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ニイガタビト

地域を知るとおもしろさが広がる

2014.04.16 掲載

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がっとこむかめだ店長

阿部和志さん

27歳 新潟市在住

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 新潟市在住、27歳。生まれも育ちも新潟市。現在、新潟市江南区にある「がっとこむかめだ」の店長をしている傍ら、地域の魅力を伝える「まちあるき」活動や「アート系のボランティア」活動など、地域を盛り上げる活動も行っている。

私の好きな町「亀田」地域

 皆さん初めまして。阿部和志と申します。私は現在、新潟市江南区の亀田地域を拠点に活動しているNPO法人ボランティア亀田という団体に所属し、商店街にある「がっとこむかめだ」という施設で店長をさせて頂いております。私自身が、まだまだ働き方について暗中模索している状態ですので、逆にその過程を書いていけたらと考えています。また、私の大好きな「亀田」地域についての良さが、皆さんに少しでも伝わればと思います。つたない文章ですが、どうぞよろしくお願いします。
 
 ちなみに、皆さんは亀田というとまずは何を思い浮かばれますか? 「亀田製菓」、「イオン新潟南ショッピングセンター」、「JR亀田駅」あたりが、頭に浮かばれるのではないでしょうか。(私も4年前は、そうでした。)それでは、新潟が世界に誇る「亀田製菓」が戦後の小さな工場からスタートしたことはご存知でしたか?「イオン新潟南ショッピングセンター」が建っている場所から、平安時代の遺跡が出てきたことは?「JR亀田駅」が新潟駅よりも7年前に開業していたことは?そして、亀田の町がかつては『芦沼』と呼ばれて胸まで水につかって農作業を行っていた様な土地から、江戸時代に住民の人たちが新発田藩に願い出て一から築き上げてきた地域だと言うことは?
 意外かもしれませんが亀田という町は、実は凄い町なのです。

亀田との素晴らしい縁

 私もそうですが、意外に人って町を知っているのではなくて、その町にある施設やお店、または名前を知っているだけ、言い換えてみれば町を点としてしか知らないことの方が多い様です(私もそうですが)。それも、住んでいる人たちが知らないことが本当に多いんです。それって凄くもったいないことだと思いませんか!「仕事をしていたら、家になんて夜眠りに帰るだけだよ。」「私たち、出身は別の地域で、たまたま引っ越してきただけだから。」って声も聞こえてきそうですが、それでも自分が暮らしている地域にこんなに素晴らしいモノがたくさん有るのだと知ることって、絶対損じゃないと思います。

 そろそろ、コラムのテーマと全然関係のない話ばかりじゃないか。と言う声も聞こえてきそうですが、なぜこの様な話を出したかというと、現在の私の活動は、「亀田」で巡り会った数々の素晴らしいご縁と「亀田」という地域に魅せられたことから、偶然始まったことなのです。

「地域の主役」は「人」

 私は、小さい頃より祖父母から昔話などを聞かされていたせいか、小学校の3年生位から各地の民話や伝説に興味を持ち、今で言う『民俗学』の様なものに、とても興味を惹かれました。この頃から今も変わらずに、東京などの大都会へのあこがれよりも、日本各地にある地域への興味の方がとても大きかったと思います。余談ですが、仕事、趣味などに関係なく、とても生き生きと何かの活動をされている方達からお話を伺うと、結構な確率で小さい頃からその「事」や「物」が好きだった方が多い様です。

 私自身、「なんで現在の活動をしているのか?」と考えてみると、『こういうことが、昔から好きだから』という気持が一番の根底にある様に思えます。以外に、大小に関係なく何かの悩み事や迷ってしまった時は、小さい頃のことを思い出してみると解決への大きなヒントが転がっている様に思えます。

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亀田の素晴らしさを感じて

 話は少し戻りますが、冒頭の亀田について書いていながら、私自身も4年前までは亀田には縁もゆかりもない生活を送っていました。そして、色々な方々から突っ込まれるのですが、現在も亀田在住ではありません。しかし、だからこそ亀田地域の素晴らしさを純粋に感じることが出来、住民の方達の勿体なさが分るのだと思います。

 最近「地域再生」という言葉をよく耳にしますが、それには中からだけではなく外からもその地域に目を向ける存在があってこそだと感じています。実は「地域」って、生活をしている人たちはもちろんですが、その他にも出身者や私の様に魅せられた者を含めて、何かしら主体的に関わっている人たちみんなが、「地域の主役」なのだと思います。だって、日本という国だって最初から1つだった訳ではなく、たくさんの地域が集まって出来た国なのですから、そのことを考えると「地域が主役」であり、「地域の主役」は「人」なのだと思います。

 子供や若者が働く場所や暮らす場所について「何処でも良い」ではなく、「何処何処が良い」と皆が言える様になれば良いなぁとつくづく思います。不可能なことでは全然ないですよ。だってこのコラムを執筆されていた先輩方は皆さんそうなのですから。
 
 私は「Uターン」や「Iターン」って、とてもポジティブな考え方だなと思います。

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