2012.03.09 掲載
新潟というと、のどかな田園風景が広がるイメージがあるかもしれませんが、ファッションビルやこだわりのショップが集積し、賑わいをみせている地域もあります。
2回に分けてお届けするうち、今回は、ラブラ万代にオフィスを構えるショップの店長さんにお話をお聞きしました。
ラブラ万代の5階全フロアに店舗を構える新潟ロフトの店長 剛谷信行さんに、なぜロフトが万代に出店したのか、ロフトの店舗の特徴などについてお聞きしました。
「ロフトは全国に70店舗以上出店しており、各都市に1店舗を目指し、現在も新規店が続々とオープンしています。新潟には5年前のラブラ万代オープン当時から出店していますが、池袋、渋谷、有楽町などの大型店の次に位置づけられる中型店舗です。それだけ万代の立地と集客力に対する期待度が大きいからです。おかげさまで売上げ、購買人数ともに近年上がってきており、今後もさらに期待が持てる店舗です。当初のターゲットとしていた20代~30代だけでなく年輩の方や、週末にはファミリー層も多く来店されます。」
「ありがたいことに雑貨といえばロフトとお客様に認識してもらえているようで、雑貨の問い合わせが非常に多いです。ロフトはオリジナル商品でなく他でも扱っている商品を集積している店ですので、商品をいかに楽しく見せられるかという演出に力を入れることで、他社との差別化を図っています。また、新潟店限定の独自の企画を差し込んで、地域らしさを出す取り組みもしています。」
次に、ラブラ万代3階に店舗を構えるFrancfranc DESIGN FOR LIFE新潟ラブラ万代店の店長 藤井寛子さんにお話をお聞きしました。
「当社のメインターゲットは当初20代~30代のスタイリッシュな女性であり、万代はそのような女性が好むハイセンスな店舗が立ち並んでいて、誘客が見込めることから万代への出店を決めました。
現在は男性や年輩の方もターゲットに入れた落ち着いた雰囲気やアートを取り入れたディスプレイにより、客層を広く設定しています。
当社は東京都内を中心に全国150店以上を展開していますが、都心よりも広い売場面積を確保できていることも万代店の特徴です。」
「都会のスピードと新潟のスピードは違います。その土地柄にあったラインナップを揃え、新潟で受け入れられるものを提案しつつ、流行のスタイルを追っていくようにしています。
仕事帰りに万代を利用することも多いのですが、店舗数が多く、しかもコンパクトにまとまっているので非常に利用しやすいと感じています。」
両店舗ともに、万代の集客力に魅力を感じ、出店を決めたといいます。平日の昼間に取材をさせていただいたのですが、たくさんのお客さんで賑わっていました。ただ、今年は大雪の影響で、客足が遠のいた時期があったといいます。その分、これからの季節に期待を寄せて、両店舗ともに商品をプロデュースしていくそうです。
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