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2021.03.19

湯沢町

首都圏のIT企業社員が、新潟県でリモートワークをしてみた 〜越後湯沢編 3日目〜

この記事は、首都圏在住のIT企業に勤務している社員の方に、新潟でのリモートワークを体験してもらい、その感想やメリット、デメリットなどのリアルな声を記事化したものです。

 

2日目は休日、温泉に浸かってリフレッシュできたDさん。

 

最終日は出勤日、果たして地方でのリモートワークはうまくいくのでしょうか?
(2020年11月28日(土)〜11月30日(月)に実施したものです)

 

1日目

「初めての新潟出張、無茶振りからのスタート」

 

2日目

「疲れ目に効く?秘境感満載の温泉でリフレッシュ」

 

3日目

「ペレットストーブでぬくぬく快適リモート」

 

それでは、新潟県湯沢町でのリモートワーク3日目、最後までお付き合いください。

 

 

早起きからのオンラインアポ

 

いよいよ最終日。

 

といっても、1日目、2日目ともに休日だったため単にローカルな旅を楽しんだだけのような気もするが、今日は出勤日だ。

 

しかも、午前中からクライアントとの重要なアポイントメントが入っており、その後もやることは山積み。

 

昨日は大事をとって早めに寝たこともあり、朝6時には目が覚めた。

外は快晴。少し肌寒いが朝の空気が気持ちいい。

ゆっくりと支度をして、8時には作業開始。

 

きら星BASEのコワーキングスペースにはハンモックやビーズクッションも設置されており、リラックスして作業ができる。

 

 

ただし、今日は午前中からクライアントとの会議だ。
さすがに重要な会議をオープンスペースで行うのはプライバシー的に問題があるが、きら星BASEには打ち合わせ用の個室がある。

 

 

ここなら安心して会議ができそうだ。
Zoomをつなぎ、オンラインでの会議スタート。

 

新潟でリモートワークをしているというと、クライアントも興味を持ってくれた。地方でのリモートワークは、アイスブレイクのネタとしてはすごく良さそう。

 

そのおかげもあってか、無事に打ち合わせも終わり、昼休み。

 

コワーキングスペースで出会った入居者の方といっしょに、おすすめのそばを食べに行くことになった。

 

都内のコワーキングスペースを使うことも多いのだが、利用者同士でコミュニケーションを取る場面はほとんどなかった。

 

こういう偶然の出会いは、地方のコワーキングスペースならではの魅力かもしれない。

 

ランチは、「へぎそば」というこの地域の特産品。
つなぎに布海苔という海藻を使ったそばを、「へぎ」といわれる器に盛り付けた、新潟県の魚沼地域発祥のそばらしい。

 

 

この記事によると新潟県内では割とメジャーらしいが、初耳だった。

 

https://howtoniigata.jp/article/jimoto/6703/

 

舞茸の天ぷらがめちゃくちゃジューシー。

 

 

新潟はきのこの生産量が日本2位だそうで、これもこの地域で採れたものとのこと。

 

へぎそばも2人でシェアしてもかなりのボリューム。
これまで、そばは軽食に分類されるものだと思っていたが、いい意味で常識を覆された。

 

 

ストーブ前でぬくぬくリモート

 

贅沢な昼休みが終わり、きら星BASEに戻って仕事再開。
午後はアポイントメントがなかったので、たまっていた資料作りに取り組むことに。

 

ペレットストーブの前にテーブルを設置し、ぬくぬく環境でもくもく作業。

 

 

もちろんWi-Fiも飛んでいるので、Zoomでの社内ミーティングもスムーズ。
このあたりは首都圏でも地方でも条件はほぼいっしょ。いや、むしろスペースが広く取れる分地方の方が贅沢かもしれない。

 

 

独り暮らしだと、家での仕事はなかなか集中できないこともあるのだが、コワーキングスペースだと周りに人がいるので、集中力が上がる気がする。

 

 

休憩時間は温泉でリフレッシュ

 

たまっていた資料作成もサクサク進み一段落。
リフレッシュすべく、徒歩5分の江神温泉浴場へ。

 

 

見た目は銭湯っぽいが、由緒ある温泉らしく、地元の人に愛されているそうだ。

 

お湯は43℃とかなり熱め。昨日のぬるめの貝掛温泉とのギャップがすごい。
休憩時間ということもあり、さっと浸かっただけだが十分に温まった。

 

リモートワークでは、通勤時間を別の時間に充てられるというのが利点の一つだが、この江神温泉のように徒歩圏内に温泉があると、休憩時間に温泉に入ってリフレッシュできるのだ。

 

また、休日なら少し足を伸ばして貝掛温泉にゆっくり浸かり、平日なら近くの江神温泉にさっと浸かる、というような使い分けもできそうだ。

 

温泉地ならではの贅沢だなと感じた。

 

 

湯沢暮らしはハードル低め?

