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2021.08.12

新潟県

地方IT企業を探せ!大手企業やITベンチャーから起業、サテライト勤務

「にいがた暮らし」を検討している方のための情報キュレーションWebマガジン、にいがた暮らしINDEX編集部です!

 

地元に帰りたい、新潟で就職したい。「でも自分のやりたい仕事なんてない」と諦めていませんか?
地方にもIT企業で働くという道があります。
大手企業や首都圏のITベンチャーから起業した方だけでなく、東京の仕事をそのまま続けるサテライト勤務まで、様々な働きかたを紹介。

 

※記事出典:ニイガタビト(にいがた暮らし
記事の内容はニイガタビト取材当時の内容です。

 

 

■大手IT企業からの転身、新潟でメガベンチャーをつくる

最初にご紹介するのは、新潟市にUターンをした立川 和行さん。
(記事本文はこちらから:https://niigatakurashi.com/people/22411/

 

新潟市内の農家のセガレとして生まれ、高校卒業後に慶應義塾大学に進学した立川さん。
就職氷河期の時代ではあったが、漠然とIT関連企業に携わりたいと考えていたそう。しかし「やりたいこと」が見つからなかったために、就職人気ランキング企業の上位からエントリー、最初の職場、NTTドコモに就職。

 

大手企業で、入社3年目にして経営企画部に異動。3年勤めた後、支店の法人営業部で営業や企画に従事、再度本社への異動となるタイミングで退職をすることを決めました。
2011年6月、30代というビジネスパーソンとしての人生の転機で、人と違うキャリアを選んでみたいと熟考した末に下した結論が、Uターンして実家のカガヤキ農園(有限会社エーエフカガヤキ)で働くということでした。

 

カガヤキ農園のインターネット通販サイト立ち上げやDX化をきっかけに、新潟の産業を補助金などで支援するNICO(にいがた産業創造機構)での補助メニューを知り、2014年4月に株式会社ユニークワンを創業しました。
地方の広告業界は、ホームページ制作からチラシデザインまで「何でも屋」が求められる傾向がありますが、ユニークワンはデータ分析にこだわり、インターネット広告・SNS運用に特化したデータマーケティング企業です。新潟市だけでなく、金沢市、仙台市、東京都渋谷区と事業エリアを拡大し、地方発のメガベンチャーを目指しています。

 

 

\立川さんの経営する会社/

 

株式会社ユニークワン
地方のIT化をリードする地方発のメガベンチャー
デザイナー、エンジニア、デジタルマーケターだけではなく異業種、異職種でも転職歓迎。

マーケティングに強みを持つ企業だけあって、その福利厚生も非常にユニーク!

 

  • 実名アカウント運用で支給「Twitter手当」
  • 会社に近ければ近いほどもらえる「賃貸住宅手当」
  • 社内コミュニケーションツールSlackで感謝を伝えあう「ピアボーナス制度」

 

コーポレートサイト
https://unique1.co.jp/

 

 

■東京のITベンチャーから、妻の出身地である新潟でIT起業を

次にご紹介するのは、新潟市にIターンをした谷 俊介さん。
(記事本文はこちらから:https://niigatakurashi.com/people/2447/
※記事・社名は2014年当時のもので、現在は株式会社クーネルワーク 代表取締役。

 

東京生まれ、東京育ち。祖父の出身地が新潟ということや、妻が新潟出身ということから新潟にインスピレーションを感じ、起業の場所として選んだという谷さん。
今では、インターネット通販サイトの運営から派生し、新潟市内のショッピングセンター内にリアル店舗の出店を果たすなどビジネスも多角化し、テレビのコメンテーターなども務めるなど、すっかり新潟の顔になっています。

 

大学在学中から東京都内のITベンチャーで働き、会社の業績も好調ではあったものの、仲間が一人、また一人と辞めていくのが常態化。東京でのIT企業勤務は競合も多いため仕事量が多く、過酷な勤務環境に疲弊していくことも多いそう。
古くからの仲間が辞め、新しい人が入ってくるたびに人間関係は希薄化し、仕事のやりがいを見失っていったという出来事が、谷さんを新潟での起業に結びつけていきました。

 

「半径5メートル」くらいの人間関係を大切にしたいと始めたのが、新潟の農家や作り手の面倒を一気に引き受ける形で運営するECサイト「新潟直送計画」です。
写真撮影、現地取材から、商品ページの作成、編集、在庫の変動などに伴う面倒な更新作業は全て代行し、配送管理やお客様との連絡などの業務一切を引き受け、これまでネット販売に踏み出せなかった新潟の生産者達が、低コストかつ手軽に商品を販売することができるような仕組み、というのが特徴です。

 

 

\谷さんの経営する会社/

 

株式会社クーネルワーク
Webサイト制作を基軸に、Webのコンサルティング事業、インターネット広告、SNS運用支援やグラフィックデザインなど幅広くWebソリューションを展開しています。

事業の幅も深さもエリアも徐々に拡大して仲間を増やし続けているので、あなたに合った仕事が見つかるかも?

