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地域おこし協力隊
新着情報

2024.12.24

魚沼市 募集

魚沼から始まる飲食ビジネス!空き店舗を活用し、地元食材で地域に愛される店をつくりませんか?

魚沼市の商店街

今回募集する地域おこし協力隊は、魚沼市の中心地、小出地域の商店街の空き店舗を活用し、魚沼の食材を使って新しく商売を始めたい方を募集します。
小出地域の商店街は多くの地方で見られるように、商店数は減少傾向にあります。その理由としては、決して商売として十分な売上が見込めないという訳ではなく、店主の高齢化や後継者不在などが主な原因となっています。
一方、商店街と同じエリアにあった魚沼市役所の移転にともない、跡地には生涯学習センター「ここいら」(図書館と公民館の機能を併せ持つ複合施設)が令和7年度にオープンするほか、旧図書館跡地にも新たな施設の整備を予定しているなど、新たな賑わいの拠点として商店街に再び人の流れが生まれることが期待されているところです。

 

 

『おいしい・楽しい商店街』を目指して

このような公共施設の整備と並行して、商店街の活性化に向けて商店主や住民によるワークショップの取組なども進められています。この中で出てきたキーワードは“美味しい・楽しい商店街”。
また商店街としても活性化に向けたさまざまな取組を行っています。その一つが「魚沼職人大學」の取組。商店街そのものをキャンパスに見立て、店主やスタッフが教授になり、商いで培ったプロとしての専門知識や職人技をクローズアップし、お客様や他店舗に伝える仕組みとなっていて、2017年度には中小企業庁から「はばたく商店街30選」の表彰を受けました。
最近では、商店街の中の空き店舗を活用し新たな事業化にチャレンジする会社「ラボうおぬま」が設立され、実証実験店舗「はこいで」を整備し、クラフト作家が出品するボックスショップ、コワーキングスペース、イベントスペースの運営など、これまで小出の商店街には無かった新しい業態にトライアルしています。また、居酒屋さんやカレー屋さん等新しいお店がオープンするなどの動きも見られるようになりました。

 

 

 

地域おこし協力隊受入の背景

今回、地域おこし協力隊を募集するにあたり、受入団体(世話人)となる「小出商店街組合連合会」の皆さんと様々な協議を行ってきました。

Q.そもそも“商店街の活性化”ってどういう状態になったら活性化なのか?
―色々あるけど、やはり空き店舗を少しでも解消していきたいという想いが強い。
―そのためには今後、ここで商売をしてくれる方を受け入れサポートしていきたい。
Q.そもそも商売が成り立たなくて辞めていく人が多いのに、そこで新しい商売が成立するのか?
―商売を辞めた人たちは儲からないから辞めた人はほとんどいなくて、高齢による健康の問題だったり後継者の問題だよね。
Q.今の小出の商店街にとってどんなお店が必要なのか?
―今の課題としては、お昼を食べられるところが少ないことが商店街としての課題。特に来年度に「ここいら」がオープンしてその周辺にランチを提供する店が圧倒的に少ない。だから飲食店などが増えると良いよね。
Q.食事を提供する店と言っても色々なかたちが考えられますが?
―もちろん定食屋のようなかたちも有りだし、カフェのようなお店も良いよね。テイクアウト型のお店もあり得るかもしれない。魚沼と言えばコシヒカリなので、お米をはじめ地域の食材を活用してもらえると嬉しいよね。
Q.今現在、すぐに使えそうな空き店舗はどれくらいあるの?
―例えば飲食店であれば、今現在は居抜きで使える物件はないけど、すぐに貸してくれる物件はいくつかある。ただ店を閉めてから時間が経っている店舗も多いから現状だと整備に費用はかかると思う。
―この店舗でやってくれ、ということではなく、3年間の活動期間のなかでその人がやりたい業態に合った最適な場所を一緒に見つけられればと考えている。
Q.どんなお客さんが見込めそうなのか?
―商店街のどこに店を構えるかにもよるけど、新しくできる「ここいら」(図書館)の利用者はあると思う。あと駐車場をちゃんと確保できれば、国道からの誘客は十分に考えられる。

 

 

