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教えて先輩! 第75回

そんな世界があることを知ってもらいたい

2013.09.05 掲載

新潟国際ボランティアセンター事務局長

三上杏里さん

35歳 新潟市

新潟市出身。県内の大学に進学後、新潟市内で就職。3年間働いた後、結婚し、千葉県で生活を始める。派遣社員として様々な仕事を経験した後、1年程前に新潟市にUターン。現在は新潟国際ボランティアセンター※の事務局長を務める。
※新潟国際ボランティアセンター:ベトナムとラオスの貧困問題解決を目的に、国際協力活動を実施しているNPO団体。新潟市内で、講座やバザー等を定期的に開催している。

結婚を機に県外へ

 大学を卒業してから、3年間新潟市内でOLとして働きました。その後、学生時代から付き合っていた主人と遠距離恋愛を経て結婚し、それを機に人生初の県外での生活がスタートしました。千葉県という全くの知らない土地でしたが、派遣社員として時々仕事をしながら、都会での生活を楽しみました。
一方で、私はもともと国際問題、とりわけ「途上国のこどもに対する支援活動」に関心を持っており、学生の頃から新潟国際ボランティアセンターの活動に参加し、千葉に住んでからも、関東の団体で活動をつづけていました。そのようなことから、ボランティアについてあらためて学びたいと思い、立教大学の大学院に進学してNPOマネージメントを勉強しました。
 大学院を卒業した後は、東京都内の企業で営業アシスタントとして就職し、営業担当が契約してきた書類の処理や色々な事務仕事を経験しました。大きな企業でしたので、私が期限までに書類を完成させないと極端な話、日本の経済が止まってしまうのではないかという緊張感との戦いでしたが、そこでの経験が今でも大切な財産になっています。

震災の日に

 東日本大震災が起こったとき、私はその会社にいました。大きな揺れを感じましたが、震源地が東北地方であること以外の詳しい情報がほとんど入らず、5時半まで仕事をしてから会社を出ました。その日は交通手段がまったくない、いわゆる「帰宅難民」になってしまいました。同じ方向に帰宅する同僚と4人でグループ行動をとり、「途中でタクシーがつかまえて家に帰ろう」という程度の気持ちで歩き始めました。
結果的に、7時間以上歩いてもタクシーは全くつかまらず、帰宅を諦めた私たちは朝までファミレスで過ごしました。通勤に1時間というのは首都圏では当たり前なので、深くは考えていませんでしたが、こんなに時間をかけて歩いても家に帰れないという現実には、違和感を覚えました。この経験は、その後新潟へUターンをするきっかけの一つになりました。

妊娠したことで、新潟へ戻る決心を

 それから程なく私の妊娠が分かり、主人と共に新潟へ戻ることを決意しました。将来への不安はありましたが、二人とも地元が新潟なので、帰ることに抵抗はありませんでした。
現在は、新潟国際ボランティアセンターの事務局長を務めながら、生後10ヵ月の娘と楽しく毎日を過ごしています。実際にUターンしてみて、新潟の人は本当に優しいと感じています。妊婦がバスに乗っていると、他の方が席を譲ってくれますし、ベビーカーを持って階段を下りる時も、すぐに近くの方が手伝ってくれる。そんな優しい地域だということを改めて実感しています。

これからの夢

 世界にはまだまだ貧困な地域がたくさんあり、障がいを持っているにも関わらずサポートしてくれる人がいない子ども、両親がいない子ども、住む家が無く路上で生活している子どもたちがいます。子どもたちが劣悪な環境で労働をさせられている児童労働問題というのもあります。
児童労働というと聞きなれない言葉かもしれませんが、世界にはたくさんの子どもたちが低賃金、炎天下での長時間での労働をしている子どもたちがたくさんいます。もちろん学校にも行けません。障がいを持っている子どもたちも自立するのは困難です。両親や住む家が無い子どもはストリートチルドレンとなり、貧困状況から抜け出せません。そんな世界があることを多くの人たちに知ってもらいたいと思っています。その実情を知ってもらうために、私は、学生ボランティアとして活動をしている時から、フェアトレード※のお店を持ちたいと思っていました。
 そんな中、10月末に、新潟国際ボランティアセンターの活動拠点となる念願の事務所兼、フェアトレードのお店を上古町に出せることになり、ただいま準備中です。
 事務所はそんなに広くはないのですが、自分たちの活動を紹介したり、フェアトレード商品の販売が行えるスペースも確保できました。小さなスペースですが、情報発信できる場所を持てることで団体の活動がさらに大きくなっていくのが楽しみです。皆さんにも、私たちの活動に興味を持っていただけたら嬉しく思います。

※フェアトレード:開発途上国の製品を適正な価格で購入し、生産者の生活改善や自立を支援すること。国際フェアトレードラベル機構の基準を満たした製品が対象で、専用の認証ラベルを貼って販売される。対象製品には、コーヒー、紅茶、カカオ製品、衣類等がある。

「愛のかけ橋バザー」の開催について

 10月5日、6日に、新潟市中央区のピアBandaiのイベントスペースで、今年で25年目を迎える「愛のかけ橋バザー」を開催します。
詳しくは新潟国際ボランティアセンター事務局
TEL&FAX;:025-378-5374
E-mail:info@nvcjapan.org までお問い合せください。

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