株式会社スミック 新潟支店 販売一課
高橋 優樹さん
新潟市
新潟市江南区出身。新潟の高校を卒業後、千葉の大学にて経済学を専攻。大学3年次に新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、地元でのキャリアを志し、Uターン就職を決意。新卒でガラス・サッシ・住宅設備機器を扱う企業に入社し、新潟支店にて営業職として従事。現在は実家で家族とともに暮らしている。
【Q.県外の大学へ進学したきっかけを教えてください】
高校卒業まで新潟で過ごし、「関東での生活を経験したい」、「実家を離れて一人暮らしをしてみたい」という思いから、県外の大学への進学を決意しました。大学では経済学を専攻し、ビジネスの仕組みや社会の構造について基礎から学ぶ中で、それまで漠然としていた“働くこと”へのイメージが具体的になり、前向きにキャリアを考えるきっかけとなりました。
【Q.関東での生活はどうでしたか?】
新潟では味わえないような刺激にあふれた日々を過ごすことができました。関東には全国各地から多様な人々が集まっていて、新潟にいた頃よりも幅広い価値観や考え方に触れる機会に恵まれました。この4年間は学業だけでなく、人間関係の面でも大きな学びがありました。特にフットサルサークルでの活動や飲食店でのアルバイトを通じて、人との適切な距離感や上下関係の大切さを体感できたことは、自分にとって貴重な経験だったと感じています。
【Q.Uターンを決めた理由を教えてください】
刺激的で楽しい日々を過ごしていた一方で、ふと「関東にずっと住み続ける生活って、自分に合っているのかな…」と思い始めました。帰宅してもどこか落ち着かず、「関東はあくまで“遊びに行く場所”かもしれない」という思いが次第に強まっていきました。そんな大学3年生の頃、新型コロナウイルス感染症の流行を機に、改めて地元・新潟での生活に戻りたいと思い、Uターンに向けた就職活動を始めました。
【Q.具体的にどのように就職活動を進めましたか?】
はじめに、学内で開催されたUターン就職向けの説明会に参加しました。新潟の企業の説明を何社か聞く中で、地元での就職にさらに興味を持つようになりました。
その後、コロナ禍で大学の授業がすべてオンラインになったことをきっかけに新潟の実家で生活していた際、朱鷺メッセでの合同企業説明会に参加しました。企業担当者と直接話ができる機会を通じて、企業ごとの特徴や雰囲気を比較しながら、就職先の選択肢を広げていきました。
説明会に行くようになった初めのころは 、自分がどんな仕事をしたいのかが分からず、なかなか志望先を絞れませんでしたが、企業ごとの比較や 自己分析を重ねる中で「人と関わる仕事がしたい」という軸が明確になっていきました。この軸をもとに新潟県内の企業を選び、4社のインターンシップに参加しました。最終的には、社員の人柄や社内の雰囲気に惹かれて、今の会社への入社を決めました。
【Q.現在のお仕事について教えてください】
今は、住宅向けのガラスやサッシ、住宅設備機器などの建築資材を扱う会社で 、営業として働いています。工務店や販売店などのお客様からご相談をいただき、実際に現場へ足を運んでニーズをヒアリングしながら、最適な商品を提案しています。
提案から納品、施工まで一貫して関わるため、社内の色々な部署との連携も欠かせません。たとえば事務や工事担当とやりとりをしながら、納期を調整したり、図面の内容をすり合わせたりと、細かい部分まで丁寧に調整を図ります。お客様と社内部署の両方から信頼されるように、日々の積み重ねを大切にしています。
【Q.お仕事でやりがいを感じる瞬間は?】
色々な瞬間にやりがいを感じますが、その中でも最も大きく感じる場面は、難しい案件が自分の想定通りにうまく進み、取引先や施主様から「ありがとう」と言っていただけたときです。中には既製品では対応しきれない要望もあり、既製品を加工して特注のような形で対応することもあります。細かい調整が必要で大変ですが、無事に納品できたときはとても達成感がありますね。施工に立ち会うことも多いので、施主様から直接感謝の言葉をいただける機会があるのも、この仕事の魅力だと思っています。
【Q.新潟での暮らしはいかがですか?】
自然が身近にある環境で、毎日気持ちよく過ごせています。関東のような満員電車や人混みがないので、ストレスなく、穏やかな気持ちで暮らせているのが嬉しいですね。
営業なので移動も多いのですが、山や海、田んぼが広がるような場所に行くと、ふと気持ちが癒される瞬間があり、仕事にもよい影響があると感じます。
プライベートでは、入社してから会社の人たちに勧められてキャンプを始めました。ソロキャンプ好きの人が多くて、キャンプグッズを貸してもらったり、「こうすると快適だよ」なんてキャンプの極意(笑)を教えてもらったり。仕事だけでなく、プライベートでも自然に癒されています。
【Q.新潟の魅力について教えてください】
たくさんありますが、一番の魅力は、人のあたたかさと、自然と都市機能がほどよく共存している点だと思います。
仕事柄、初めてお会いする施主様のご自宅に伺うことが多いのですが、初対面でも丁寧に接してくださったり、お茶を出してくださったりと、どこへ行っても歓迎されているような雰囲気があります。そうした温かい人とのやり取りが、新潟の大きな魅力だと感じています。
また、自然が身近にある一方で、街としての機能も整っていて、「田舎すぎず都会すぎない、ちょうどよい暮らしやすさ」があるのも魅力のひとつです。個人的には、東京まで新幹線一本で行ける距離感も気に入っていて、関東の友人にも気軽に会いに行けるのが嬉しいですね。
【Q.Uターンを考えている方にメッセージをお願いします】
Uターン就職を考えるとき、県外に住んでいると情報収集や面接のための移動など、思うように進まなかったり、費用がかかったりと大変なことも多いと思います。
しかし、「絶対に地元へUターンする」と初めから選択肢を絞ってしまうと、視野が狭くなってしまうこともあるので、エリアにこだわらず、興味のある企業はできるだけ積極的にチェックしてみるといいと思います。インターンシップ等に参加するなどして、なるべく多くの企業を見て比較することをおすすめします。
ネット上の情報だけでは分からないことも多いので、会社の雰囲気や社員の人柄は、実際に肌で感じるのが一番です。自分自身、インターンシップに参加したことで志望先が大きく変わり、最終的に「ここで働きたい」と思える会社に出会うことができました。いま、その会社で働けていることに、とても満足しています。
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