地域おこし協力隊としての活動内容

地域おこし協力隊としては、3年後の開業に向けた準備と、ラボうおぬまが運営する「はこいで」や商店街のイベント等のサポートなどを並行して行っていただきます。
STEP1.地元との関係性づくりがすべての土台
・地域の商店主や商店街関係者などとの関係性をつくっていただくために、ラボうおぬまが運営する実証実験店舗「はこいで」を活動の拠点にしながら、交流イベントの企画・実施、商店街のイベントの企画・サポートにあたっていただきます。
STEP2.商売としての可能性調査
次のステップとして(あるいは並行して)、ご自身の起業に向けて活動いただきます。
・事業・起業内容のフレームの検討
・既存店舗の実態調査
・魚沼市内の食材調査
・市場調査、など
STEP3.商品開発や試験販売など
・商品開発・試作
・イベント時の試験販売などのフィージビリティスタディ
STEP4.開業に向けた活動
・空き店舗の開拓・折衝
・必要な設備等の調達方法の検討
・利用可能な公的支援制度の調査
・事業計画書の作成、など

地域おこし協力隊として活動いただくため、開業準備だけではなく商店街全体の活性化等についての活動を並行して行っていただきます。

 

 

魚沼でお店を開く

新規開業白書2024によると「飲食店・宿泊業」の開業費用は平均値1,825万円、中央値780万円とされています。しかしこの数値には宿泊業が含まれており、全国的な飲食店の開業にかかる費用としては1,000万円と言われているそうです。
しかしあくまでも首都圏も含めた全国の数値であるほか、飲食業でもその事業形態や店舗の規模、空き物件の状況などによって必要となる費用は大きく左右されますので、一概に「これくらいかかる」とはなかなか言い難いものです。実際に商店街の皆さんに伺っても「ここまでかからないだろぅ」という声も聞かれます。
一方で、開業にあたっての資金的な支援メニューとしては以下のようなものがあります。
地域おこし協力隊起業支援補助金(魚沼市):地域おこし協力隊が創業する際、総務省から魚沼市を通じて100万円の支援が受けられます。
新規起業等にぎわい創出支援事業補助金(魚沼市):市内での新規創業に対し、上限額60万円(1/2以内)の補助が受けられます。
このほかにも各種要件に該当する必要がありますが、U・I ターン創業応援事業(にいがた産業創造機構)などの補助事業もあります。

 

サポート体制

地域おこし協力隊として活動していただくにあたっては、「小出商店街組合連合会」が受け皿となり、魚沼市の地域おこし協力隊の所管である地域創生課、商店街の活性化などに取り組む商工課、また起業等にあたっては小出商工会などがサポートにあたります。
また、県内で地域おこし協力隊として空き店舗を活用してベーカリー・カフェをオープン、人気店に成長させた方にもアドバイザーとして協力いただきます。

 

 

3年後のイメージ

地域おこし協力隊任期終了後は、商店街の中でコシヒカリをはじめとする魚沼産の食材を使った商売を立ち上げていただくことを目指します。

 

今回の募集の特徴

・地域おこし協力隊任期中にラボうおぬまや商店街組合の活動をサポートすることで関係者との関係性づくりが出来る。
・地域おこし協力隊として活動しながら(給与をいただきながら)、自身の開業の準備ができる。
・地域おこし協力隊任期中に開業に向けたさまざまな情報を仕入れることができる。
・商工会や市役所などのサポートを受けられる。
・開業時には地域おこし協力隊の起業支援金(100万円)が受けられる。

 

こんな方を求めています

・地方で新しい商売にチャレンジしたいと考えている方
・地方の食材を使った料理や商品開発等に興味がある方
・地方の暮らしに興味がある、実践してみたい方

 

商店街の歴史

小出地域は、かつて船着場があり、船宿、料理屋、人力車屋、荷馬車屋など魚野川に沿って店や家が並ぶとてもにぎやかな町でしたが、奥只見ダム開発による好景気でさらににぎわいを増しました。飯場の作業員が給金が出ると一斉にかけつけ、また近隣の町村からも大変な集客があったため、「人口規模の割にこれだけ飲食店が多いのは、全国でも小出町くらいだ」とも言われたそうです。また、夏場は毎週土曜日に露店が集う「夜店」が開催され、大いに盛り上がっていたそうです。

 

魚沼の暮らし

魚沼の暮らしなどについては、こちらのサイトをご参照ください。
結 魚沼(魚沼市移住定住ポータルサイト)        
https://www.city.uonuma.lg.jp/site/musubi-uonuma/

 

資料

募集要項

協力隊申込書

 

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