2013.12.13 掲載
新潟日産モーター株式会社
佐藤正輝さん
24歳 長岡市在住
大学進学の為に上京。4年間の大学生活ののち、地元長岡で就職。実際に就職活動を始めた3年生の時は、就職先を都内の企業か、地元企業か葛藤があったが、長岡で開催された合同就職説明会への参加をきっかけに地元企業に就職。現在、希望通りの長岡店に勤務。
高校卒業後、都内の大学に進学。中学・高校とクラブ活動は野球一筋。高校時代、甲子園の新潟大会では、いいところまで行ったが出場には至らなかった。でも野球の経験が、学校推薦に繋がって、大学が決まった。大学4年間は、特にクラブやサークル活動には参加しないで、学校とバイトに明け暮れていました。
大学4年生の時にマスコミやIT関連のゼミに所属。就活解禁後の就職活動はITやマスコミ関係を中心に合同企業説明会や会社説明会に参加しました。
私の時は、今より少し早い10月が就活解禁で、早い人は翌年の4月、5月には内定をもらっていたので結構あせりました。その時は新潟県内と首都圏企業とで悩んでいたのですが、たまたま両親が長岡で開催される「合同企業説明会」の新聞広告を見て、私に教えてくれたのがキッカケで、地元で開催される合同就職説明会に参加しました。
首都圏で開催された「合同企業説明会」には、何度か参加していたのですが、地元での開催とあって、緊張もなく参加できたのが良かったのか、複数の会社の担当者と直接、じっくり話すことができました。イベント主催者のながおか地元就職・Uターンサポートデスクのスタッフから、帰りに気になる会社を聞かれたことで、地元企業にも魅力のある会社がたくさんある事に気づかされました。その言葉が結果的に背中を押してくれて、県内就職を真剣に考えるようになりました。その後、その時に参加していた地元企業「新潟日産モーター」に入社する事ができました。入社前に数度の面接があり、出身である長岡市内での勤務地を希望していましたが、入社式で希望通りの長岡店に配属。家から通えることで、少しは親孝行ができるのかなと思いました。
研修期間は、3ヵ月間、工場で自動車の仕組みやメンテナンスを勉強。その後、営業としての販売研修を行って実際に営業としてスタートしたのは入社から半年後の11月でした。
初めて自動車を販売したのが、店頭で接客させていただいた方で、いまでもその時のことは覚えています。入社して、まだ1年半くらいなので、わからない事だらけですが、良い先輩にも恵まれて、充実した毎日をすごさせて貰っています。
説明や販売契約の関係で、お客様のご自宅に行くことも多いので、仕事が終わるのが遅くなってしまうこともありますが、お客様の車に求めるモノが、使い方やライフスタイルにも関することも多いので、できるだけ参考になる情報や、同傾向の他社の車も勉強しながら営業を行っています。同じ営業所内にはいませんが、同期入社の仲間もいるので、仕事の悩みなどを相談しあったりしています。
土日は出勤日になるので、休みは平日になってしまいます。洋服とかが好きなので、新潟市内にも買い物に行きます。平日のお店は空いていてゆっくり商品を見る事ができるのは良いのですが、友達と一緒に行ったりできないのは、仕事柄しかたないと割り切っています。店員の方から商品の説明を受けたりする事で、自分の接客の参考になっているので、それはそれで良いと考えています。あとはスポーツジムで体を鍛えたりしています。
4年間、親元を離れて生活していました。学生時代は、もちろん炊事、洗濯は自分でやっていましたが、今は仕事から帰ってきて食事が用意されて、洗濯や掃除など、素直に親に感謝できるようになりました。そういう意味では、親元から離れて生活してみるのも、よい経験になったと思います。
地元の良さ、家族の温かさを感じて、日々生活しています。今月には25歳になりますが、まだ親に甘えさせてもらっています。その分、感謝の気持ちを忘れないように、親孝行ができる今の生活を大切にしたいと思います。
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