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ニイガタビト

転職をきっかけに新潟の魅力に気づいた
- にいがた経済新聞の記者として新潟を発信 -

2021.05.27 掲載

有限会社にいがた経済新聞社 記者

鈴木 琢真さん

燕市

\鈴木さんてこんな人/
1995年生まれ。弥彦村で生まれ、子どもの頃に燕市に転居。高校を卒業するまで地元で過ごし、神奈川県の大学へ。卒業と同時に新潟へUターン。現在は「にいがたを、もっと身近に」をモットーに、新潟県の経済、地域、企業など地元に密着した情報を発信するウェブニュースサイト「にいがた経済新聞」の記者として働く。

憧れの県外の大学へ、充実した大学生活

 鈴木さんは弥彦村で生まれ、子どもの頃に燕市に転居し高校を卒業するまで地元で過ごしました。高校卒業後は「県外に出てみたい」という憧れと、「陰陽師」などの作品を手掛けた小説家の夢枕獏の母校が決め手となり神奈川県の東海大学へ進学。元々生粋の文系で、大学では興味のあった思想や文化を学びながら、図書館に入り浸って本を読んでいたそうです。
 音楽にも興味があった鈴木さんは、古楽器サークルに入り、ヴィオラ・ダ・ガンバ(スペイン発祥の、弓で弾く弦楽器)を演奏していました。「サークルに元々あったヴィオラ・ダ・ガンバは壊れていたんですが、とても音色が良かったので修理して使っていました。大学時代は本当に楽しかったですね」。

人生の転機、にいがた経済新聞社へ

 楽しかった大学生活を終え、家庭の事情により22歳の時に燕市に戻った鈴木さんは、塾の講師としてアルバイトをすることに。人と関わり、人に教える仕事にやりがいを感じていましたが、「さすがに就職しないとな…」と転職を決意。2年間のアルバイト生活に終止符を打ち求人を探す中、鈴木さんの目に留まったのは「新聞社の営業兼記者」でした。鈴木さん自身が文章と関わる仕事への願望があったこと、求人内容の珍しさからその会社に応募をすることにしました。
 「応募した翌日に面接があったんですが、次の日の朝に『明日から来られますか?』と連絡があって。あまりにも早く結果が来てびっくりしましたし、すごい会社だなと思いました(笑)」。
 この求人を出していた会社こそが、現在鈴木さんが勤務する「にいがた経済新聞社」でした。

悩みながらも成長を実感する日々

 初出社の日。出社直後の鈴木さんは初日から新潟県庁で取材することに。「よく分からないまま連れて行かれましたが、入社初日の最初の仕事が知事の取材になるとは思っていませんでした。」
 入社後は経験も無く慣れない仕事に悩むこともありました。「今まで経済や政治に触れることも少なかったので、最初は自分の知識の無さにかなり悩みました。相手が何を言っているのか分からないこともあって大変でしたね」。
 そんな鈴木さんも、今では記者としてバリバリ活躍する日々を送っています。
 「元々好きだった文学にも触れることができて、取材を通して多くの情報を知ることもできますし、1日で叩き込まれる知識量が他の仕事に比べて多いと思います。日々やりがいを感じていますし、自由な社風で自分のやりたいことをさせてもらえているので、こんなにありがたいことはないと思っています」。

県外から地元に戻ったことで、新潟の魅力を再認識

 にいがた経済新聞社の記者として取材をする中で、金物や洋食器など金属加工が盛んな燕市を取り上げる機会が多々あったといいます。これまであまり関心を向けていなかった地元の産業の取材を通して、徐々に鈴木さんの気持ちに変化が現れました。
 「なぜ燕市は金属産業が盛んなのか、歴史や文化的な視点で見つめ直すきっかけになりました。県外から帰ってきて改めて地元の産業の深部まで触れたことで、燕市の魅力や面白さに気付いたんです」。
 他にも新潟県の企業や文化、地形や特徴などにも興味を持つようになりました。「固定観念かもしれないですけど、自分が生まれ育った土地って、親しみがありますよね。深堀りしていくと、懐かしさと面白さが綯い交ぜになります」。

自分の趣味を楽しめる地元の環境

 忙しい毎日を過ごす鈴木さんですが、休日は趣味のバイクやガーデニングで日々の疲れを癒しています。ガーデニングが趣味のお母さまの影響で興味を持つようになり、今では自分で植物を買って育てているそうです。「長岡市には国営越後丘陵公園、三条市には造園・庭木の産地として有名な保内の植物園(保内公園)など、植物に親しめる場所が多くあっていい環境にいるなあと思います」。
 また、20歳の時に中型免許を取得し、休日はよくツーリングに出かけているそうです。
 「新潟はツーリングスポットが多いですよね。田上、加茂周辺には水田が続いている道があったり、弥彦のシーサイドラインは海を見ながらバイクで走ることができたりと気持ちが良いです。冬はもちろんバイクに乗れないですが、ゴールデンウィークに入ってから動かしています」。
 県外から新潟に戻り、地元の魅力を再発見した鈴木さんは、これからも記者として新潟に密着した情報を発信していきます。

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