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ニイガタビト

“地域” に貢献する県内企業
- 「情報」「人」を通じて魅力を伝える -

2013.12.18 掲載

フリーペーパー「Compass」編集長

西村純子さん

新発田市

ながおか地元就職・Uターンサポートデスク

浅井友和さん、西脇健太さん、児玉真美さん

県内には地域にこだわり“地域の発展”に貢献している会社が多くあります。そこで、今回は新発田の魅力を伝えるフリーペーパー「Compass」を発行している『街角こんぱす株式会社』、UIターン希望者と県内企業との橋渡しを行っている『ながおか地元就職・Uターンサポートデスク』の2社の取組をご紹介いたします。

新発田をもっと好きになる

 フリーペーパー「Compass」は毎月、3万7千部を発行して、そのうち2万5千部を新発田市内の各家庭にポスティングし、残りの1万2千部は新発田や村上市内のお店に配置しています。編集長の西村純子さんにお話を伺いました。
 “新発田をもっと好きになる”をコンセプトに、できるだけ記事が多くなるように意識しているので、読み物として読んで頂きたいと思っています。私の中では“マガジン”に近いイメージです。
 こういう仕事をしていると、必ずと言っていいほど「ネタは尽きないのですか?」と聞かれますが、ネタに尽きるどころか、テーマを1つに絞るのが大変なくらいです。それほど、新発田は魅力的な街だと思っています。

「Compass」に携わって

 仕事柄、様々な方からお話を聞くことができるので、とても参考になります。特に、新発田は手仕事の職人さんも多く、こだわりを持って仕事をされているので、お聞きしたお話を、どう伝えるかが腕の見せ所です。
 一方、「Compass」は広告収入のみで発行しているため、広告主の意向と「Compass」のコンセプトをどう折り合いを付けるか、苦労することもあります。
 また、新しい試みとして、事務所がある建物の1階にギャラリーをオープンしました。これは、「Copmass」で県内若手デザイナーの雑貨等も紹介しているのですが、掲載後に「購入したい」といった問い合わせが多いからです。読者の方がわざわざ遠方まで買いに行かなくてもいいように、「Compass」で紹介した商品をギャラリーに1ヶ月間展示・販売して、欲しい方が近くで購入して頂けるようにしました。また、お店を持たない若手デザイナーのPRの場になればとも思っています。

今だからこそわかる新発田の魅力

 高校生の時は、市内を歩くだけで知り合いに会うなど、狭い街に息苦しさを感じることもありました。しかし、実際にUターンして子育てしてみると、色々な方から声を掛けてもらえることが嬉しく、子育て環境としてとても良い場所だと感じました。城下町のため、日本的な雰囲気が至る所に残っていますし、何となく懐かしい気持ちになれます。
 首都圏との比較で言うと、精神的、時間的なゆとりがあるため、心豊かに暮らすことができるのではないでしょうか。ただ、私がこう言えるのも、一度首都圏での生活を経験したからだと思います。ずっと住み続けていたら、わからなかったかもしれません。

新発田を元気に

 今後も新発田を盛り上げる一つの手段として、「Compass」を活用していきたいので、できる限り発行を続けていくことが目標です。また、ギャラリーをもっと活用し、様々な人の交流の場となるように、例えばシンポジウムなども開催してみたいと考えています。
 他にも、県内の他市でフリーペーパーを発行している方々と交流・情報交換をできる機会があればと思っています。
 これからも、出会う方々から色々なことを吸収しながら、“新発田が元気になる”取組につなげていきたいと思います。

最近の採用状況

「ながおか地元就職・Uターンサポートデスク」の浅井友和さん、西脇健太さん、児玉真美さんにお話を伺いました。
 当社は本県へのUIターン希望者と県内企業に出会いの場を提供しています。具体的には合同企業説明会や就職に関する保護者様向け講演会などを開催しています。
 まだまだ採用に慎重な企業もありますが、全体的な傾向をみると、採用人数は確実に増えてきています。また、毎月都内で開催している個別相談会に参加する学生も確実に増えてきています。
 最近、インターネットの普及もあり、大手求人サイトなどで気軽に企業を検索することができますが、大手の求人サイトを活用することだけが就職活動ではありません。実際に五感で見たり聞いたりしなければわからないことがたくさんあるので、様々な所に足を運び、情報収集して欲しいと思います。

Uターン志向の若者増加

 学生さんたちと接していると、今までと比べて明らかにUターン志向の人が多くなっていると感じます。
 一度県外に出て進学や就職をした人は、知らない土地で一人暮らしをしたり、県内では経験できないような仕事やアルバイトに携わる機会があったと思います。特に、Uターンを希望する人であれば、そうした「県外での様々な経験を新潟県に持ち帰り“故郷の発展に貢献したい”“地域や社会のために活かしたい”」という強い気持ちが一番大切だと思います。そのような想いを自分の言葉で、きちんと説明できる人は内定を早くもらうことができますし、企業もそのような人材を求めています。

『新潟県』に目を向けてもらうために

 当社では、新潟県出身の学生の就職希望場所として、『新潟県』を選択肢に入れてもらうための努力が重要だと考えています。就職希望場所として、大都市圏が選択肢に入ることは仕方のないことかもしれませんが、その選択肢の中に初めから出身地の『新潟県』が入っていないとすれば、とても残念なことだと思います。
 実際にそうならないためにも、個々の企業がどうPRしていくかではなく、企業同士または官民が協力し合いながら、『新潟県』に目を向けてもらうための総合的な取組が必要であると感じています。遅くとも高校生のうちに“県内にこんなに素晴らしい企業がある”ということを知ってもらうことができれば、一度県外に出たとしても、就職活動がスタートした時に、『新潟県』が選択肢の一つに入ってくるのではないでしょうか。

情報を届ける橋渡しに

 当社は大都市圏で就職活動をしたいという人に対しては、もちろん、希望する場所で頑張ってもらいたいと考えております。その一方でUターンしたい、または迷っているという人に対しては、情報が伝わりきらないために、「仕事がないからUターンできない」という誤解が生じないよう、うまくサポートしなければならないと感じています。
 情報発信力がある大手求人サイトに掲載されている求人情報は、一部大手企業に限られているというのが現実です。しかし、例え大手求人サイトに掲載されていなくても、県内には優良企業がたくさんあるので、そうした優良企業の情報をきちんと発信し、橋渡しできることが当社の大きな役目だと思っています。

ながおか地元就職・Uターンサポートデスク『でーJobら、ねっと』へのリンク

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