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新しい働き方 第73回

私の好きな亀田

2015.01.28 掲載

vol4

阿部和志さん

新潟市在住

vol4

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Key word

 新潟市在住の27歳。生まれも育ちも新潟市。現在、新潟市江南区にある「がっとこむかめだ」の店長をしている傍ら、地域の魅力を伝える「まちあるき」活動や「アート系のボランティア」活動など、地域を盛り上げる活動も行っている。

昔は『横越嶋』と呼ばれていました

 少し遅くなってしまいましたが、皆さん明けましておめでとうございます。そして、四回に渡って書かせて頂いたこちらのコラムも今回で最後になります。つたない文章ですが、最後まで読んで頂けると幸いです。
さて、いざ最後となると…うむ、あれも書きたいこれも書きたいみたいなものがたくさんあるのですが(笑)。やはり最後『私の大好きな亀田』について書かせて下さい。先回の最後に書いた事とは、ちょっと変わりますがご了承下さい。
亀田地域は新潟市江南区のほぼ真ん中に位置しています。江南区は全域が『亀田郷』そのまた昔は『横越嶋』と呼ばれる地域でした。周りを信濃川、阿賀野川の二つの大河と、その大河をつなぐ小阿賀野川に囲まれた場所で、水と土と人が時には戦い、時には協力しながら出来ている土地なのだと私は感じています。私自身も同じ江南区で育って住んでいますが、自転車で三十分もかからない場所なのに、こうも自分の住んでいる地域と全く違う事に驚くとともに凄く面白さを感じています。そして、もう一つ驚いたのが昔から凄く文化的活動も盛んだったという事ですね!農民俳句が盛んだったり、亀田八景なるものを選定したり、また町の至る所に今でもお地蔵様が大事に祀られていたりします。これって、昔の人達が凄く心の足しを大事にされていたんだなぁと感じました。今、地域に眠る宝を掘り起こすという言葉をよく耳にします。私も、本当にその通りだなと思いますが、もう一つ地域の宝を磨きながら次の世代に伝えていく事も、凄く大切なことだなと思います。ここで言う宝とは、私の中では地域の心の事です。たくさんの地域を比べた訳ではありませんが、短期間ながら地元ではない視点で濃度の濃い時間を過ごした私が強く思うのは、必ずその地域には一種の香りとも言える様な「心」が存在するのだという事です。                              
また、私にとって亀田での宝ものは、たくさんの方達とのご縁の中で、聴く事が出来たお話や、得る事が出来た経験です。特に、人生の先輩方からたくさんの事を教えて頂きました。昔の風景、自身が体験された出来事、その一つ一つのお話が、私の様な若者を時に厳しく諭す様でもあり、また時には励ましている様にも聞こえました。

亀田の宝物

 「その時代を生きて体験した方の言葉」ほど、説得力がある話はないなぁと感じました。以前、ある方が「悩んだり困ったりした時は、自分と同じ世代ではなく上の世代の人に相談しなさい。」と言う事を言っているのを聞いて、最初はそうかなぁくらいに思っていましたが、今は全くその通りだなと感じています。日常の中ではどうしても生きている事が当たり前の様に感じて生活を送ってしまいがちですが、私も含めて100%明日が保証された人など存在しないのです。まだ、20代30代には先の様に感じてしまいますが、70代 80代の方達のお話や芦沼と呼ばれた湿田で命がけの稲作をして育てた米も一度川が決壊すれば、すべてが流されてしまうといった亀田の歴史からも、私を含め若者も心のどこかで「自分の時間は、有限である」と思って考えてみる事が、必然と先回も書いた『二つのライフワーク』に繋がっていくのではないかと思う様になりました。生き続けている事ってそれだけでも十分素晴らしいし、やっぱり何かを学ぶには過去ほど素晴らしい先生はいないなぁと思います。日本の昔話の中には、必ずと言っていい程おじいさん、おばあさんが出てきます。昔は「なんでかなぁ」と思っていましたが、今は「うん!納得!」と思います。

その世はあんがい住みやすい

 昔たまたま何かのテレビ番組で「上がどんなに悪政の世も、一つの町に一人毎日ゴミを拾うおじいさんがいるだけで、その世はあんがい住みやすい。」という言葉を聞いてなるほど!!と思いました。こんな時代だからこそ一人一人が自分達の足下である地域に目を向けるべきなんだと思います。結局は日本という国もほとんどは小さな地域の集合体なのです。それをひとくくりにして考えるのではなく、その小さな地域一つ一つがそれぞれで良くなる事を考え実践していけば、その集合体である日本も素晴らしいものになると思います。だって、亀田の狭い地域だけでもこれだけの多種多様な地域色があるんですから、それを大きく括って平らにしようなんて、もったいないと思いませんか!!
そして、一人一人がそれぞれのやり方や考え方で「毎日ゴミを拾うおじいさん」になったつもりで考え行動する事が、結果的にその町の未来を方向付けていくんじゃないかなと思います。若者もいつかは歳をとるのだから、せっかくなら「格好良い老人」を目指しましょう!!!

地域だって「十地十色」 ! 

 この四回にわたるコラムを書かせて頂いた中で、私自身が自分の中にある色々な思いや感情に気付く事ができました。そんな事もありこの春からは新しい挑戦をする事を決め、それに向けての準備も始めました!!
「十人十色」といいますが、地域だって「十地十色」!そんな多種多様な人と地域と自分とを繋ぐ一つが「働く」という事だと思います。そうであればこれからは、「働く」も多種多様になって良いはず。そして、地域を好きになり、そこで生活する人達を好きになること、そうすればきっと「働く」事を通して自分がその好きな地域と人と共に、未来へ向かう道筋も見えてくるのではないかなと思います。
私も、まだまだこれから頑張っていきたいと思います。                           

最後読んで頂き本当にありがとうございました。

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