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H29.2 新潟県U・Iターン総合サイト「にいがた暮らし」リニューアルオープン!
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新潟で夢にチャレンジ 第106回

移住10年。地域の人になる。【前編】
- 就職、起業、そして地域の未来を担っていく存在へ -

2017.11.17 掲載

前編

アイディープラン/阿賀野屋 代表 

土井一心太さん

阿賀野市

前編

2017年8月に阿賀野市寺社に鮮やかなブルーが印象的なコンテナのお店がオープンしました。仕掛人は、広告企画業を営む土井一心太さん。地域の食材や、産業品、観光資源など地元の「素材」を活用して阿賀野オリジナルの商品を開発・販売する「阿賀野屋」を手がけています。

そんな土井さんは、25歳の時に神奈川県から同市へ移住してきたIターン経験者。
地域活性化には、「よそ者、若者、ばか者」が不可欠だと言われていますが、典型的な「よそ者」「若者」です。土井さんは、どんな道のりを歩んできたのでしょうか?

きっかけは結婚・出産。子育てをするなら阿賀野市がいい

土井さんは1982年神奈川県平塚市生まれ。もともと教育への関心が強く、大学卒業後は神奈川県内の個別指導の学習塾で働いていました。阿賀野市に移住するきっかけとなったのは結婚と出産。「結婚して子どもが生まれることになり、妻の里帰り出産に付き添って初めて新潟に来ました。その時に“あ。こっちのほうがいいな”と直感で移住を決めました。すぐに会社に“新潟へ行きます”と伝えました」。これから生まれる子どもを自然の中で遊ばせて育てたいと、2007年に奥さんの実家がある阿賀野市にIターンしてきました。

移住先での仕事探しに不安はなかったそう。「営業力さえあれば、どんな仕事もできると考えていました。人と話をするのは好きですし、学習塾時代も生徒獲得数が多いなど、営業的な力には自身がありました」。もともと新たに仕事を探す予定でしたが、当時働いていた神奈川県の会社が、学習塾以外に行っていた貴金属の買い取り事業に関わることになりました。「社長から“貴金属の買い取り事業を新潟でやってくれ”と。それで、新潟での事業展開を任され、店舗運営などをしていました」。

苦しんだ転職活動。広告代理店で「広告の楽しさ」を知る

Iターンの最初から仕事があったのは嬉しかったという土井さんですが、もともと関わりたかった教育の仕事と離れた業務内容だったことから、次第に転職を考えるようになりました。「わざわざ新潟で事業展開までしてくれて、本当にありがたかったんですけれども…。1年半ほどで辞め転職活動を始めました」。

しかし、転職活動には大苦戦。なかなか仕事が決まらなかったそうです。「阿賀野市で就職したかったんですが本当に求人が少なかったんです。あっても期間限定や、パート・アルバイト、または大工さんなど技術が必要なものなどばかり。結局、新潟市まで仕事探しの範囲を広げ、求人誌を見て正社員を募集している先を片っ端から受けました」。半年後、新潟市内の小さな広告代理店からようやく内定をもらい、広告の仕事を始めました。そこは、自分で営業して、デザイナーや印刷会社とやりとりして、自分で請求書を出すなど、イチから全てを自分でやらなければいけない職場でした。けれど、それが土井さんにとっては心地よかったそうです。

「クライアントや印刷会社とのやり取りの中で、クオリティの高い制作物を作るのが楽しくて、広告の仕事にハマっていきました。営業も、もともと好きだったので広告の仕事を通じて、新潟の地理や言葉、美味しいものなどを覚えて行きました」。

独立のきっかけは東日本大震災。家族の近くで仕事をしたい

広告の仕事に大きなやりがいを感じていた土井さんですが、再び転機が訪れます。2011年3月11日の東日本大震災でした。「新潟市で働いていたのですが、震災発生から阿賀野市の家族と連絡が全く取れなくなってしまいました。日中だったので帰って安否確認をしたかったけれど、会社の仕事があって帰れなかった。その時は、地域の人とつながっていたわけではなかったので、周りに様子を聞くこともできなかった。家に帰るまで本当に不安でした」。やっぱり、家族の近くで働きたい。しかし、阿賀野市では勤め先がなかった経験もあった。そこで、土井さんは2011年4月に広告企画業で独立する決断をしました。

「それまでは、まったく地域でのつながりはありませんでした。震災経験から、地元の方とのつながりの大切さを実感し、地域の人達に家族を見守ってもらえる安心感が欲しかったんです。まずは仕事がきっかけでもいいから、つながりをつくりたいと思いました」。しかし、事業は順風満帆な滑り出しとは言えませんでした。同じ地域には広告代理業の“先輩”がおり、積極的な営業は難しかった。新潟市を中心に営業をはじめましたが、「前の職場のお客さんには手を出さない」という約束だったため全くのゼロからの顧客開拓となったのです。「この時期はアルバイトを掛け持ちするなど、一番苦しんだ時代だったかもしれません」。

地域活性化の取り組みが、地域での関係づくりの手がかりに

起業して、阿賀野市を拠点に活動するようになって思い知ったのは、広告営業の難しさでした。「やっぱり、都市部と比べて田舎の方が、広告にお金をかけようという人の絶対数が少ない。さらに、費用対効果などにシビアだという印象を受けました」。

そんな状況のなか、ひとつの糸口になったのが地域活性化活動への参加でした。異業種交流会で若手起業家と知り合ったのをきっかけに、地域を盛り上げようという活動に参加。阿賀野市の若者を集め2013年に阿賀野バクハツプロジェクトという団体を立ち上げ、大規模な講演会を企画しました。「このプロジェクトを通じて、田舎は広告にはお金をかけにくいけれど、地域を盛り上げようとする活動を応援してくれる人は多いということに気づきました」。

それ以来、仕事で付き合う前に、まずは人として付き合うことを心がけるようになったという土井さん。以前は「警察官かと思った」と警戒されていたスーツ姿をやめ、まずはそのお店や会社のファンになろうと等身大の自分でつながりを作り始めたのです。地域を盛り上げるプロジェクトにも積極的に参加。「関係性ができてから、広告もできますよ?と提案するスタイルに変わり、仕事が決まるようになりました」。

後編へ続く 

移住、転職、そして独立と新しい土地に飛び込み、さまざまなチャレンジを重ねてきた土井さん。後編ではさらに地域に深く入り込んでいく姿をご紹介します。

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