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ニイガタビト

新潟の自然に惹かれ、神奈川からIターン
- 建設の知識ゼロから現場代理人を目指して -

2023.03.28 掲載

株式会社小野組 新潟支店 シビルエンジニアG

井上 若菜さん

新潟市

神奈川県出身。地元の大学に進学し、法学部で環境法や社会保障法を通した街づくりを学ぶ。就活では、暮らしでも仕事でも「環境」を重視。自然と街のバランスのいい新潟を選び、自然保護につながる仕事として土木を志望。2021年4月に小野組に就職。休日の趣味はトレッキングと温泉めぐり。

「新潟で暮らしたい」がIターンの出発点

【Q.大学での専攻について教えてください。】

法律の中でも特に環境法や社会保障法を通して「環境」について深く学び、街づくりや防災を考える学科で学びました。フィールドワークが多く、講義の一環で山林などによく出かけていましたが、もともと自然が好きだったので、趣味と学びが一致していて楽しかったです。この学科の学生は、街づくりや環境に関わる団体や企業に就職する人が多く、私も入学時は公務員志望だったのですが、徐々に自然に関わる仕事がしたいと思うようになりました。


【Q.なぜ新潟県へIターンされたのですか?】

業界や職種を決める前に、まずどこで暮らしたいかを考えました。自然に囲まれて仕事ができること、生活面で便利であること、実家のある関東圏へのアクセスもいいことなど、自然と街のバランスが取れているところがいいなと漠然と思っている中で、新潟が浮上してきたんです。

大学で所属していたスキーサークルに新潟出身の人が何人かいて、何度も遊びに来たことがあり親近感を持っていたこと、ごはんやお酒がおいしいことのほか、調べてみると衣食住の満足度が高いとわかったことが選んだ理由です。


【Q.新潟の冬は心配ではありませんでしたか?】

雪も含めての自然ですから、心配というより楽しみでした。それに、先輩や友人にいろいろと聞いていたので生活への不安もなかったですね。家族にも早くから話をしていたので、両親ともにIターンについて理解してくれて、私の就職活動を応援してくれました。新潟には上越新幹線や関越自動車道があって帰省に便利だということもプラス材料だったと思います。また、圏央道ができたことで神奈川から関越道へのアクセスも格段に良くなりました。(都心を経由しなくてもよくなり、新潟への所要時間が1~2時間短縮)

就活のオンライン化が味方になった

【Q.就活はどのように進めましたか?】

一般的な就活サイトに加えて、新潟県専用の就活サイトに登録して、まず幅広く情報を入手しました。そこから徐々に日々どう働きたいかと考え、デスクワークとフィールドワークの両方ができる土木に絞って企業にエントリーし、オンラインの説明会で話を聞くことにしました。説明会やインターンシップがオンラインだと交通費や移動時間が掛からないので、Iターンにとってはメリットが大きかったです。

併せて、表参道のネスパスにある「にいがた暮らし・しごと支援センター」も活用し、相談員に就活について相談しました。ここは就職だけでなく移住についてのアドバイスももらえるので、すごく便利でした。就活のための交通費補助などの制度についても教えてもらえました。


【Q.小野組への入社を決めた理由を教えてください。】

土木を目指すと決めた時に不安だったのは、土木の知識ゼロの文系出身者を行け入れてもらえるかどうかでした。弊社は、知識や資格がなくてもかまわないと言ってくくれただけでなく、入社後の教育制度が充実していたことが決め手になりました。やりたいという気持ちだけでは専門性の高い建設の仕事はできないとわかっていましたから、社内教育制度は重視しました。また、説明会から面接、内定まで、関わってくれた社員の皆さんが温かく接してくれたことも心強かったです。


【Q.Iターン就職を考えている方にアドバスはありますか?】

今は就活全般でオンライン化が進んでいて、企業側の情報発信もHPだけでなくSNSなどを活用しているので情報を入手しやすくなっています。オンラインのインターンシップや説明会なら移動の手間がかからないだけでなく、気持ちの面でもハードルが低いですから、興味があるところにどんどん参加して選択肢を増やしていくといいと思います。情報が増えると動きやすくなりますし、いろいろ比べることで見えてくるものもあります。

いいなと思える企業や地域が見つかったら、観光がてら下見に行ってみるくらいの気軽さで動いてみてはどうでしょう。動いてこそ始まることがきっとあります。

にいがた暮らし・しごと支援センターのホームページへのリンク

現場代理人になってからが本当のスタート

【Q.現在の仕事内容を教えてください。】

入社後はグループの教育機関で土木の基礎をみっちり教えてもらい、その後、新潟支店の土木部門に配属されました。新潟市内のやすらぎ堤の護岸工事や、新潟西港の補修工事を経験しました。現場ではわからないことばかりで、先輩や協力業者さんに教えてもらいながら一つずつできることを増やしているところです。

西港の工事は、土砂が流れ出して環境汚染を起こさないためのブロック補修工事で、まさに大学で学んだこと。この仕事を選んだのは正解だったと実感しました。現場の指揮をする代理人の方が女性だったこともあり、今後の目標が明確になりました。


【Q.目標とは?】

土木施工管理士一級を取って、現場代理人を務めることです。いえ、目標というよりは、そこからがスタートなのだと思います。今はスタートに向けての努力期間、まずは二級を取得すべく勉強、勉強です。

居心地の良い環境で、仕事も趣味も楽しむ

【Q.新潟での暮らしはいかがですか?】

通勤や移動は基本車なので、首都圏では当たり前だった満員電車から解放されました。新潟市には高速道路やバイパスがあり、幹線道路も整備されているので移動しやすいですし、車内は自分だけの空間だから気を使わなくていいので楽ちんです。買い物にも便利だし、仕事終わりに温泉に寄ることもできます。
毎日の生活の中で、天候や植物、野鳥から四季を感じられ、自然が好きな私には最高の環境だと思っています。

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