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ニイガタビト

子育てをしながら働きやすい職場の実現
- 業務の多角化を支える子育てママ世代の活躍「株式会社バウハウス」 -

2021.11.19 掲載

営業担当

江口知美(えぐちともみ)さん

広報担当

井上郁双(いのうえかなみ)さん

10・11月は「わくわくワークにいがたキャンペーン」とのタイアップ特集!働きやすい職場づくりに取り組む県内企業の従業員の声をお届けします。

◎わくわくワークにいがたキャンペーンとは?
「働き方改革推進に向けた機運の醸成」と、「魅力ある・働きやすい新潟県の発信」を目的に、新潟で働きやすい職場づくりに取り組む企業の魅力や、そこで働く人の声を発信します。

\江口さんってこんなひと/
◎出身 新潟県阿賀野市
◎経歴 幼少期を阿賀野市で過ごし、その後新潟市へ。高校卒業後は飲食業に就職。知人の紹介で2008年からバウハウスにて勤務中。

\井上さんってこんなひと/
◎出身 新潟県新潟市江南区
◎経歴 新潟市内の高校を卒業後、専門学校へ進学。その後、派遣会社に就職するも、結婚・妊娠を機に退職。「子育てしながらでも働ける仕事を」と2018年からバウハウスにてパート勤務を開始。

◎私たちの会社のここが働きやすい!
・子どものための急な休みでもサポートしあえるあえる体制
・自分のペースで仕事ができる(在宅勤務も可能)
・同世代のママが多く、子育てに関し職場の理解がある

活動の幅が広がった営業職

江口さん:弊社はもともと、ビルメンテナンス業を軸に、持続可能な地域づくりを目的とした事業を展開しています。ビルメンテナンスのほかには、障がい者就労事業、障がい者アートレンタル事業、公民連携(PPP)事業、飲食事業を行っています。私は、もともと事務職として入社しましたが、2人目の子どもを出産し、育児休業から復帰した5年前から営業担当に異動となりました。理由は、そのころからビルメンテナンス以外の事業が続々と伸びてきたためです。始めは不安もありましたが、代表からは「女性が表に立つことが必要。今後は女性ならではのアプローチが大事になるから」と背中を押していただきました。実際に営業担当として仕事をしてみると、内部の事務仕事を担当していたころより、外部の関係者とのやりとりが増え、活動の幅が広がることが楽しく、自分に向いていると感じています。

柔らかいアプローチで業務が円滑に

事業の多角化が本格的となった2017年からバウハウスでは女性のパート雇用が増えたそうです。その経緯に関して、会社の代表を務める肥田野(ひだの)社長にお話を伺いしました。
肥田野社長:業務拡大に伴い、仕事のコアタイムとなる10時から15時くらいまでの間に働ける方を探していたところ、子育てママ世代の方が働ける場所がないという話を耳にしました。そこで、この方々を雇用してみたらどうだろう、と募集をすると、思いのほか応募があり、採用しました。採用当初は、勤務時間に縛りがあることや、子どもの急な体調不良などで休まなければいけないことなど、労務管理上、一定の配慮が必要な点に、苦労することもありました。しかし、業務にプラスの部分が数多くあり、今では弊社の貴重な戦力として活躍してもらっています。例えば、障がい者事業においては、物腰が柔らかいアプローチでコミュニケーションを円滑にしてくれますし、現場に女性ならではの視点を取り入れることで多様性も生まれます。弊社の業務は女性ならではの空気感が非常にあっていたのだと思います。

情報共有し、サポートできる体制を

江口さん:弊社はパートを含め90人の社員がいますが、7割が女性で、そのうち本社に勤務する正社員、パートは9名です。子育てママ世代の方を採用するに当たり大きな課題の一つであった、勤務時間の縛りや急なお休みなどは、県が主催するワーク・ライフ・バランス推進事業を利用し、専門家の意見を参考にするなどして、課題解決に取組みました。具体的な取組は、人員増に加え、業務内容を共有し、チームで仕事を進めるようにしたことです。
 日報やその日の動きなどはチャットワークというツールを使い、リアルタイムで共有します。プロジェクトを進める上で必要な情報は、誰でも外出先から直ぐにアクセスできるよう、クラウドストレージを利用し、情報を共有しやすい環境を整えました。そうすることで、当日急にお休みする人がいてもサポートしやすい体制をとることができます。また、金額の大きい契約案件以外は各自にある程度の裁量も与えられているので、自分で仕事のスケジューリングができる所もこの職場で働きやすいと感じる点です。

コロナ禍以前から、在宅勤務が可能な職場

井上さん:私は結婚・妊娠を機に前職を退職し、出産後は「子どもの世話をしながら在宅でできる仕事を」と思いウェブデザイナーのスクールに通いました。卒業後はフリーランスとして仕事をしようと思っていたのですが、何もかも初めてで、どうやって仕事をとっていいかも分からない。そんなときにひょんなご縁から弊社の代表と知り合い、「自由な働き方(『出社できないときには在宅勤務もOK』『時間の融通もつけやすい』等)で広報の仕事を手伝ってくれないか」と声をかけてもらい入社を決めました。子どもが病気のときはお休みをいただいたり、在宅で仕事をしたりすることもできるので、非常に助かっています。前職では私が休むと誰かに仕事を代わってもらうのが難しい職場でした。上の子がよく熱を出して、保育園から電話がかかってくると非常に気まずい思いをしながら休みをもらっていましたので、そういうストレスがないのは非常にありがたいです。

同世代のママがいるからこそ

井上さん:同じ職場に同世代のママがいるという点も働きやすさにつながっています。子育ての面でも相談ができますし、お互いが共感し、理解し合えていると感じています。だからこそサポートができるし、「今日はもう帰ったほうがいいよ」なんてことも言えたりします。小さいことかもしれませんが、こういったこともワーク・ライフ・バランスにつながっていると思います。

株式会社バウハウス

◎所在地:新潟県新潟市中央区堀之内南1−32−16
◎業種:サービス業
◎従業員数:90人(正社員5名)
◎業務内容:ビルクリーニング・フードサニテーション事業、障がい者就労事業、障がい者アートレンタル事業、公民連携(PPP)事業、飲食事業

株式会社バウハウスのホームページへのリンク

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