2020.09.29
「こんな新潟なら帰りたい」をテーマ(ネタ)に、新潟出身者で交流して盛り上がる、
Uターンイベント「にいがた若者座談会」vol.1を8月23日(日)にオンライン開催しました!
県外で暮らす新潟出身の方をはじめとして、Uターン経験のある県内在住の方など、「新潟」を共通にもつ方々が集まって、
総勢60名で新潟暮らしについて話し合って交流しました。
お題は「アフターコロナの理想の新潟暮らし」。
こんな時だから、新潟出身者も考える、
・新潟での働き方
・新潟での暮らし方
・新潟との関わり方
を様々な意見を聞きながら話し合い交流しました。
今回は、その様子と様々な参加者意見を紹介していきます!
ファシリテーターに大塚眞さん(十日町市在住、TURNSアドバイザー)、コーチ役・ゲストとして、後藤寛勝さん(東京在住、Flags Niigata代表)、竹内義晴さん(妙高市在住、NPO法人しごとのみらい 理事長)が参加して、交流が行われました。
竹内さんから、ご自身で実践する二拠点居住や複業の実際、その魅力を話してもらい、これからの働き方に悩む参加者に対して「働き方よりも暮らし方、生き方を明確にすることが大事」とのアドバイスがあったり、
「学生でも複業は可能ですか?」という質問には、コーチの後藤さんから「まずは“複属”がいい。仕事に限らず、プロジェクトに参加していく。そこから、ビジネスにしていくという段階を踏むのがいい。」という新しい視点も示されました。
ワークショップでは、様々な意見が出て、新潟のために何かしたいけれど、誰に相談していいのかわからない、やりたいことの着地点がわからない人が多いということが判明、
最後に、Flags Niigataでもグループを作り繋がっていこうという後藤さんからのメッセージに、今後への期待感が膨らみます!
≪ファシリテーター≫
大塚 眞さん
(十日町市在住、『とかとこ』経営ディレクター、TURNSアドバイザー)
十日町市を拠点に、イベントの進行役、ライター、カメラマン、移住促進事業でのファシリテーターなどを行う。
「多拠点」「複業」を実践
≪コーチ≫
後藤寛勝さん
(東京都在住・新潟市出身、Flags Niigata代表)
学生時代から地域との関わり方を模索し続け、
現在は、東京で働きながら「Flags Niigata」で同世代の「新潟との関わり方」をプロデュース
≪ゲスト≫
竹内義晴さん
(妙高市出身・在住、NPO法人しごとのみらい 理事長)
妙高市にUターン。“断然、地方での副業推進派”を宣言し、
企業のブランディングや広報、研修講師や講演と活動の幅を広げる。
「リモートワーク」を実践
参加者が手作りしたグラフィックレコーディング。参加者の意見を見える化してくれました!
こんな風に参加者がイベントに関わってくれるところも座談会のいいところ♬
座談会で出た参加者意見のサマリーを紹介します!
同じようなことを感じている新潟出身の方はいませんか?
次回、10月18日の座談会では、いただいた意見も踏まえて、
少し具体的に話し合えるような、新潟暮らし(Uターン)をより身近に感じてもらえるようなプログラムを用意したいと思います!
