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教えて先輩! 第107回

人とのご縁がすべて

2016.05.11 掲載

外資系保険会社/旅する音楽長岡篇 実行委員会代表

伊部良美さん

35歳 長岡市在住

 長岡市出身。高校卒業後、東京の短大に進学。東京生活で色々なものに触れるうちマスコミ業界に興味を持ち、四年制大学に編入。卒業後は、念願のマスコミ業界に就職。広告会社に勤務後、憧れていた雑誌の仕事にも関わることができ、充実した日々を送るが、いずれ地元に帰るつもりだったことと、家族や仕事のタイミングが重なり、30歳の時にUターン。ベースの仕事をしつつ、「旅する音楽長岡篇」実行委員会代表や雪国くらしかた研究所研究員など何足もの草鞋を履いて活動している。

夢を叶える場所・東京

 高校生の頃は、周りの友人が看護婦や栄養士など、しっかりした目標を持っていた中、私はずっと自分のやりたいことがわからない状態で、なんとなく進学の道へ進みました。
 なんとなく行った東京で、色んなものや人に触れるうちに、「素敵なモノやコト、人を紹介しつなぐ職業」であるマスコミ業界に憧れを抱き、広告媒体社の営業に就職。とにかく、毎日楽しくて仕方なかったですね。 
 でも、実は密かに40代男性カルチャー雑誌「Esquire(エスクァイア)」と、アートの暮らしを紹介する雑誌「LUCA(ルカ)」に憧れていて、その雑誌にどうしても携わりたかったんです。
 なんで男性雑誌?しかも40代?アートの暮らしって何?と思うかもしれませんが、その雑誌の深さにとても興味があったんです。当時はOL系ファッション誌の全盛期。いわゆるキラキラ女子。でも私はあまりそういうタイプでもなく、とはいっても女性だからキラキラに惹かれる女性の価値観はなんとなくわかる。けれど、男性の価値観やアートって本当に未知だったんです。Esquireは文字の多い、ひとつひとつの特集がマニアックな内容。LUCAは前衛的で、最先端なアートを生活に取り入れるという内容だったんです。
 もちろん勤めていた会社も楽しかったしやりがいがあったけど、どうしても諦められず、転職を決意。そして念願叶って、その出版社に就職が決まり、マーケティング・広告営業として携わることができました。

背中を押してくれるもの

 ところが、念願の夢を叶えたと思ったら、なんとリーマン・ショックの影響で雑誌が廃刊になったんです。会社自体がなくなることになってしまいまして。びっくりしましたよ~ほんとに。まさか自分のところが!という感じで。
 その時、Uターンも脳裏によぎったのですが、帰らなきゃいけないという状況でもなかったので、仕事を探し、引き続き東京で働くことにしました。
 しかし半年ほど経った頃、実家の状況が変わったり、自身のプライベートの整理も重なり、Uターンを考え始めるようになりました。けれど、「いつかは」と思っていたものの、なかなかUターンする決心ができなかったんです。
 それで、東京に住むメリット・デメリットを書き出してみたり、東京にいる新潟出身の友人たちに相談に行きました。友人たちが共通して言っていたことは「いつか帰りたいけど、東京で結婚し、タイミングが合わなかった。早く帰っておけば・・・」ということでした。それで決心がついたというか、背中を押してもらいました。
 でも今思ってみれば、そう言ってもらい背中を押してもらいたかったのかもしれません。だから、そう言ってくれそうな人の所に相談に行っていたんじゃないかなと思います。

