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ニイガタビト

独自の強みをさらに強化するために
- 充実した福利厚生を活用できる体制整備「新潟電子工業」 -

2021.10.01 掲載

新潟電子工業株式会社 企画・営業統括 営業企画グループ 主任

土屋 昌規さん

新潟市南区

10・11月は「わくわくワークにいがたキャンペーン」とのタイアップ特集!
働きやすい職場づくりに取り組む県内企業の従業員の声をお届けします。

◎わくわくワークにいがたキャンペーンとは?
「働き方改革推進に向けた機運の醸成」と、「魅力ある・働きやすい新潟県の発信」を目的に、新潟で働きやすい職場づくりに取り組む企業の魅力や、そこで働く人の声を発信します。

\土屋さんってこんなひと/
◎出身など 1980年生まれの新潟市秋葉区出身。
◎経歴 小中高校、進学した新潟大学時代とすべて実家のある秋葉区から通学。大学院では自然科学研究科の道に進んだ後、新卒で新潟電子工業(旧シャープ新潟電子工業)に入社
◎わたしの会社のここが働きやすい!
・平均残業時間は月一桁(2020年度実績 1.0時間)
・半日や時間単位で多様な取得可能な有給休暇
・男性の育児休業取得
・会社補助で安価に利用できる社員食堂
・コミュニケーションを大切にする取組

残業時間が大きく削減

 私は農家の長男として生まれたので、なかなか県外に出るのが難しい環境でした。大学では電気工学を学んできたので、就職はエンジニアとして働ける会社を探していました。当時シャープの子会社だった当社に入社したいと思ったのは、やはり大企業の傘下にあったから。そういった環境でバリバリ働いてみたいと思い入社しました。夢が叶い、技術部門に配属されましたが、非常に残業が多く、疲れから休日は誰とも会いたくないし、話したくもない。そんなこともありました。しかし、会社の独立を機に、会社の存続に向けた他社との差別化として開発から生産のスピードを強みとするため、様々な社内改革に取り組みました。販売計画や生産指示のIT化をはじめ、業務体系の最適化、社内一貫生産ラインの構築を行うことで業務効率と生産性向上を実現し、結果として残業時間の削減や有給休暇の取得率アップに繋がりました。今では、月の残業時間は一桁まで大幅に削減されました。

働きやすい職場づくり

 2016年、MBO(M&Aの手法の一つ)により独立会社となった新潟電子工業。代表の岡崎淳社長に独立後に取り組んださまざまな施策についてお伺いしました。

岡崎社長:大企業の子会社だった当時も福利厚生制度はありましたが、なかなか利用できる環境や雰囲気ではありませんでした。そこで独立後は、会社の軸をしっかりと決め、みんなが気持ちよく、長く働ける環境を作ることを念頭に社内改革に取り組みました。会議の目的を見直す事で会議数が激減し、残業や休日出勤の減少につながりました。また、まかない食堂の新設、休憩コーナーの充実、時間単位での有給取得など、さまざまな取組みをこの5年で行ってきました。特に会議の目的の見直しは会社の存続を考えるいい機会でした。
 では、なぜこのような取組みを行ったのか。それはこれまで培ってきたアナログ電源技術をベースに、ソフトウェアや機構などの完成品まで自社で一貫して完結させることで、他社がまねできない、開発から生産のスピードを自分たちの強みとするためです。ムダがなく働きやすい環境づくりの実現は会社の存続を懸けた重要課題の一つでした。

合計21日間の育休取得

 5年前に営業部門に異動となりました。そして、昨年、三男が生まれたときに初めて育休を取得しました。長男、次男のときは男性従業員が育休を取れるような状況・雰囲気ではありませんでしたが、三男の頃には業務のサポート体制が確立されていたこと、また既に先輩が利用していたこともあり、育休を取得しやすい環境が整っていました。慶弔休暇や土日を含めて合計で21日間。妻には生まれたばかりの三男の世話に集中してもらい、長男、次男の世話、食事などを私が担当しました。妻自身もストレスなく、育児に臨めたようですし、普段はなかなか見られない子どもたちの表情なども見られて新鮮な時間でしたね。残業はほとんどないですし、土日祝日も休みなので、普段から子どもたちと遊ぶ時間や、家族で出かける時間が多くあり、本当に幸せだなぁと日々実感しています。家族と過ごす時間を大切にしながら働ける職場であることをたいへん嬉しく、誇りに思います。

IT化で休みやすい環境に

 さまざまな福利厚生制度があり、多くの社員に活用されているのですが、私のお気に入りは、多目的休暇制度です。これは個人それぞれの目的で年6回まで取得できる休暇で、ヘルスケアなどで利用する人もいますが、私はメモリアル休暇という形で、結婚記念日や妻や子どもの誕生日など、家族と過ごすために利用しています。こういった休暇が取得できるのも業務面でのサポート体制があるからです。営業グループの以前の業務スタイルといえば個人主義で非常に閉鎖的でした。しかし、今では週一回の定例会議で情報共有をし、お互いのお客さまの販売計画の情報などもIT化により営業メンバー全員で把握しています。おかげで私が休んだときに問い合わせが来ても代わりの者が対応できる体制ができています。さらには業務サポートをするグループも新設され、より一層営業活動に専念できようになりました。こういった体制があるおかげで快適に仕事ができ、充実した家族との時間を過ごせています。

他部署とのコミュニケーション

 社員間のコミュニケーションをとても大切にしており、それをサポートする制度や取組みも増えています。慣例化された会議を減らす一方で、担当間やグループ単位の細かなコミュニケーションを増やすことで連携が強化されました。私もたびたび技術メンバーの席で会話をしたり、実験室で議論したりします。福利厚生面では、それまではなかった社員食堂が新設されたり、社員が飲むドリンクが無料になったことで、会議とは異なる場で、もっとフランクな話が気軽にできるようになりました。また、コロナ禍でこの2年ほど実施できていませんが、前期と後期の方針発表会、年始の年始会というイベントでは、部署のメンバーだけではなく、製品を作っている現場の人たちも一同に介します。和気あいあいとした雰囲気の中で日頃からコミュニケーションを取れているからこそ、日々の仕事も円滑に進んでいるのではないかと思います。

新潟電子工業株式会社

◎所在地 :新潟県新潟市南区上八枚1310番地
◎業種  :製造業
◎従業員数:149人
◎業務内容:カスタム電源事業、BAT・INV・パワコン電源事業、標準電源事業、LED照明・ODM事業

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