就活・移住・転職の相談は、にいがたくらしごとセンター

ニイガタビト

ものづくりへの想いを胸に、新潟で歩み始めたデザイナーの道
- アウトドアを楽しむ経験を、使う人に寄り添う商品づくりへ -

2026.10.08 掲載

パール金属株式会社 アウトドア事業部

岡村 優里さん

山口県出身。高校卒業後、東京都の大学へ進学し、プロダクトデザインを専攻。2025年にパール金属株式会社へIターン就職。現在はアウトドア事業部プロダクトデザイン室で、アウトドア用品のデザインを担当している。休日はキャンプやスキーなどのアウトドアを楽しみながら、新潟での暮らしを満喫している。

「どこで働くか」より「何をつくるか」、新潟で始めたキャリア

【Q.新潟にIターンした理由を教えてください】

就職活動では、「どこで働くか」よりも、「どんなものづくりに携われるか」を大切に企業探しをしていました。

もともと家族とキャンプへ出かける機会が多く、さらにコロナ禍をきっかけにアウトドア人気が高まったことで、自分自身も改めてキャンプの魅力を実感するようになりました。そこから、「アウトドア用品のデザインに携わりたい」という思いが強くなり、アウトドア関連メーカーを中心に就職活動を進めました。

その中で出会ったのがパール金属です。キッチン・リビング用品の「パールライフ」とアウトドア・キャンプ用品の「キャプテンスタッグ」という二つの自社ブランドを展開し、幅広い商品を取り揃えていることから、多種多様な商品づくりに携われることに大きな魅力を感じました。「ここなら、さまざまな商品をデザインしながら成長できる」と思い、入社を決めました。

当時は、新潟に特別な縁があったわけではありません。就職先を選ぶ上で重視していたのは地域ではなく、「この会社でプロダクトデザインの仕事がしたい」という気持ちでした。そのため、新潟に対しては「山や田んぼが広がる自然豊かな場所」という漠然としたイメージしか持っていませんでした。

実際に就職活動で新潟を訪れてみると、自然豊かな地域もあれば都市機能が整った地域もあり、「同じ新潟県でもこんなに雰囲気が違うんだ」と驚きました。また、アウトドアやウィンタースポーツを気軽に楽しめる環境にも魅力を感じ、「ここなら仕事だけでなく、趣味も充実した暮らしができそうだ」と思えたことも、新潟へのIターンを決めた大きな理由の一つでした。


【Q.現在の仕事内容について教えてください】

現在はアウトドア事業部プロダクトデザイン室で、アウトドア用品のデザインを担当しています。

入社後まずは先輩社員のもとで業務を学びながら、CADによる図面作成や設計の基礎を身に付けました。大学でもプロダクトデザインを学んでいましたが、実際の図面作成はほとんど経験がなかったため、入社してから一つひとつ学んでいきました。

現在は、営業や企画部門から「こんな商品をつくりたい」という市場ニーズを踏まえた商品コンセプトが共有され、それをもとに商品の形状を考えています。CADで図面を作成するだけでなく、3Dプリンターやミシンを使って試作品を製作し、使いやすさや形状を確認しながら改良を重ねています。

企画担当者とは何度も打ち合わせを行い、「もっと使いやすくできないか」「強度やデザインのバランスはどうか」といった点を相談しながら、一つの商品を完成へと近づけていきます。自分のアイデアが少しずつ製品として完成していく過程に立ち会えることは、この仕事ならではの面白さだと感じています。

現在私が担当している商品は、来年発売予定です。自分が設計から携わった商品がお客様の手に渡り、実際に使っていただける日を楽しみにしながら、一つひとつの仕事に取り組んでいます。

新しい挑戦を支える、働く環境と移住サポート

【Q.実際にパール金属で働いてみてどうですか?】

実際に働いてみて一番感じているのは、若手にも積極的に仕事を任せてもらえる会社だということです。

入社してすぐの頃から商品開発に携わる機会があり、学生時代には経験できなかった「商品が世の中に出るまで」の流れを一つひとつ学ばせてもらっています。商品の企画をもとに形状を考え、試作品を作り、改良を重ねながら商品として完成させていく過程に携われることは、大きなやりがいになっています。

また、職場は年齢や経験に関係なく相談しやすい雰囲気があり、分からないことがあれば先輩方が丁寧に教えてくださいます。挑戦を後押ししてくれる環境なので、日々成長を実感しながら働くことができています。

働きやすさという点でも、とても恵まれた環境だと感じています。私は入社してから残業をしたことがほとんどなく、仕事とプライベートのメリハリをつけて働くことができています。

さらに、直営店で自社製品をお得に購入できる制度もあります。私自身も実際にアウトドア用品を使いながら、「もっとこうだったら使いやすいかもしれない」と考えることができるので、日々の趣味がそのまま商品づくりにも活かされていると感じています。


【Q.Iターンをするうえで活用した補助・支援制度はありますか?】

燕市に住んでおり、燕市の移住者向け家賃補助制度を活用しています。この制度は家族が調べて教えてくれたことがきっかけで知りました。その後、自身で市役所へ問い合わせ、申請方法などを確認した上で利用しています。

