県内企業へUターン転職
Uターン
2024年2月
岐阜県可児市から新潟市に移住した金澤淳一さん(40歳)と佳那さん(38歳)夫婦。現在、2歳と5歳の子どもを育てながら、充実した毎日を送っています。移住したのは2023年10月のこと。きっかけは、新潟市に住む淳一さんの両親が高齢になり、近くで暮らしたいと考えたことでした。
「私が40歳の節目を迎えるので、ちょうどいいタイミングかなと。新潟に縁もゆかりもない妻も賛成してくれたので移住の準備を進めました」(淳一さん)
さっそくいくつかのエージェントに登録し、転職活動をスタートした淳一さんでしたが、無事に転職先が決まり、満を持して新潟へUターンしたのも束の間、なんと、会社の都合で急遽県外へ転勤しなくてはならなくなってしまいました。
そこで淳一さんは、新潟県が運営する「にいがた暮らし・しごと支援センター」※を活用することに。実は、最初の転職活動を始める時にいくつか登録したエージェントのうちのひとつが「にいがた暮らし・しごと支援センター」だったのです。センターにも相談した時、相談員の対応が親身だったので印象に残っていたといいます。
※新潟県内に転入済みの方でも、移住後1年間はサポートの対象となります。詳しくは「にいがた暮らし・しごと支援センター」にお問合せください。
「相談員さんは、希望の条件をじっくりと聴いてくれて、新潟の企業の特徴なども丁寧に説明してくれました。企業に応募する際には書類の添削や面接対策など、親身になって対応してくださり、とても心強くありがたかったですね」(淳一さん)
現在、淳一さんは、県内で働き続けられることを条件に転職活動をしています。相談員も条件に合う求人案件獲得に奔走した結果、再度の転職活動を開始して約1か月ですでに3社と面接を行い、1社の内定をゲットしました。「新潟は魅力的な求人が多いです。今度こそ新潟に住み続けられる企業を選びます」と意気込んでいます。
一方、妻の佳那さんは、岐阜県の企業に在籍し、リモートワークで仕事を続けています。「現地での生活に関する情報も事前に教えてもらえて助かりました」と話します。市の補助金や保育園の待機児童の情報も、担当の相談員から教えてもらったのだそう。移住前から子どもたちが通う保育園の入園手続きも済ませ、スムーズに準備を進めることができました。
そんなお二人の新潟での休日は、子どもたちが喜ぶスポットへ遊びに出かけるのが定番。県内には全天候型の子ども向け屋内施設や公園が多数あり、毎週どこに行こうかと考えるのも楽しいそうです。
「子どもたちのお気に入りは、阿賀野市の『わくわくヒルズ』。おもちゃが充実していますし体を動かす遊びもできます。そのほか、新潟市の『いくとぴあ』や『よこごし公園』、水族館『マリンピア』もよく訪れますね」(佳那さん)
「新潟は暮らすのにちょうどいいんです」と二人は声をそろえます。山と海が近く自然が豊かながら、商業施設も充実。暮らしに必要な要素がコンパクトに集まっているまちだからこそ、快適に過ごせます。「車で長距離移動する機会が少ないので、ほとんどガソリンを消費しないんですよ」とお二人。近隣エリアだけでも十分に生活を満喫できているようです。
Uターンした淳一さんは、かつては「新潟は何もないまち」と感じ、都会に憧れていたといいます。しかし、家族を持ったいまは価値観が変化し、田舎すぎず都会すぎない絶妙なバランスが気に入っているそうです。今後の楽しみは、家族で海水浴やキャンプなどアクティビティに挑戦することなのだとか。新潟での子育て生活は、まだまだ楽しいことがたくさん待っていそうです。
当センターでは、仕事の相談はもちろん、新潟での暮らしの相談にも対応しています。県内自治体の補助金や子育てに役立つの情報など、相談者一人一人の希望に合わせて、相談員が丁寧に対応していますので、お気軽にご利用ください!