽に写真を撮ってもらうことを楽しんでもらえたらいいなと思っています。
 まだまだ新潟でのフォトグラファー人生は始まったばかりなので、これからどんな出会いが待っているのかとても楽しみです!

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