県外からの移住は、引っ越し費用や新生活の準備など、何かと出費が重なります。そのため、家賃の負担を軽減できる制度があったことは、とても心強かったです。新しい環境で生活をスタートする上で、経済的な不安を減らすことができたと感じています。

私自身も最初はこうした制度があることを知りませんでしたが、調べてみると移住者向けの支援制度がいくつも用意されていました。移住を考えている方は、自治体のホームページや相談窓口を活用しながら、利用できる制度がないか一度確認してみることをおすすめしたいです。

暮らすほど好きになる、新潟の日常

【Q.新潟での暮らしはいかがですか?】

想像していたイメージと大きなギャップはありませんでした。自然が身近にありながら、生活に必要なお店もしっかり揃っていて、とても暮らしやすいと感じています。山口県の実家も自然豊かな地域だったため、地方で暮らすことへの抵抗はもともとありませんでした。

休日にキャンプへ出かけたり、冬にはスキーを楽しんだりと、自分の好きなことを思い切り楽しめる生活を送っています。仕事とプライベートのメリハリがつき、休日の過ごし方が以前より充実したと感じています。

一方で、冬の雪道運転にはまだ慣れておらず、不安を感じることもあります。それでも四季を身近に感じられる環境や、自然の中でリフレッシュできる暮らしはとても魅力的です。毎日の生活そのものが充実し、「新潟へ来て良かった」と感じる機会が増えました。


【Q.住んでみて感じる新潟の魅力について教えてください】

住んでみて一番感じる魅力は、豊かな自然と観光資源の多さです。

新潟には山や滝、渓谷、海など、自然を楽しめるスポットが数多くあります。大学時代の友人も「キャンプがしたい」「自然を感じたい」と新潟へ遊びに来ることが多く、一緒に観光を楽しんでいます。県外の友人を案内すると、「こんなに自然が豊かな場所なんだ」と驚かれることも多いです。

また、お米や魚など、新潟ならではの食のおいしさも大きな魅力です。山口県から遊びに来た友人も、新潟のお寿司のおいしさに驚いていました。

さらに、燕三条駅からは新幹線で東京へアクセスしやすく、道路の渋滞も少ないので、暮らしやすさと利便性を兼ね備えています。自然・食・アクセスのバランスがとても良く、「暮らす場所」としても「遊びに来る場所」としても魅力のある地域だと感じています。

実体験を力に、もっと愛される商品づくりを目指して

【Q.今後の夢や目標を教えてください】

今後は、自分自身がアウトドアを楽しむ中で得た経験を、商品づくりにもっと活かしていきたいと考えています。

休日にはキャンプやスキーへ出かけることが多いので、自分自身もユーザーだからこそ気付ける使いやすさや改善点を、デザインへ反映していきたいと思っています。「こんな機能があったら便利」「もっと快適に使えるかもしれない」といった実体験を大切にしながら、ユーザー目線の商品づくりができるデザイナーになることが目標です。

また、近年は女性キャンパーも増えていることから、女性ならではの視点も積極的に商品開発へ取り入れていきたいと考えています。使いやすさだけでなく、持ち運びやすさやデザイン性など、幅広いニーズに応えられる商品づくりにも挑戦していきたいです。

そして、新潟での暮らしもこれからさらに楽しんでいきたいと思っています。趣味を通じて地域の方との交流を広げながら、新潟で得た経験や気付きをものづくりへ還元し、成長していけたらうれしいです。


【Q.Iターンを検討している人へメッセージをお願いします】

新潟県はとても広く、住む地域によって環境や暮らし方が大きく異なります。そのため、「新潟県」とひとくくりにして考えるのではなく、自分がどんな暮らしをしたいのかをイメージしながら地域を選ぶことが大切だと思います。

私自身も、実際に新潟を訪れたことで、「自然が豊かな地域もあれば、都市機能が充実した地域もある」ということを知り、自分が思い描いていた暮らしができそうだと感じました。まずは一度足を運び、その地域の雰囲気を自分の目で見てみることをおすすめしたいです。

また、新潟で暮らすのであれば、車があると行動範囲が広がり、生活もより便利になります。仕事だけでなく、暮らしや趣味も充実させたいと考えている方には、新潟はきっと魅力的な地域だと思います。自分に合った場所を見つけて、新しい暮らしに挑戦してみてほしいと思います。

パール金属株式会社へのリンク

新潟県へのU・Iターンに関しての
ご相談はこちらから

新潟県へのU・Iターンに関するワンストップ窓口

にいがた暮らし・
しごと支援センター

80

銀座オフィス

〒104-0061
東京都中央区銀座5-6-7
銀座・新潟情報館 THE NIIGATA 地下1階
※地下1階へは、建物1階横の通路を奥に進み、エレベーター又は階段をご利用ください。

TEL│03-6281-9256

MAIL|こちらから

開設時間|10:30 ~ 19:30

休業日|火曜日・祝日・年末年始

銀座・新潟情報館 THE NIIGATA

有楽町オフィス

〒100-0006
東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館8F
公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構(ふるさと回帰支援センター・東京)内

TEL│090-1657-7263

MAIL|こちらから

開設時間|10:00 ~ 18:00

休業日|月曜日・祝日・お盆・年末年始

ページの先頭へ