新潟出身のみなさま、次回座談会に是非ご参加ください♬
≪8/23座談会で出た参加者意見(一部、サマリー)
・コロナがきっかけで、場所を固定せず仕事はできる。以前ほど東京にいる意味はなく、働き方を考えていきたい。
・働く拠点を増やして複業したい。
・コロナがきっかけで、環境や価値観が変わった。
・理想の暮らしは、ストレスを感じない生活、自分のやりたいことが出来る暮らし。
・問題は新潟で仕事があるかどうか。
・複業をみつけるには、自分が出来ることを言葉に出して色んな人に伝えたり、マッチングサイトを活用することだと思う。
・聞きたいこと、悩み、やりたいことをワンストップで相談できる窓口がほしい。
・起業したいが誰に相談すれば良いか分からない。仕事のマッチングや起業のやり方を行政が気軽に教えてくれると嬉しい。
・上京して新潟に戻ってこない友達が多い。みんな魅力的な仕事がないと言うが、もし、明確にやりたいことが決まっていないなら、東京or新潟はどちらでも良く、生まれ育った新潟で働くという選択肢があっても良いのではないか。
・「どこで働くか」ではなく、何を頑張るか。頑張りたいと思えることを新潟でみつけることができるような支援が大事
・新潟でやりたいと思うことが出来る環境づくりが大切。
・同じ志を持った人を県内でマッチングするプラットフォームが必要。
・半農というスタイルで働くか迷っているが、収入面で不安がある。
・柔軟な考え方を持つ学生が夢を諦めてしまわないように、様々な選択肢を考えられるように、県内企業や働き方を紹介することが有効。
・地域おこし協力隊に興味があるが、実際に協力隊で頑張っている人の話を聞ける機会や情報はなかなかない。
・新潟にある仕事のことを、実は全然知らない説。
・移住を検討していて、コロナで具体的な動きができない中、同じ悩みを持つ人と話したい。
・コロナで職場の環境が⼤きく変わり、漠然と考えていた「Uターン」を強く考えるようになった。東京で働くことも⼀つだが、⼈との繋がりを持ちやすい地元で働くことも良いのではないかと価値観が変わった。
・在宅勤務をしてみて、「新潟でもいいんじゃないか」という気持ちが⽣まれた。在宅でも働ける会社に魅⼒を感じている。転職をするか迷うが、東京か新潟か、決めきれていない。
・コロナで強く感じたのは、新潟の当たり前の魅⼒。⾷べ物や水が美味しかったり、⾃然との調和があること。新潟にいる⼈の話を聞くと、東京よりはストレスが少なくて、我慢することも少ないのではないか。東京には物はあるが、「余⽩」がない。1⼈1⼈が持てる「余⽩」の広さってとても贅沢だと思う。
・新潟との関わりは、帰省するくらいで、イメージも高校時代から止まっていたが、見つめ直した時に「自分は全然何も知らない」ことに気付いた。新潟で暮らすことを前提に考えていない人が持つ新潟のイメージは、高校時代で止まった、社会を知らない状態でのイメージで、実は、新潟には企業や趣味のスポットはたくさんある。それに気づいてない⼈が⼤勢いるのではないか。
・理想は、80%は東京の仕事、20%は新潟の仕事。もしくは逆でも良い。⼈と会ったり話すことが好きなので、残りの20%は本業外の⼈と接する仕事をしたい。ボランティアに参加するのも良いが、その先に稼ぐという⽬的が欲しい。
・シャアハウスに住みながら、そこに住む人たちと仕事を楽しみたい。お互いに学び合って暮らしたいという淡い希望。
・上京時には新潟の魅力は分からなかったが、その後に離れた立場から新潟をみることで分かってきた。「新潟=田舎」というイメージは、何もないという意味ではなく、何かができる「余白」があるという考え方もできる。地域コミュニティとの繋がりもゆるく持ちたい。⼀定の距離も持って繋がっているという環境にいたい。
・新潟の生活に明確なイメージがない中でUターンしたが、週末にアウトドアを楽しむなど、充実した生活を送っている。重要なのは「お金」だと思う。お金があることで地元の楽しみ方にも気づくことができると思う。一方、お金だけで比べると東京の生活に劣ってしまう。自然の中で遊べたりする環境だけではなく、収入を確保できる就職先や働き方など、新潟の魅力を享受できる暮らし方を教えてほしい。
・新潟で充実して暮らしているという具体的な事例がたくさんあると良い。
・新潟は、パソコンを使った仕事が少ないというイメージがある。新潟でクリエイティブな仕事をすることは諦めないといけないというイメージがある。
・子育ては新潟でやりたいが、家族が東京で働いているから難しい場合など、新幹線代金の支援や、東京でもリモートで働ける環境があれば良い。
・各市町村の移住者を、働き方・暮らし方で細かく分類して発信するのが良い。
・上京前に体験できなかった遊び方や趣味の見つけ方を知りたい。遊びや趣味を充実させている人の情報もほしい。
・人との繋がりが大事。新潟で何をするか漠然と考えることがある中、新潟出身の人と繋がって同じ悩みを共有したり、一緒に活動できる機会があると良い。
・やりたいことを形にしてくれるサポートがあれば良いが、東京で仕事をしながら、そこにコミットすることは難しく、時間が過ぎてしまう。「新潟」から「東京」に近づいてきてくれたら良いのに。
・移住したくてもできないのは、新潟or東京という捉え方がされているから。新潟+山形・長野など、広範囲の情報が欲しいし、東京にいながら気軽に新潟と行き来できるような支援があると良い。
8/23座談会はこんな皆様から参加してもらいました!初参加の方も大歓迎!
10/18座談会に是非ご参加ください!
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