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ニイガタビト

NPO活動を支える仕事

2012.07.20 掲載

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野本和香奈さん

長岡市

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長岡市出身。県外の大学に進学し首都圏で就職。東日本大震災がきっかけでボランティアに目覚め退職。現在、長岡市でNPO法人の立ち上げ、運営相談など地域のNPO活動を支えている。

NPOで働くことになった理由

始めまして。NPO法人市民協働ネットワーク長岡の野本和香奈です。アオーレ長岡の中にある市民協働センターという場所で働いています。ここでは、市民活動、ボランティア活動、コミュニティ活動などさまざまな自発的活動に関する相談を行ったり、NPO法人やボランティア団体の立ち上げ・運営等に関する相談を受けています。
今回は、NPO(=特定非営利活動団体)の活動なんて全く関係がなかった私が、ここで働くきっかけとなったお話をしたいと思います。

進学から就職。そこでの経験

私の出身は長岡市です。一度県外の大学へ進学・就職しましたが、Uターンで新潟に帰ってきました。県外へ出た私が新潟に帰ってくるきっかけとなったのは、昨年3月11日に起きた東日本大震災。当時、関東地方で働いていた私も震災の日は帰宅困難者となり、家に着いたのは翌日の早朝のことでした。次の日は会社主催のイベントだったのですが、それももちろん中止。数日間、仕事は休みを余儀なくされ、テレビでは悲惨な被災地の状況が映るばかりでした。そんな中、私の目を引いたのがボランティアの人たちの活躍。被災地入りするのが困難な中でもなんとかして被災地に入り、活動を行う人々。そんな人々を私は尊敬すると同時に、私も何かしなきゃという思いを抱いていたことを覚えています。また、この頃は営業という仕事に対しても疑問を抱いていた時期でもありました。

震災で感じたこと

数字ばかりを追い求め、売上ばかりを気にする日々、被災地ではあんなにも人のつながりや絆が重要であると言っているのに…と違和感を感じ始めていました。もっと人とのつながりを大切にできる仕事がしたいと感じ、県外の会社を退職。まずはボランティアをしながら、自分の地元に貢献しようと地元へ帰った矢先に、現在の職に出会い、就職することになりました。

笑顔があふれる街をめざして

市民協働センターでは、みんなの笑顔あふれる長岡をめざし、長岡でまちづくりを頑張る人々の思いを支えるべく日々、さまざまな取り組みをしています。中でも市民活動団体と呼ばれる方々やボランティアの方々を支える取り組みをしています。たとえば、情報誌「らこって」の発行や「1日店主 のも~れ!長岡」の開催などです。情報誌「らこって」では、長岡市内に存在するさまざまな課題や問題を取り上げ、問題解決のために地道に頑張る人々や取り組みを紹介しています。「1日店主 のも~れ!長岡」では、毎月市内の著名人を店主に迎え、トークセッションと参加者同士のオープン交流会を行っています。毎回、参加者のうち約3割は新規の参加者で新しいつながりが生まれやすく、参加者からも「のも~れに来てよかった」と言って頂けることもあり、励みになります。

 

人とひとをつなぐ

オープンして約3ヶ月が経った市民協働センター。このような仕事をしていると、普段の生活では気づかなかった人々の想いや活動に直に接することができ、長岡のまちをよりよくしようと活動をしている皆さんの熱い想いを感じるたびに、私の胸も熱くなります。人と人とのつながりを生み出し、新たな活動が生まれる現場に直面することができる、それがこの仕事の醍醐味なのかもしれません。
 

ながおか市民協働センターへのリンク

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