 

きら星への帰り道、地元の不動産屋さんの物件情報が目に入った。

 

写真の物件はいずれも購入価格。
ほとんどが100万円以下で購入できるというのに驚いた。

 

 

湯沢町はバブル期にスキーの聖地として人が押し寄せ、当時建てられた大型のリゾートマンションが50棟以上も存在するらしい。

 

今回僕を湯沢に連れてきた知人は、その一室を格安で購入、移住し、リノベーションしながら住んでいるそうだ。なんでも、物件内見から1ヶ月以内に契約してしまったそうだ。
たしかに、この金額なら一括でマンションが購入できるし、その分で内装を自分好みにリノベーションすることもできる。

 

そんな彼の一押しが、こちらの鱒(ます)どまりというスポット。

 

 

この時期は少し寒々しいが、夏は川底が見えるほどに水が透き通り、絶好のアクティビティスポットになるそうだ。

 

 

地元の子どもたちはこの崖の上から飛び込んで遊んでいるとのこと。
実際覗き込んでみたが、ちょっと想像がつかないくらいの高さだった。
(もし飛び込みたいという勇気のある方がいたら、十分に気をつけてください、本当に高いです)

 

 

 

まさかの上司飛び入り参加

 

そんなこんなで、再びきら星で仕事をしていると、新潟に出張に来ていた会社の上司が現れた。近くまで出張で来ていたそうで、オンラインmtgができる場所を求めて来たとのこと。

 

 

この後、オンラインでの採用面接があり、今後同僚になるかもしれない応募者の方と少しだけ挨拶させてもらった。

 

今日は早起きできたことと、仕事もスムーズに進んだので、少し早め、17:00には業務終了。
面談終わりの上司と二人、越後湯沢の駅へ向かう。

 

お土産は昨日購入済だったので、そのまま17:37の新幹線で帰途についた。

 

上野までは1時間ちょっとであっという間、つくばエクスプレスに乗り換えて最寄駅である柏の葉キャンパスへ、帰宅したのは21時過ぎ。
次に新潟市への出張が入ったら、越後湯沢駅で途中下車してみてもいいなと思った。

 

また、リモートワーク続きで、対面でコミュニケーションを取る機会が減ってしまっていた上司とゆっくり話ができたのも思わぬ副産物だった。

 

 

まとめ

 

新潟でのリモートワークに興味を持った方のために、今回の気付きをまとめる。

 

 

①「週末+1日」はお試しにぴったり

 

今回は、たまたま金曜に新潟市への出張があったため、金曜は新潟市泊、土・日・翌月曜日を湯沢で過ごしたわけだが、週末は雄大な自然の中で温泉やローカルグルメを楽しみつつ、月曜日は朝からスムーズに仕事に取り掛かることができた。

 

さらには、仕事の合間にもコワーキングスペース利用者の方との交流など、ローカルならではの新しい出会いがあったのが新鮮だった。

 

 

②湯沢では車がなくても大丈夫

 

地方でしばしば困るのが二次交通の問題だが、湯沢町は非常にコンパクトな町なので、宿はもちろん、コワーキングスペースやスーパー、飲食店、さらには温泉なども全て徒歩でアクセスできる。

 

 

③新潟県は南北に長い

 

新潟県は南北に長い。湯沢なら東京から新幹線で1時間ちょっとで着くが、新潟市まではさらにそこから新幹線で1時間弱くらいかかる。
逆に言えば、新潟県の玄関口である越後湯沢駅を起点にして、新潟県内のコワーキングスペースを巡るといったような働き方もできるかもしれないと感じた。

 

もし、この記事を読んで地方でのリモートワークに興味を持っていただいた方がいたら、最初のお試し場所としてぜひ湯沢町をおすすめしたい。

 

ただし、冬の湯沢に行く際は、防寒対策はお忘れなきよう…。

 

 

infomation

江神温泉浴場

住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢1-1-8
Web:https://egamionsen.com/
 

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