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新しい働き方 第96回

大白川は、とてもあったかいところです

2016.02.01 掲載

vol4

NPO法人 入広瀬元気クラブ

鈴木里美さん

魚沼市在住

vol4

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Key word

 高校卒業後、教師を目指して関東の大学に進学。さらに研究者になる道を選び大学院に合格したが、一転、酪農家を目指して北海道へ。その後、魚沼市にUターン。現在はNPO法人 入広瀬元気クラブで大白川の浅草山荘、大原スキー場、駅のえき等の運営を行っている。

雪も最大の魅力

 大白川に来る方はよく「大白川は最高だ!」なんて嬉しいことを言ってくれますが、「じゃあ住んでよ」と言うと途端に声が聞こえなくなります。豪雪地帯ということもあって冬の心配をする人が多いのです。住んだら住んだでなんとかなるんじゃないか?というのは楽天的でしょうか。だって70・80歳のじいちゃんばあちゃんだって住んでるのに、それより若い人が雪堀りできなくてどうする!と日々考えたりします。そんな地元住民は「冬は大変だぞ」とよく言いますが、心配ついでにきっと雪片付けも一緒になってしてくれると思います。都会からスコップ隊という雪堀りしたい人も集まるし、地元のお兄さん方が毎日除雪車で除雪してくれます。バスもちゃんと通っていますし、車の運転が不安なときは誰かと相乗りで行きましょう。
今年はいよいよ大白川に移住計画を立てようと思っています。まだ計画なのでどうなるかは分かりません。私が住んで大丈夫ならきっとこれを読んでいる方も大丈夫。雪はおそれるものではなく、我々が有効活用しなければならないものだと思います。こんなにたくさんの雪があるんだから、おもしろいことが何でもできるはずです。

雪の壁の説明が立ちはだかる

 雪で思い出すのは、忘れもしない卒業旅行。大学時代の最後の思い出として卒業旅行を計画するときに、冗談で「うち来ない?」と言ったところ本当に旅行先がうちになったのです。お金のない学生でしたから、宿泊費がタダというのが魅力的だったのかもしれません。埼玉県の大宮駅から新幹線に乗って浦佐駅に到着し、さらにそこから約1時間車に乗って家に到着しました。どんだけ遠いんだ!と友人には言われましたが、「じゃあ1日に3往復しか走ってない電車で行く?」と言ったら大人しくなりました。 
時期は3月、まだまだ雪が背丈以上積もっている頃です。そんな高い壁を見た友人は、何を思ったのか急に雪壁に向かって走り出しました。もちろんのぼれるわけもなく、2メーター以上積もった雪壁に激突。「ツララを食って元気を出すぞ!」なんて叫んで本当にツララをかじり、またもや雪壁に挑戦。あがれず悔しがっていたので、雪壁の低くなっているところを教えてあげ無事に友人は上りました。雪の上を歩いている友人は本当に楽しそうで、たくさん積もっている雪を見たことがない人は大人になっても子供のようにはしゃぐのかとある意味感心しました。ここまで友人を熱中させた雪、すごいぞ!と褒めてやりたいくらい。  
突然友人から「道には全然雪がないのに、どうやって道路の脇にこんなに高く積むのか?」と聞かれました。ロータリーやブルドーザーと言った除雪車、消雪パイプなどが身近にないので、それをどう説明したら良いのか悩みました。ここにあるものが当たり前の生活をしていると、それを知らない人に伝えるにはどうすれば良いか、どうしたら魅力が伝わるのかということをこのとき考えさせられました。

駅のえき大白川のブログへのリンク

五感をフルに!

 以前民宿に泊まったとき、懐かしい冬を感じました。何かというと、床の冷えです。自宅にハイテクな暖房機を入れる前は、それはもう寒くて靴下を何枚も重ねてはいていました。その冷たさを民宿の床に感じました。本当の冬というものを何年も忘れていたような気分です。なんだか嬉しくなり、そのときは冷たくてもへっちゃらでした。
 囲炉裏というのも懐かしさを感じさせます。炭でおこした火はなぜあんなに熱いのでしょう。芯から温まる感じ。時には灰だらけになることもありますが、それでも火のそばに居たい。皆で盃を交わしながら団らんするのは、田舎らしさをすごく感じられるものです。
 そして何と言っても冬の風物詩、岩魚寿司。岩魚の炭火焼きはご存知の方も多いと思いますが、大白川では寿司でも食べます。皮と身の間に一番うまみが詰まっているとのことで、ちょっと生臭いですが皮つきで。焼いたときとはまた違った食感・味を楽しめます。岩魚寿司が苦手な方はホッケ漬けがおすすめです。こちらも麹で魚を漬けたものです。どちらも酒の肴にもってこいです!
 我々は現代社会にのっとられ、豊かな生活ができているという実感がなくなったような気がします。本当はほんのちょっとしたことで幸せは感じられるものです。温かい食事であったり、一言の「ありがとう」だったり。そういったことに気づかせてくれるのは、やはり田舎での暮らしではないでしょうか。地方創生や田舎暮らしが注目される今が移住のチャンスです!

 大白川は豪雪地帯ですが、とてもあったかいところです。

NPO法人 入広瀬元気クラブへのリンク

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