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ニイガタビト

農のある暮らし
- 農を取り入れたライフスタイル -

2009.08.27 掲載

 近年ライフスタイルに農業を取り入れる方が増えています。
 新潟市、長岡市では100人以上の方が農業ボランティアとして、休日などに農家のお手伝いをしています。市民団体、関係NPOでも農業体験、ボランティアをすることができます。
 新潟で農を取り入れたライフスタイル、始めてみませんか。

「生産者と消費者の新しい関係」

 市民団体縁農村では、安心な農作物をつくりたいという農家を、会員が農作業することでサポートしています。現在、約60名の会員がおり、登録農家からの依頼を受けて農作業のお手伝いをし、そのお礼として農作物をいただくという生産者と消費者の新しい関係を築いています。

縁農村へのリンク

片野さんインタビュー1 「なんて楽しい世界」

 この縁農村の活動に参加して7年になる片野奈緒美さんにお話をお聞きしました。片野さんは、新潟大学在学中から縁農村の活動に参加し、卒業後、県内スーパーの鮮魚部門で働きながら、「食育」の活動に取り組んでいます。
 
 「なんて楽しい世界なんだろう」と最初はすごく興奮しました。農業というとつらいとか大変というイメージがあったのですが、みなさん目がキラキラしていて活力に満ちています。私も子供のころから植物の世話や庭いじりが好きだったので、同じように農や食に興味を持っている者どうしで語り合うことができ、とても楽しい時間を過ごしています。

片野さん2 「筋肉が目覚める感じで疲れが抜けます」

 土にさわるってことだけでも楽しいと思います。先日も田んぼの草取りに参加したんですが、リフレッシュできてとても気持ちいいですね。仕事をしているとどうしても疲れがたまってしまいますけど、農作業をすることで普段使っていない体の筋肉が目覚める感じで、疲れが抜けていくのがとても心地よいです。
縁農村事務局
 電話 090-5308-9928(柳・各種問い合わせ)
 電話 090-4730-2817(白神・入会申込)

「新潟市農業サポーター(ボランティア)制度」

 新潟市では、農作業をしたい、園芸や野菜づくりを学びたい、健康づくりをしたいとお考えの方から、「農業サポーター」として登録していただき、農業に理解を持ってほしい、労働力が不足している農家のお手伝いをしてもらっています。

新潟市農業サポーター事務局(新潟市役所食と花の推進課内)
電話 025-226-1798

佐藤さんインタビュー1 「観察力が磨かれます」

 出版社にお勤めをしていて、勤務のない週末だけ新潟市農業サポーターとして活動している佐藤大輔さん。佐藤さんに活動を始めたきっかけ、感想、若者へのメッセージなどをお聞きしました。

 30歳を過ぎて自分のライフプランを考えた時、デスクワークだけの毎日でいいのかという疑問を抱き始めました。自然とつながっていたい、農業と関わりたいと思ったのがきっかけです。
 農業は原因と結果がはっきりしていておもしろい。手間をかければそれだけおいしいものが出来るし、失敗するにも必ず原因があり、観察力、洞察力が磨かれます。また、農家の方とのコミュニケーションも魅力の一つです。「農」という共通のフィールドを通じて、いろんな方と触れ合うことができ、毎回、どんな話が飛び交うか楽しみです。

佐藤さん2「バランスの取れたライフスタイルです」

 将来的にもずっと農業とは近い距離にいたいですね。自分の子供たちにも、とれたてのおいしい野菜を通じて、農業に関心を持ってもらいたいです。サポーターになって、ますます新潟のことが好きになりました。出版社に勤めているので、もっと新潟の農業と食の魅力を発信していきたいですね。
 東京の方が暮らしやすいという人もいるかもしれませんが、新潟は海あり、山あり、食べものがおいしいというアイデンティティがある。そのおいしい食べ物づくりに関わることができ、いい経験をさせてもらっています。平日のデスクワークと週末の農業というバランスのとれた生活も気に入っています。農業との距離感、付き合い方を考えた時に、こういった選択肢がある新潟もいいんじゃないかなと思います。

小林さん「人も自然も農業もみんなつながっています」

 農業サポーターを受け入れている小林農場の小林勝さん。ご自身がもっているノウハウ、野菜をおいしく育てる秘訣を、ユーモアを交えながら、楽しく教えてくれます。作業中も小林さんの明るい人柄から、サポーターとの楽しいおしゃべりは尽きません。時には、とれたて野菜、新鮮食材でバーベキューをすることもあるそうです。

 
 どこの農家も人手が足りないのが現状。収穫・袋詰め・出荷と決して一人ではできない作業ばかりなので、サポーターさんが来てくれると本当に助かります。安全・安心、地産地消、食糧自給率問題など、食に対して消費者の関心が非常に高まっている時期でもありますが、まずは野菜の本当のおいしさを知ってもらいたいですね。
 まっすぐ突き進む人生もいいと思います。でもふと周りを見渡した時に、農業風景が目に入ってくるのが新潟です。人も自然も環境も農業も循環していて、どれもつながっています。ライフスタイルに農業を取り入れてみるのもおもしろいですよ。 

長岡市でも農業のお手伝いをしてもらえる方を募集中

 長岡市農政課で大地まるごと学事務局をしている稲川美沙子さんにお聞きました。稲川さんは農家さんとお手伝いをする方のコーディネートや大地まるごと学のブログを通じて、農業の楽しさを発信しています。

 農業の楽しさを多くの人に知ってもらいたい、土と戯れてもらいたい、そんな思いから始めた制度です。初級、中級、上級コースとありますが、まずはあまり難しく考えず、初級コースに申し込んでみてはいかがでしょうか。太陽の下での作業はとっても気持ちがいいし、健康になったという声も聞かれます。若い方からの参加も多く、昨年度、長岡まつりで帰省した際にお手伝いをしていかれた学生さんもいました。長岡市在住者だけでなく、どなたでも参加できます。

大地まるごと学運営協議会事務局(長岡市役所 農政課内)
電話 0258-39-2223

大地まるごと学へのリンク

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