つながるご縁

 決心はついたものの、仕事を見つけてから帰ろうと思ったため、すぐには帰れずにいました。
 そんな時、長岡市川口の震災復興イベント「SONG OF THE EARTH」に行ったら、そのイベントの主催をしていたお店でたまたまスタッフを募集していたんです。「これはご縁!?」と思い応募。ご縁あって採用して頂き、30歳の時にUターンしました。
 仕事の内容は多岐に渡っていて、店舗の仕事・SONG OF THE EARTHの企画運営から、集落の集まりへの参加・協賛金の依頼など色んな仕事をしました。大変だったけど、この時できたつながりは今も続いています。
 一年後、体調を崩し仕事を辞めることに。休養の後、再び仕事を探すことになったのですが、川口で働いていた時、広報依頼で訪れたフリーペーパーを発行している会社に営業職で誘っていただいたんです。ご縁を感じて転職し、それから約4年間働きました。営業で長岡全域を回り、高校までしか知らなかった地元のことを知ることができたり、労働環境もスタッフもよくてとてもいい職場でした。
 でも一昨年、そんないい職場を離れてでもやりたいことに出会ってしまったんです。

二足の草鞋は履ける?

 帰ってきてからの私は、音楽やアートなどカルチャーの情報に枯渇していました。
 東京にいた時は受け身でも情報はどんどん入ってきたのに、長岡では同じようにはいかない状況に「これはまずい!」と思いました。私にとってカルチャーは自分を取り戻せるものであり、良質な問いや答えを与えてくれる存在で、仕事とは違う損得のない世界として必要なものだと、改めて気づいたんです。
 そんな時、大分県由布院で開催された[旅する音楽]というイベントに行ったら、その音楽や空間の全てがすごく沁みて、心が震えたんです。帰ってきてからもその時の感覚を忘れられなくて、「長岡でも開催してほしい」と思ったんですが、やってくれる人がいるわけでもなく、、。
 「それならもう、自分でやるしかない!」と思って関係者に連絡を取り始めました。開催を考えるにつれて、当時の仕事との両立が難しいと気付き、悩み始めました。けれど、開催を諦める気持ちにはなれず、どうしたものかと思っていた時に、以前から面識のあった保険会社所長に「うちに来ないか?」と誘っていただいたんです。
 それが現在の職場なのですが、その時は保険に関心もなく、お断りしようかと思いました。でも、所長に「伊部さんの夢はなんですか?」と問いかけられたんです。
 その時真っ先に頭に浮かんだ夢が[旅する音楽 長岡篇]の開催でした。その夢を所長に話したら、「やりなよ!応援する!」と言われたのですが、疑いもあり(笑)そこから、約半年悩みました。その間は、自分の今後の働き方や、夢との両立、今後の自分の人生を真剣に考える時間になりました。声をかけてくれた所長はどんな話も受け止めてくれ、この所長と働きたいと思うようになりました。そして何より、私の思う保険の価値感と、働き方を大きく変えてくれた今の会社に魅力を感じ、転職を決意しました。

持ちつ持たれつ気持よく

 そうして転職を果たし、保険会社の仕事をこなしつつ旅する音楽の準備を進め、今年1月「旅する音楽 長岡篇~Waltz of the Snow~」の夢を実現できました!本当に大変でしたが、たくさんの方の協力があって開催できたので、感動もひとしおでした。
 「次はいつ開催するの?」とよく聞かれるんですが、次回は未定です。
 実は協力していただいた人の中には、私以外にも何足も草鞋を履いている人がいるので、今年はその人たちのフォローをしたいと思っています。持ちつ持たれつ、といいますか。自分も含め、仕事以外の草鞋を履いている人が、仕事と好きなことのバランスをとって生きていけたらいいなと思います。
 5年前は色々とバランスが取れないこともあったけど、この土地でたくさんのご縁に恵まれ、導かれ、今は自分の軸が少しずつですが、わかってきた気がします。私の場合は、人とのご縁がすべて。今は学生時代の友達以上に、Uターン後に知り合った方が大勢います。そのご縁をぐーんと広げてくれ、自分の軸を整えてくれた長岡は、とっても楽しいですよ。

※リンクのご紹介
雪国くらしかた研究所What’s?→人生の酸いも甘いも噛み分けた30代キラキラ女子ならぬ「マット女子」がお送りする雪国くらしかたメディア。Culture担当として活動しています。

雪国くらしかた研究所へのリンク

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