2020.04.17
[日 時]令和元年12月1日(日)13:00~16:00
[場 所]DIAGONAL RUN TOKYO(東京都中央区八重洲)
[参加者]計34名(本県出身若者等26名、市町村職員5名、新潟県U・Iターンコンシェルジュ1名、ココスムにいがた相談員2名)
[概 略]若者に合う新潟暮らしの実現に向けたアイデアに関する議論と交流
12月1日(日)、DIAGONAL RUN TOKYO(東京都中央区八重洲)で第2回にいがた若者座談会を開催しました。首都圏在住の新潟出身者と市町村・県の担当職員等を合わせて35名で、「こんな新潟なら帰りたい」をテーマにディスカッションと交流を行いました。
ディスカッションに使用したのは、若者のライフスタイルに合った新潟暮らしを少しでも実現するために必要!?と思われる15のアイデア(『「こんな新潟なら帰りたい」アイデア集』)です。
これはぜひ実現してほしい!というものから、アイデアのブラッシュアップに関すること、果たして新潟でそのアイデアが実現できるのか?などなど、事務局が予想もしていなかった意見もあったりと、自由で活発な意見交換が行われました。
子供の頃に地元を学ぶ機会が少なかった人へ知られざる新潟の魅力を知る講座を開催、高校までの新潟しか知らない、そんな人も地元を知るチャンス。
[参加者コメント]
自分の出身地以外を知ることができるチャンスがあると良い、県民向けに行っても良い etc
都内でのテレワークや県内勤務が可能なスケジュールを登録しテレワーク(たまには県内勤務)を募集する県内企業とマッチング、都会生活のまま徐々に新潟にも慣れる?
[参加コメント]
フリーランスも増えていて時代に合った働き方、コワーキングスペースがあると良い、テレワークの拠点の整備が必要 etc
空き家に住んだり、車を借りたり、タクシーに乗ったり・・・新潟暮らしを月定額で楽しむ。Uターンを検討する人なら、各地にお試しで住んで、気に入った地域があれば移住!
[参加者コメント]
地元以外に試しに住めるのは面白い、二拠点居住にマッチしそう、普通のサラリーマンには無理? etc
例えば、東京にあるmade in新潟商品の包装に製造元の企業情報等をもっと掲載。新潟の企業、魅力等を発信し、来県の動機付けも!
[参加者コメント]
エンタメ要素を出してPRしてはどうか、新潟のことを知ってもらう、興味を持ってもらうことが第一歩 etc
東京で挫折してUターンした人が、匿名(覆面)で、東京でつまづいたことや、新潟での暮らし方、所得減少を補う工夫の面白さ等を紹介
[参加者コメント]
いろんな属性の先輩移住者の話が聞きたい、マンガやショートドラマなど気軽に見聞きしてもらえる媒体が良い etc
新潟の地場産地ごとに生産性、付加価値向上策の研究・提案を大学へオファー、例えば、製造業、農業、園芸の販路拡大のほか、新潟ラーメンの具材や調理器具は全て県内化する等。新潟で仕事に挑戦する面白さを学生に意識付け
[参加者コメント]
社会人向けがあっても良い、起業にも繋がれば良い、郷土愛も育まれると良い etc
地域資源を活用したり「新潟ならでは」をウリとしている企業が求める人材を公表。転職希望の若者が自らの希望を積極的にプレゼンし、企業とマッチング。
[参加者コメント]
企業側からオファーがあった方が決めやすい、既に既存サービスがある、自分の売り込み方を考えないと参加のハードルが高い etc
Uターンは家族の理解も大事!新潟暮らしへの不安の解消のための相談や、先輩Uターン者の紹介や県内視察等もコーディネート
[参加者コメント]
Uターンを決める際に現実的に一番必要なサービス、「親が帰ってこい」は強い etc
全国比較できない新潟独自の指標を設定して、新潟暮らしの価値を見える化、代えがたい企業技術、県民の心のゆとり・・・あとは何があるだろう。
[参加者コメント]
残業時間や子供の数など?、県民幸福度は知りたい、経済価値との対比は少し危うい気がする etc
雪に憧れを持つ外国人を民泊滞在してもらい、雪国ならではの生活の魅力を抽出。都会向けの商品・サービスの開発や、新潟へのインバウンドをビジネス化。
[参加者コメント]
新潟県出身者は雪にそこまでネガティブなイメージはない、雪かきをエンタメにする、消費カロリー、雪かきダイエット、エクササイズ etc
好きなライフスタイルや抽象的なモヤモヤ感等の検索ワードから新潟暮らしに関するお薦め情報を表示、新潟で暮らす人がアバターとして回答するのも面白いかも?
[参加者コメント]
気軽に聞けるサイトがあるのは良い、暮らしへの不安は誰でも抱えているので実体験を伝えるツールは必要、新潟を発信するユーチューバーがいても良い、直接話せたほうが良い etc
人手不足の企業から集めた複業のオファーを組み合わせて、都会の所得水準に近づくようにコーディネート
[参加者コメント]
新潟で複業に対応する企業があるのか?会社の理解と仕組みの整備、そもそも都会の給与水準に近づける必要はない etc
多くの求人サイトでは自分の希望に見合った企業が探せない、自分のスキル等を入力し、希望に応えてくれる企業を探そう。
[参加者コメント]
実際に働いている人に会って深い話を聞けると良い、スキル・経験と今後やりたいことで就職先を探せると良い、新潟ではIT等の求人が少ないイメージ etc
人生中盤の第二のチャレンジをしたい人が、人材を望む県内企業等と、掲示板でやり取りした後、現地視察等を開始、気に入ればUターン!、登録者に「第二住民票」を発行、各種特典あり
[参加者コメント]
第二住民票は良い、何かが控除されると嬉しい、利用のイメージがわきにくいが内容にもよる etc
地方でよくあるお裾分け文化、ご近所付き合い等でもらえる野菜、互助で得られる様々な対価等を取り上げ、所得を補う新潟暮らし情報としてエンターテイメント的に発信。
[参加者コメント]
リアルな金額を出して都内の食費等と比較すると分かりやすい、厚意を数値化するのはあまり良くない、お裾分けをもらう近しい関係が嫌な人もいる etc
上位のアイデアについては、今後の座談会でも議論や交流のネタに使っていきたいと思います!
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