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新しい働き方 第76回

幸せの感度

2015.03.11 掲載

vol4

魚沼市地域おこし協力隊

大野久美子さん

32歳 魚沼市在住

vol4

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Key word

 埼玉県飯野市出身。就職を機に約10年間東京に住む。30歳を過ぎた頃、ふと都会の生活に疑問が抱き、昨年度魚沼市が募集していたインターンシップ「茅葺き屋根の修復×古民家再生」に応募。現在は、魚沼市の地域おこし協力隊として横根地区を担当。

あ~、帰って来たなぁ

 久々に東京に行くと、真冬の突き抜けるような青空が広がっていました。
生まれてこの方、新潟に来るまでずっと太平洋側で暮らしていた私にとって、今まではそれが普通の事だったのに、なぜか今はちょっとした違和感。
真っ白な雪壁やグレーの空から舞い降りる雪がないと、不思議な気持ちになります。
魚沼に早く帰りたいと思いながら窓の外を、ぼーっと見ていると、気づけば越後湯沢あたりからは完全な雪景色。「あ~、帰って来たなぁ」と嬉しくなっている自分がいました。

魚沼で暮らし始めて、幸せの感度が上がりました。
今日は良い天気だ!やったぁ!!
お米が美味しい!幸せ!!
早く寝られる!嬉しい!!
雪が降ってきた!きれい!!
今まではあまり感じる事のなかった、ちょっとした事が本当に嬉しい。
幸せの尺度は人それぞれですが、美味しい・嬉しい・楽しい・きれいなどの言葉をずっと発していると、とても幸せな気分になってきます。
嬉しい時に怒っている顔の人はいません。
そんな私の顔を見た集落の人々は、
「お米が美味しいだけで幸せなんだ」
「雪なんて嫌なものなのに、きれいだと思えるんだ」
と、考え方が少し変わってきたように思います。
お金で買えない幸せを得た時が、人間本来の一番の幸せではないかと私は考えています。

自分の居場所

 地域おこし協力隊になり、さまざまな人と出会う中で、移住の決め手は『人』であると思っていました。
「この人ともっと一緒にいてみたい」
「この人にもっと学んでみたい」
と、強く思える相手に出会えるかどうか。
それは、人生においてもとても価値のある出会いであり、その場に留まる重要な要素でもあります。
しかしつい最近、もう一つ重要なものがある事に気づきました。
それは『居場所』です。
感覚的に求めていたため、ちゃんと考えた事はありませんでしたが、そこに自分の居られる場所があって、初めてそこに『居たい』と思うのかもしれません。
私はIターンで移住してきたので、そう思うのかなとも思いましたが、その土地にずっと住む人も、Uターンで戻ってくる人も、みんなどこかに『自分の居場所』があるからこそ、魚沼に居るのではないでしょうか。
集落の人に、なんでここに住んでいるのですか?と聞いたところ、「全国どこを探しても、自分の土地はここしかないからここにいる」と言われました。
その時はピンときませんでしたが、『居場所』を考えたときに『住居』はとても大切なものだと感じる事ができました。

秋から魚沼生活をスタートして

 茅葺き屋根の修復をしたくて、初めて魚沼市を訪れた一昨年の9月。
稲は黄金色に輝き、只見線の車窓から見る風景は、まさに日本の原風景と呼べるものでした。
仕事に誇りを持ち、太陽の出ているうちは朝から晩まで働く人々。
「雪がなければいいところだ」と笑いながら話す人々。
冬の雪に耐え、春の芽吹きを心待ちに過ごす魚沼の人々の強さと温かさに惹かれてこの地に住むことを決めました。
買物は、車がないと大変な事が多いです。
雪が降ると、家の前まで車で帰れないこともあります。
つるつるに凍った道路で転ぶと、結構痛いです。
でも、ここに帰ってきたいと思わせる何かが存在しています。

自分の居場所

 4回にわたるニイゲットのコラムを通して、自分の考え方や魚沼への想いを文章に変えて、たくさんの方々に見ていただくことができました。
泣いても笑っても、人生は一度しかありません。
その人生は、思い通りにいかないこともあるでしょう。
つらい事、悲しい事もあるかもしれません。
でも、それを凌駕できるほどの幸せがあれば、
楽しい人生が送れるに違いありません。
私は毎日心がわくわくしています。

自分の居場所をつくる事で、その地にずっと居たいと思う事ができると思います。
今、あなたに「帰りたい場所」はありますか?
帰りたい場所があるのであれば、そこがあなたの『居場所』です。

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