2008.01.11 掲載
今回は新潟で暮らす若者から新潟の魅力について語っていただきました。取材に協力してくれたのは新潟市で活躍するサークル「JOYJOB」のみなさんです。
参加メンバー
佐藤 智徳さん
中井 健二さん
井出 舞さん
新村 悠さん
大星 好美さん
小倉 愛未さん
中平 香織さん
■まずは単刀直入に「新潟の魅力」についてお聞きしたいと思います。好きな場所、好きなところ…何でもいいです。「新潟の魅力はこれ!」と思うことを教えてください。
(中平)やっぱり自然ですね。海があって山があって、日本海に沈む夕日を見れたり。あとは人と人との関係。なんだかすごく温かくて暮らしやすい。それに食べ物は米に限らず何でも美味しい。
(大星)私はのんびりしたところかな。なんか時間がゆっくり流れていく…みたいな感じで。新潟市の中心部(古町や万代とか)でも人があんまりごみごみしてないし。多分都会では味わえない感覚だと思う。
(小倉)私はやすらぎ堤が好き。その他にも弥彦山、海、田園風景。それに食べ物。米、魚、空気、外食も美味しい。特に外食はどこで食べてもちゃんと美味しい。特にお米は。でも交通の便がもう少し便利ならもっといいのに…と思うこともあります。
■自然と食べ物はやっぱり誰が見ても魅力の一つなんですね
(井出)私なんて特に山に囲まれて育ったから新潟へ来た時は「とにかく広い!」って思いましたよ。広い日本海があって田園風景があって。ホント広いな?って感じでした。
(中井)ずっと新潟にいると気づかないかもしれないけど、いつでも海が見れるってすごく魅力ですよ!
(井出)でも決してそれしかないってわけじゃなくて、都会的なところもありますよね。色んなSHOPやお洒落なレストランもたくさんあるし。都会すぎず田舎すぎず、人が温かくて、地域のコミュニティーもとれていて…住むにはとても良い場所だと思います。
■嬉しいこと言ってくれますねぇ(涙)
(佐藤)花火もすごいですよね!花火大会は全国的に見てもすごいんじゃないかと思いますね。あとはアルビレックスの盛り上がり方もすごい!地域性というか団結力というか、「にいがた総おどり」もそうだけど、盛り上がる時は一気に盛り上がる。あの盛り上がりは他の県にはあまりない部分なんじゃないですかねぇ。
(中井)確かにアルビレックスはすごいよね。地域密着型で県民上げて応援してる空気がある。観客動員数も他のチームよりはるかに多いし。
■アルビレックスは県内に色んなプラス効果をもたらしたかもしれませんね。
(新村)新潟は情報誌もたくさんありますよね。新しくできた店の情報とか県内にいると情報源は豊富にありますね。それを見てると新潟って何気にお洒落な店がたくさんあるなって思いますね。県内各地に色んな楽しそうなスポットもあるし。
■お洒落な店はホント増えましたね話は変わりますが県外出身者の人は新潟に来る前と新潟に来てからでイメージのギャップみたいなものはありましたか?
(新村)「雪国」のイメージが強かったけど実際はあまり降らないですね。雪は大好きだから実はちょっとがっかりしてるとこもあります。米や食べ物は思ったとおりというか想像してた以上に美味しいです。
(佐藤)僕も来る前のイメージはやっぱり「雪、米」でしたね。でも来てみたら冬は思ったより寒くなくてわりと過ごしやすいと思ったくらいです。
(中井)僕はちょっと逆なんですけど、実は大学に来る前に旅行で佐渡に来たことがあったんですよね。その時思った新潟のイメージは「ハワイ」ですね。(笑)海がきれいで木や植物もなぜか南国風に見えました。冬は雪が多くて寒いイメージがあったけど実際過ごしてみるとそうでもなかったですね。
(井出)私は来る前は田舎というイメージがあったけど、けっこう都会的な部分がたくさんあってびっくりしました。でも都会すぎず自然もいい感じにありますね。とにかく広くてそれもびっくりしました。
■では皆さんは都会への憧れみたいなものはありますか?
(佐藤)都会への憧れなかったですね。生活する所じゃないっていうか…。でも新潟は首都圏へのアクセスはいいし、高速バスも県外に向かってあちこち走ってるし。東京へは簡単に行けるから便利だと思うんですけどね。
(新村)仕事をするなら東京はいいけど住むにはちょっとね…。
(中井)それは僕も思いますね。友達が関東で就職したくてずっと東京で就職活動してたけど就職活動しているうちに「やっぱりここは住む場所じゃない」って思って新潟に就職しました。働く場所としての東京は考えられるけど、住む場所としての東京はどうなのかなって思います。
■今度は就職についてお聞きします。新潟にどんな企業があるか知ってますか?働くなら新潟ですか?就職先を決めるにあたって重視することやご両親や友達に相談したりしますか?
(中平)やっぱり自分のやりたいことが就職先で出来るかってことが1番です。その他には職場の雰囲気ですかね。仕事は楽しくやりたい!って思っているので。自分のやりたいことを重視して決めると思うので相談はあんまりしないかもしれませんね。
(大星)新潟にどんな企業があるかっていうのは就職活動を始めて色々調べてみてやっと分かりました。新潟にもけっこういろんな企業がありますよね。就職先は県内志望です。
(小倉)私も就職先は県内志望です。どうしても就職先がなければ県外も考えるかもしれませんけど。
(井出)どんな企業があるかっていうのはJOYJOBやって知りました。いろんな企業があるもんだなぁって思いましたね。
(佐藤)全国的に名前が知られている企業が新潟にあるのは実は新潟に来て初めて知りました。就職先は地元を考えています。地元を離れてみて改めて地元の良さが分かってきた部分もあるし、地元に対してやっぱり愛着もあるので。働くならやっぱり愛着がある場所の方が頑張れる気もします。就職先を決める時には親に限らず誰かに相談するかもしれません。意見を聞くと言うより自分の決めた事を後押ししてもらうために。
(新村)僕はこっちに来た当初は新潟に残る気はあまりなかったですね。ただこっちに来て新潟にもこんな優良企業がたくさんあるというのは初めて知りました。(在籍している)学部にもよると思いますけど、良い就職先はかなりあると思います。
■新潟にも優良企業がたくさんあるっていうのは是非県外にいる人にも知ってほしいですね。
(中井)僕は実はインターンシップを経験したんですけど、やってみていろんな意味で良い面、悪い面が見えたんですよね。例えば自分のイメージしてたとおりの部分もあったし、それとは全く正反対の部分もあったり。でもその経験の中で「自分の本当にやりたいことはこういうことなんだな」ってことがはっきり見えてきました。自分なりに就職に対して色々考えさせられたし、働く場所を決める上ではとても有意義な経験だったと思います。
■働く場所も大事だけど「何をやりたいか」も大事ですよね。
(井出)そういう意味では新潟はいい場所だと思いますよ。東京では大きな会社の歯車になってしまうかもしれないけど、新潟では自分のやりたいことができる気がする。決して東京へ行かなきゃ自分のやりたいことが見つからないというわけではないと思いますね。
■夢は新潟でも叶うってことですね。ぜひこれからもどんどん新潟を知ってもらってどんどん新潟を好きになってください。今日は本当にありがとうございました。
※ JOYJOBとは!?学生による学生のためのキャリアデザインサークルです。JOYJOBメンバーで企画立案のセミナーを開催したり、メンバー企業取材やメールマガジンの配信を行っています。これらの活動を通して、「キャリアデザイン」すなわち、自分のやりたいことやこれからの生き方を見つけ出していくことを目的としたサークルです。
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