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ニイガタビト

スポーツのある暮らし
- スポーツが熱い新潟!スポーツを取り入れた暮らし -

2009.09.29 掲載

日本文理高校の準優勝に沸いた夏の高校野球、現在開催されているトキめき新潟国体とそれに続くトキめき新潟大会、プロサッカークラブ「アルビレックス新潟」を始め、バスケ、野球、スキーなどのプロスポーツチームが新潟にはあり、スポーツへの盛り上がりとそのレベルの高さが窺えます。
スポーツをする人だけでなく、観る人、支える人も楽しめる、新潟はそんな地域でもあります。今回、新潟県で推進している総合型地域スポーツクラブの紹介と、スポーツに関わりのある方々へのインタビューを通じ、スポーツのある暮らしぶりをお伝えします。

「総合型地域スポーツクラブ」の広がり

 県内では各市町村に、総合型地域スポーツクラブを設置しようと市町村と連携して取組を進めています。
 総合型地域スポーツクラブとは、子どもから高齢者まで世代を問わず、複数の種目を楽しむことができるクラブです。運営は会員である地域住民の会費で賄われますが、スポーツ活動だけでなく、仲間づくり、地域づくりといった役割も担っています。

日本海スケートパークHPへのリンク

社会人サッカークラブチーム「ジャミネイロ」の活動

 新潟はサッカークラブチームの活動が盛んな地域です。今から5年前に社会人サッカーチーム「ジャミネイロ」を立ち上げ、現在キャプテンとしてチームを牽引している高橋啓一さんにお話をお聞きしました。取材時も、チームの雰囲気のよさが伝わってきて、キャプテンである高橋さんの人柄がチームカラーに出ていました。

 「ジャミネイロ」は、新潟で4部ある社会人リーグの2部に所属しています。「向上心があり、サッカーをやりたい人なら誰でも」がコンセプトで、お笑い芸人さんから、元アルビ選手やアルビの通訳さんなど、メンバーは多種多彩です。
 毎週木曜日の夜が練習日になっているほか、日曜日に試合が入ることが多いです。練習のない日はジムへ行ったり、知人のフットサルチームの練習に入れてもらって体を動かしています。練習に行くのが嫌だと思ったことは一度もありません。
 アルビレックスと同じ本格的な練習メニューを取り入れていますし、元プロ選手が加わったことで、より多くのことが学べ、良い刺激を受けています。

「メンバーとはいい関係が築けています」

 活動をしていてよかったことは、人脈が広がったこと。ジャミネイロは年齢層が21~41歳と幅広いのですが、スポーツの世界でよく言われる厳しい上下関係はなく、楽しい雰囲気の中、サッカーをしています。何でもフランクに話せるチーム。サッカーはチームプレーが重要ですから、その点、メンバーといい関係が築けています。日ごろは別々に活動しているメンバーがサッカーという共通のツールを通して、同じ目標に向かっているので自然と結束力が生まれます。学生時代の部活に少し似ていますね。技術の向上だけでなく、人とのつながりが保てることもスポーツの魅力のひとつです。

新潟はサッカーに関してアドバンテージがある地域

 新潟のスポーツに関してまず言えるのが、アルビレックスというプロサッカーチームが果たしている役割の大きさ。アルビのおかげでサポーターが多いのはもちろんのこと、サッカー人口も増え、レベル向上にもつながっています。
 試合を見て楽しんで、実際に競技したいと思ったら、その環境も整っている。とくに、スポーツ施設は、数年前に比べると格段に整備が進んでいます。冬はスポーツができない地域だととかく思われがちですが、冬でも平気でやっています。
 新潟はサッカーに関してはアドバンテージがある地域。また、サッカーだけでなく、整備されたスポーツ施設が多いので、県外からの利用者も多い。皆でアルビを盛り上げたり、スポーツ交流ができたらいいですね。

日本で最大級の室内スケートパーク、世代間交流も魅力

 村上市にある日本海スケートパーク。7年前にオープンしたこの施設は、平野英功さんのスケートパーク設立にかける熱い思いが実を結んだ施設です。平野さんにお話を伺いました。

 この施設を創設した頃は、スケートボードは一部の若者しかやらなかった。それが今では小学生から社会人まで幅広い世代に広がっています。目的も、趣味として、サーフィンやスキーのトレーニングとして、スポーツ競技としてといったように様々です。高速道路を利用して三条からスクールに通っている方もいます。このくらい大きい施設は珍しいので、東北や首都圏、時には北海道や九州から来られる方もいます。スケートボードに関わらず、スポーツって世代を超えた交流ができるのもいいですよね。考え方や生き方、ファッションなどみんな違っていいんです。それがいい刺激になります。ひとりの世界に塞ぎ込むより、外へ出てスポーツをすると視野が広がりますよ。

まずは動き始めること。そうすると課題が見えてきます

 大学卒業後、地元村上にUターンし、11年前からサーフショップを経営しています。若者からスケートボード施設がほしいとの声を受け、「よしつくろう!」と村上市に相談。実際に動き始めると、超えなければならないハードルが次々に出てきました。施設の耐震性は?事故があったら?維持管理は?など。まさにゼロからのスタート。地元NPOや地域の方々のサポートは本当にありがたかったですね。現実問題として、かなりの資金が必要で、ひとりで商店街を一軒一軒廻って、趣旨を説明し寄付金を募ったこともありました。
 何も行動せずに頭で悩むよりも、まず実際に動いてみると具体的な課題が見えてきます。この踏み出した一歩は、点から線へ、線から面へと変化し、いつか大きなムーブメントになり、地域、行政を動かすことが出来ました。
 大業を成し遂げたかのように聞こえるかもしれないけど、自分の根底にあるのは「適当」とか「シンプル」な考え方です。単純にしたいことをやっているだけなんでしょうね。

夢は変わっていいんです。でも常に持ち続けてください

 先日、新発田市の小学校で小学生に自分のこれまでの体験談をお話する機会がありました。夢は変わってもいいけど、とにかく夢を持ちなさいというメッセージを伝えてきました。この話は子供たちの心に響いたらしく、子どもたちが元気な姿を取り戻したと、校長室で感謝の言葉をもらいました。夢が変わること自体はいいんですよね、夢が持てないよりはずっと。夢に向かって努力した経験がないと、自分が親になった時、子供に何を話しても説得力がないですからね。
 今の自分の夢は、スケートボードでの国際交流。もともとはアメリカから入ってきたカルチャーなのですが、アジアにあまり普及していない。村上を拠点にスケートボードがアジアにまで広がったらうれしいですね。 

(終わりに)スポーツ施設が充実している新潟

 新潟はスポーツ合宿も盛んです。学生、社会人はもちろん、毎年多くのトップアスリートが合宿に訪れています。充実した施設はもちろん、都心から2時間というアクセスの良さやご飯のおいしさも選ばれる理由のようです。
新潟におけるスポーツ環境は数年前に比べ、施設整備もその活動も格段に進歩しました。高橋さんや平野さんのようにクラブや施設を立ち上げた方々の功績も大きいと思います。このスポーツ環境に恵まれた新潟で、スポーツを取り入れたライフスタイルを始めてみませんか。

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