2011.09.16 掲載
vol1
つなぐ株式会社 代表取締役 つなぐディレクター
相馬 理恵さん
36歳 胎内市
vol1
[ニイゲットでは、UIターンされた方や生き生き働いている方の声を寄稿していただくコーナーを新しくスタートさせました。今回は、相馬理恵さん(胎内市在住)からの寄稿コラムです。]
はじめまして新潟であなたとわたしのとびっきりの笑顔のために働き、暮らしている「つなぐ株式会社」代表取締役/つなぐディレクターの相馬理恵と申します。
わたしは、和みのジャムとシロップのお店 相馬理恵のやさいあめ【穂のか菜のか】を立ち上げたばかりの、起業家のヒヨコ組です。
常に、つなぐというキーワード、軸で動いているわたしが起業した経緯と今とこれから新潟からチャレンジしたいコトを、ここでは、お伝えしたいと思います。
最初に、今、たくさんのご縁がつながって、又はつなげていただいて、たまには、わたしもつなげて、新潟で生まれた小さなブランド【穂のか菜のか】が、歩き始められているコトに、感謝を申し上げたいと思います。
ブランドストーリーは、20代前半に、冷えが原因と考えられる大病を2回ほどしたことから始まります。病後は、自分が冷えであることに気づかず、特に肩こりや頭痛に悩まされていました。
そんな中、親身に相談にのってくださっていた医師の方から、ヨガや太極拳で、ゆったりと、呼吸をしながらカラダを動かしてみてはどうか?というお話をしていただきました。
当時、レッグウオーマーや腹巻など夏場でも放せないような状況であり、なんとなく、白湯を朝晩飲む【白湯健康法】もスタートしていました。
そして、偶然に、ヨガを教えてくださる場所が見つかり、その先生から食についても教えていただき、野菜のことやマクロビオティックにも興味を持つようになりました。
次第に体調もよくなり、冷えもさほど感じなく自然となっていました。考え方や暮らしの軸をシンプルで、素敵かどうかにおけるようになり、新潟から世界に向けて発信できるシンプルで素敵なブランドづくりに目標をおきはじめたとき、さらにたくさんのご縁をいただきました。
たとえば、にいがた産業創造機構主催の創業塾で出逢った 伝統野菜をつくる 農家の方、野菜ソムリエの先輩方々、一緒に勉強した方々、新潟を愛してやまない方々、会社づくりにアドバイスや励ましのお言葉を頂戴している経営の諸先輩方々、財務、マーケティング、ブランド戦略、デザイン、企画、広報のメンター、アドバイザーの方々、メンタル的に大きな支えをいただいている友人、家族。。。ここに書ききれないほどの方々のご縁が少しずつ、自分が動いて行く中でつなげられ、つなげて参りました。
30代に入ったとき、ぼんやりとはしていましたが、ココロとカラダにやさしい美味しさを形にし、素敵なコト、モノにして、女性にお届けしたいと考えるようになりました。
「農家の伝統野菜枝豆大峰かおり」を見事、復活させた、農家に伺うコトも増え、ほんの少しかじりはじめただけですが、農業のことや現状も少しだけお手伝いをする中で勉強をさせていただきました。
わたしの新潟暮らしでは、おいしく新鮮な野菜や果物をそのままいただける機会も多く、このシンプルなおいしさをお届けするコトに軸を置き、長い時間をかけて自分自身が実践してきた【ココロとカラダを温める】ことをミッションにしようと決めました。
そうした中、ほどなく、当社の重要な原材料であるやさしくて懐かしい甘さの伝統水あめ【米飴】とも出逢い、新潟発の和みのジャムとシロップのブランド【穂のか菜のか】が生まれました。ご縁がなければ、生まれていなかったと思います。
平成23年6月に、にいがたの【おいしい×たのしい】を発信する「shop&café」で、【穂のか菜のか】のチャレンジショップを開店させていただいております。
食品は、お客様の口に入って、繰り返していただけるかどうかが、重要なポイントとなります。そして、世界を目指すには、やはり新潟でのお客様とのご縁が大切だと考え、おおよそ、毎月テーマを変えつつ、シロップとジャムのおいしく楽しい食べ方をご提案する会を開催しております。9月は、[スパイスジンジャーシロップ]と[とびっきり苺ジャム][とびっきり桃ジャム]などを使った秋の和みドリンクとしての、ジャム・シロップのご活用法をお伝えする、【ゆったりおうちで飲む生姜】試飲会を開催しております。
あるときは、2回目のご来店をいただいたお客様から、とびっきり苺ジャムは、牛乳に入れて子供さんのおやつにしている とお話を頂戴することができました。さっそく、POPや他のお客様にお伝えする言葉として、ご縁をつなげさせていただいております。
そして、にいがたの雪を降雪機で体験できる 新潟ふるさと村アピール館では、当社のジャム、シロップを使った アイスクリームでもかき氷でもない、新スイーツ 【美雪】のレシピを担当させていただき、今年の夏、大変ご好評をいただきました。
胎内市の自宅には、薔薇の庭があります。家族で10年くらいかけて作り上げた庭です。
このような、ゆったりとした乙女ゴコロになれる女性のための空間を、当社のジャム・シロップをつかった飲み物をご提供できる場所として構築することを今からチャレンジしてまいります。
また、ミッションは、かわらず【あなたとわたしの笑顔づくり】です。
つなぎ続けることを新潟で暮らし、新潟から環を造りあげ、循環させることとして、会社という組織を肩肘はらずに、実践してまいります。
改めて、これまでいただいたご縁、これからいただくご縁に感謝の気持ちを忘れず、新潟から世界に向けて、新潟で歩みを止めず、新潟から一歩ずつ進んでいこうと思っております。
大好きな山も海もある自然豊かな新潟の空気感を、製品・サービスを通して、お届けできる新潟人だからこそできることをして、シンプルに素敵で暮らして行きたいと思っています。
ご縁があって、この寄稿文を読んでいただきありがとうございました。
素敵なご縁に感謝です。
つなぐ株式会社
代表取締役
つなぐディレクター 相馬 理恵
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