2013.06.11 掲載
vol1
カフェオーナー
坂野裕美さん
新潟市
vol1
東京都出身。新潟出身の御主人と結婚し、4年前から新潟に在住。大学時代にあるカフェと巡り会って以来、カフェの魅力に取りつかれ、新潟で店設立の夢を現実にしようと一大決心。2013年3月、新潟市西区内野駅前に『うちのカフェ イロハニ堂』をオープンさせる。
初めまして。新潟暮らし4年目の坂野裕美と申します。
新潟市西区内野駅前、『ツルハシブックス』という書店の2階で、『うちのカフェ イロハニ堂』の店主をしています。
今回は第1回目ということで、簡単に自己紹介をしたいと思います。
生まれは東京で、一般的に下町と呼ばれている地域に住んでいました。大学時代、とあるカフェ(このお店については次回紹介します)に足を運んだことで、すっかりカフェの魅力に取りつかれてしまいました。それを機にカフェ巡りが始まり、甘いものが苦手な相方(今の夫)を引き連れ、関東を中心に200ヶ所程度のお店に行きました。旅行で訪れた先でも、観光よりもまずはカフェ巡りという感覚でした。
カフェ巡りをする中で、それぞれのお店特有の空間やメニュー、接客の仕方に魅力を感じ、漠然とでしたが「いつか自分も、落ち着ける空間のカフェを開けたらいいな」と思っていました。大学卒業後、一旦は一般企業に就職しましたが、それでもカフェ設立の夢は捨てきれず、カフェの専門学校の体験講習に通ったり、エスプレッソマシーンを買ってラテアートの練習をしていました。
や調理の勉強をしましたが、カフェを開くきっかけはなかなかつかめずにいました。
そんなある日、『レンタルスペース 〜つながりと応援の店 ~Cafe Copocopo』(現在の『イロハニ堂』の場所)で、一日カフェ運営ができることを雑誌で知りました。ワクワク感と不安の両方がありましたが、「やらないで後悔するよりやっちゃえ!」という思いで、挑戦することにしました。初心者なので慌てることもありましたが、実際にカフェを運営してみたことで流れが掴め、貴重な体験ができました。そして、お客さんが「良かったよ」「美味しかったよ」と言ってくれたことがとても嬉しく、お店を開きたいという気持ちが益々強くなりました。
その後も何度か、『Cafe Copocopo』にて一日カフェをやらせていただいたことで、スペースの管理人さんから「常設店としてカフェをやってみない?」とお誘いをいただき、あっという間にオープンの話が進んでいきました。
ちなみに、『イロハニ堂』という店名は、一日カフェの時から使っている名前です。名前の由来をよく聞かれるのですが、特にありません。夫が2分ぐらいで思いついた店名です(笑)。この名前に対して最初は違和感があったのですが、最近は徐々に愛着が。なんだかんだで看板も作ってしまったので、もう変えることはないと思います。
お店をオープンさせてまだ3ヶ月のヒヨッコですが、毎日が楽しく、充実した日々を過ごしています。次回は、「自分に、カフェ設立の道に進むきっかけをくれたお店」についてお話ししたいと思います。よろしくお願いします。
「イロハニ堂」のFacebookページはこちら
http://www.facebook.com/Irohanidou
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