2022.08.05 掲載
近藤與助(よすけ)工業株式会社
黒崎 正男さん
長岡市
◎黒崎さんのプロフィール
・出 身:新潟県長岡市
・移住時期:2017年春
・経 歴:高校まで長岡市で過ごす
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東京の大学へ進学
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東京の建築資材専門商社で5年間勤務(その間に結婚)
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長男の保育園入園のタイミングで長岡市にUターン
(現在は長岡市在住、鋼材卸売業の長岡支店に転職し勤務)
◎現在の暮らし
妻と2人の息子、義父母の6人暮らし
◎にいがた暮らしのおすすめポイント
海も川も山も近く、休日に出かける場所に困らないこと
【Q.移住前の経歴を教えてください。】
長岡で生まれ、大学進学を機に上京し東京の建築資材専門商社に就職しました。
首都圏の建築現場に建築資材を提供するのはスピードを求められる仕事で、やりがいを感じながら日々取り組んでいました。
【Q.いつ頃からUターンを検討し始めましたか?】
Uターンを初めて意識したのは、子どもが生まれた時です。
自分が育った穏やかな環境でこの子を育てたいと思いました。
妻も長岡市の出身なので、慣れ親しんだ場所で子供をのびのび育てられたらいいねと夫婦で
話し始めました。
子どもはのびのびと育ってほしい、そして私たちものびのびと育てたい。
交通量や治安を心配することなく、待機児童問題に悩むこともなく、自然の中で過ごせたらいいねと夫婦で話し始めました。妻も長岡市出身ですので、移住先は長岡市一択でした。
新潟県の就職情報サイトに登録し、Uターンに向けて情報収集を始めました。
長岡市勤務で転勤がないことと、東京で培った経験を活かすことができ、スキルアップすることができる就職先を探しました。
公私とも充実させるUターンを目指しました。
【Q.近藤與助工業を選んだ決め手は?】
転職活動の中で出会った近藤與助工業株式会社は、私の希望に合致していただけでなく、創業140年以上という大きな魅力を持っていました。企業は100年続くだけでもすごいことなのに、それを軽く超える歴史は驚きです。じっくりと腰を落ち着けて働きたいという私の思いにぴったりでした。
【Q.現在の業務について教えてください。】
私は今、土木部門を担当しています。建築がメインだった前職とは扱う資材が違うので、勉強が必要で知識領域が広がりました。さらに、当社では直接先方の社長に会うことが多いので、コミュニケーション力や対応力なども身に付きました。
知識や経験がレベルアップし、入社5年を迎えた今年、長岡支店でグループリーダーを務めることになりました。当社では、新卒や中途の区別はなくチャンスは平等です。努力や行動が認められて、大きな手応えを感じています。もちろんこれからもチャレンジを続けます。
土木の仕事では橋や道路などインフラ建設に関わるので、自分が携わったところを見られるという達成感があります。地域貢献というと大げさかもしれませんが、故郷の役に立てる仕事に就けて本当によかったです。子どもにもどんどん自慢していこうと思います。
【Q.Uターンしてきて生活はいかがですか?】
私たちは2017年春、3歳の長男を連れて長岡市にUターンしました。
子どもは第一希望の幼稚園に入ることができました。
私たちにとって長岡は故郷ですから、暮らしはすぐに慣れました。
私たちが子どもの頃と同じ風景を見て「長岡はいいなあ」とうれしくなりました。
山も川も海も満喫でき、休日は子どもが好きな釣りをして楽しんでいます。
さらに長岡市内には、乳幼児とその家族が利用できる子育て施設がいくつも整備されていて、安心して遊ぶことができます。
子どもがのびのびと育っていく姿をみて、私たち夫婦もうれしく思います。
地方では仕事が選べないかもしれない、買い物や生活が不便かもしれないと思ったこともありましたが、いい意味で予想は覆されました。私たちは今、地方の豊かさを公私で楽しんでいます。