 

  • 生産者を支援する提案型営業・コンサルタント
  • 県内最大規模の産直ECの運営・販促担当
  • Webサイトのフロント、サーバーサイドエンジニア
  • WebのUI/UXや、パッケージ・ロゴ等のデザイナー

 

コーポレートサイト
https://cunelwork.co.jp/

 

 

■あなたの勤務地が地元になる、サテライトオフィス勤務

最後にご紹介するのは、2017年上越市にサテライトオフィスを設置した株式会社テラスカイ、Iターンの原 諒太朗さんと、Uターンの箕輪 雄太さん。
(記事本文はこちらから:https://niigatakurashi.com/people/23842/

 

お笑い芸人の「厚切りジェイソン」さんが部長を勤めるSIer(システム・インテグレーター=情報システムの導入検討から保守までを一貫して提供するIT企業)が株式会社テラスカイです。東証一部上場企業の、サテライトオフィス第一号が上越市にできたのは2017年のこと。

 

古くからの町家を改装したオフィスに、所長として就任したのが神奈川県出身、Iターンの原さん。「元々住む場所にはこだわりがなく、海外じゃなければどこでもいいかなと思っていた」と縁もゆかりもない上越市への移住を決めたそうです。
そんな原さんが、立ち上げのメンバーに選んだのが地元出身の箕輪さん。地元に戻りたかったわけではなく「仲の良かった同級生も地元には残っていなかったですし、東京は便利で楽しい。ペーパードライバーになってしまったこともあり、最初は新潟での生活が不安でした」と、複雑な気持ちだったそうですが、いざ移住してみると満員電車から解放されるというメリットも。

 


クラウドサービスを展開している企業ということもあり、テレワーク中心での仕事には全く支障がなかったようです。そのほか、オフィスを地方に移したことによるメリットは、以下のようなものがあるとのこと。

 

  • 片道1時間以上の電車通勤が、10分に
  • 会議室などを予約しなくても使えるオフィス環境
  • 大所帯のオフィスではないので仕事に集中できる
  • 地域の中でコミュニケーションが生まれるオフィスを実現

 

\原さん、箕輪さんの勤務する会社/

 

株式会社テラスカイ
クラウド専業の大手システムインテグレーター

 

今後の展望としては、上越サテライトオフィスに積極的に地元出身の人の採用をしていきたいとのこと。

 

上越サテライトオフィスでの取り組み

 

  • サテライトオフィスの開設に伴う、Iターン・Uターン社員の雇用
  • 歴史ある町屋をリノベーションしたオフィスを通じた地域社会との交流
  • 地域の子どもたちへ無償でプログラミング講座を実施
  • 小・中学校へ無償でIT出前授業を提供

 

コーポレートサイト
https://www.terrasky.co.jp/

 

 

●新潟県でもITを武器に世界の最先端の仕事ができる!

T企業で働きたい。転職を考えている方がおっしゃることですが、一口にITといってもさまざまな職種・業種があります。
ソフトウェアやサービスを扱う企業の中でも、Webデザインからプログラミングなどの制作会社から、アプリを作る会社、それを活用して広告や集客につなげている会社などさまざまです。今回はソフトウェアサービスを作る会社を中心にご紹介しました。
新潟県内では半導体の製造などハードウェアに携わる会社も多くあります。さらには農業分野で通信技術を活用したアグリテックの会社や、建設現場でITを活用する企業も増えてきています。

 

県内発のITベンチャーから、東証一部上場の大手企業まで。おもしろいITの県内企業求人を見つける企画も今後情報展開していきますのでお楽しみに!

 

また、Uターン、Iターンするのに必ず転職しなければいけないわけではありません。仕事を変えないまま地元で働き、地元に貢献するスタイルも新潟県では作れちゃいます!

新潟県ではサテライトオフィスのように、県外企業の進出を支援しています。

 

  • 現地調査費用(旅費、交通費)最大40万円補助
  • オフィス賃料の最大6割を補助
  • 人件費や人材確保費用を1/5補助(最大5年間)
  • 法人事業税などの税制優遇

 

詳しくは「にいがた企業立地ガイド(https://www.pref.niigata.lg.jp/site/sangyoritchi/)」へ

 

まずは、一人で調べたり悩んだりするだけではなく、現地にいる移住コーディネーターや相談窓口に連絡してみることをお勧めします!

 

 

●新潟県への移住相談ならまずはこちらへ

にいがた暮らし・しごと支援センター
「にいがた暮らし・しごと支援センター」は、新潟に興味をお持ちの皆さまに、
新潟の「暮らし」と「しごと」に関する情報提供や、移住に向けた支援を行う総合相談窓口です。
https://niigatakurashi.com/soudan/

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