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新潟で夢にチャレンジ 第60回

感性を信じ、思いを形に
- 地域密着の編集発行人 -

2012.06.20 掲載

 旧岩室村出身の小林弘樹さんは、東京の大学を卒業後、就職のためにUターン。
 就職してから3年ほど経過した頃、勤めていた会社を退職し、「新潟人」にこだわった雑誌「LIFE-mag.」を創刊。取材・編集から雑誌のデザインまで、すべてを一人で手掛ける。
 しかし、創刊から約1年後に第4号を発行したのち、資金難により休刊。その後、再就職してサラリーマンとなったが、周囲の応援や支援などもあり、再刊を決意。現在、7月の再刊に向け制作中。

創刊のきっかけ

「大学卒業後は、本音を言えば首都圏で就職したかったのですが、親の説得もあってUターンすることにしました。会社では、主に営業として働いていましたが、日々の生活の中で、いつしか、新聞やテレビは、紙面や時間の都合で情報の一部しか伝えていない、人の思いがのっていないと感じるようになりました。
 そして、たとえ有名人でなくても、一人一人を丁寧に取材し、その人の喜び、悩み、葛藤、夢など、「生き方」を伝えたいという思いが強くなり、会社を退職することにしました。
 それまで文章を書くことやデザインをした経験はまったくありませんでしたが、一念発起。いつまでも手元に残しておけるように、紙媒体の雑誌「LIFE-mag.」を創刊しました。」

制作するうえでのこだわり

「周りからは「芸術」や「農業」や「音楽」など、分野を絞った方がいいと言われることがありますし、実際、その方がスポンサーも集めやすいかもしれません。しかし、作り手としては様々な人を紹介し、読む人の価値観を広げたいとの思いがあるので、「新潟人」ということ以外は、敢えてジャンルを問わないスタイルにしています。
 取材先については、多くの人とつながってようやく辿り着きます。すぐに見付かるわけではないので苦労もありますが、その辿り着くまでの過程での個々の出会いが面白さのひとつでもあります。
 新潟の良いところは、業界や年齢が違っても、どこかでつながっていることです。つながっているということは、困った時に助けてもらえる可能性が高いと実感しています。」

資金難による休刊、予想していなかった周囲の反応

「実際のところ、雑誌は何万部も売れる訳ではないので、創刊から約1年後に第4号を発行後、資金難から、休刊せざるを得なくなりました。その後は、特に出版とは関係のない会社でしたが、再び就職し、サラリーマン生活に戻りました。
 それでも私が雑誌を発行していたことを知っている出版社からは、たまにアルバイトとして記事の執筆やデザインの依頼があったので、引き受けていましたが、「LIFE-mag.」を再刊させることはまったく考えていませんでした。
 ただ、休刊後、しばらくすると「何でやめたのか」「応援していたのに」という周囲の声が少しずつ耳に入ってくるようになりました。特に、再刊の決め手となったのは、(人とのつながりなどで知り合った)県内の総合病院の医師、東京の編集者、詩人・谷川俊太郎さんの3人から、「いつまで勤め人をしているんだ、またやるべき」「能力があるのだから、再刊した方がいい」「毎回楽しみにしていたのに、何故やめたのか」という言葉をいただいたことです。休刊したことで、自分を認めてくれていた人がこんなにいたのかと、初めて気付きました。」

再刊にかける思い

「休刊中に周囲から応援の声をいただいたことで、自分の感性が間違っていなかったということを確認できました。しかし、同時に一度休刊した小林が次に何を発表するのだろうか?との期待、読者を裏切れない、中途半端なことができないというプレッシャーも大きくなっています。
 過去に発行した4冊は、新潟市内が中心でしたが、これからは各号毎に地域を絞り、その地域の人にスポットを当てていきたいと考えています。
 また、創刊当時は、若かったこともあり、何とかなると楽観視しすぎていたと反省しているので、今回はスポンサーを集めるなど、ビジネスとしてもしっかりと考えなければならないと思っています。もともと、ずっと一人でやっていこうと思っている訳ではないので、まずは2,3人、最終的には5~10人、一緒にやってくれる人が増えるように頑張りたいです。」

これまでのチャレンジを振り返って

「私は、出版に携わった経験こそありませんでしたが、構想は持っていました。やりたいという衝動に駆られていて、やらなければ(精神的に)死んでいるのと同じだと思えるぐらいでした。もし、熱烈にやりたいことがあるという人は、挑戦してみてもいいのではないでしょうか。
 ただし、自分がやりたいことを誰も理解してくれないかもしれない、といった不安や孤独と向き合わなければならないため、覚悟は必要です。
 また、実際は大きな挑戦の前に、普段から家族や友人、近くにいる人の声に耳を傾け続け、理解や信頼を得ておくことが大切だと感じています。」

「LIFE-mag.」HPのサイトへリンクへのリンク

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