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新潟で夢にチャレンジ 第86回

ポテンシャルを秘めた新潟のスポーツ
- 新潟のスポーツ事情 -

2014.08.20 掲載

 今年2月に開催されたソチ冬季オリンピックでの新潟県勢のメダル獲得やアルビレックスの活躍をはじめとし、近年、新潟のスポーツは盛り上がりを見せ、また、このことをきっかけに多くの人がスポーツと関わるようになり、新潟のスポーツは大きな可能性を生み出しました。
 そこで今回は、“新潟のスポーツ”が持つポテンシャルに焦点を当て、「ジュニア育成」に携わる畠山健一さん、「スポーツ研究」に携わる福田拓哉さんにお話を伺いました。

【 畠山 健一さん 】 世界で活躍する選手を育てるために

 新発田市出身。生後すぐ、親の転勤により、ケニアで数年間を過ごす。帰国後、山梨県韮崎市で幼稚園に通い、その頃からサッカーを始める。小学校から高校卒業までを新発田市で過ごした後、青森県内の大学に進学。卒業後は、一時期サッカーに携わったのち、新潟県内の製菓会社に就職。勤務の傍ら、ジュニア世代、高校生等のサッカー指導にあたる。
 「大学卒業後、新発田市に戻ってきてからジュニア世代や高校生などのサッカーチームを指導してきました。新発田市内や下越地方を中心に指導していたのですが、そのなかでも、可能性を秘めているのにそのままで終わってしまう選手が大勢いることにもったいなさを感じていました。
 また、「新潟県のサッカーを全国に知らしめるためには」、さらには「日本のサッカーを世界で通用させるためには」ということを考えたときに、ジュニア世代からの育成や地域の垣根を取り払うことが必要だという考えに至りました。そこで、日本代表や世界で活躍する選手を育てようと、2012年7月「FC下越セレソン」を立ち上げました。」

「楽しむこと」と「個を伸ばすこと」

 「ジュニア世代を指導するうえで大切にしていることは、選手が楽しんでサッカーに取り組む環境をつくる、サッカーをやっている人すべてを仲間として尊敬することです。これまでの指導は、技術を教えることは一生懸命ですが、それが「押しつけ」になり、結果として選手は「やらされている」という感覚になっていました。そこで、各選手の持っているストロングポイントを見付け、褒めて伸ばすなどしてサッカーの楽しさに気づかせ、「自分でやっている」という意識にすることで、選手の潜在能力を引き出そうと考えています。
 また、現在のサッカー選手に欠けているのは「個の力」だと思います。「個が弱ければチームで」という考え方もありますが、それは問題の根本的な解決にはならず、世界では戦えません。個々に能力を持った選手がチームを組んだ方が強くなる可能性が高まります。私たちのチームは個を伸ばすことを目的とし、チームの勝ち負けはその過程だと考えています。」

世界からの刺激を受けて

 「今年の5月、FC下越セレソンがイタリアのローマで開催された世界大会「フォルクスワーゲン ジュニアワールドマスターズ2014」(※1)に日本代表として参加しました。これは、昨年開催された「スポーツオーソリティカップ」(※2)の全国大会で優勝して出場権を得たのですが、各国の代表23チームが集まったなかで、日本の代表として参加できたことは、選手のみならず、指導者や携わった人たちすべてにとって刺激となりました。
 世界大会に参加しても、自分たちのサッカー技術は通用すると感じました。しかし、身体の大きさやメンタル面の差を痛感させられ、特に、勝負をあきらめない姿勢やゲームに勝っても負けても相手を称える姿勢など、学ぶべきものはたくさんありました。選手の意識も変化したようで、世界で活躍するには、サッカーだけではなく、語学力も必要だという思いから英会話教室に通い始めた選手もいます。様々な角度からサッカーを見られるようになってきた表れと思います。」

(※1)フォルクスワーゲン ジュニアワールドマスターズ
 ・・・ドイツのフォルクスワーゲン本社が主催する少年サッカー大会で、2014年5月に5回目となる大会がイタリア・ローマで開催。22カ国・23チーム(ホスト国は2チーム)が参加。
(※2)スポーツオーソリティカップ
 ・・・スポーツ用品店「スポーツオーソリティ」が主催する少年サッカー大会。昨年11月、地区予選を勝ち抜いた8チームで全国大会を開催。

飛躍する可能性を秘めた新潟のサッカー

 「ここ数年、新潟県のサッカーのレベルは飛躍的に向上していると感じています。要因の一つとして、指導者の努力があると思いますし、県内の指導者のなかでも「世界」という意識を持つ人が多くなってきたと感じています。
 新潟の選手たちはまだまだ伸びる余地があり、活躍が期待されている選手もいます。これから大切になるのは、指導する側が育成年代からの一貫した方針を持つことと、個々の指導者が海外で通用する個性的な選手を育成する意識を持つことだと思います。
 私自身も、より多くの選手に世界を実感させることで、大きな舞台で活躍する選手を育てたいと考えています。そのために、今年の8月にドイツで開催される大会への参加や、イタリアのプロチームとのスクール提携も検討しています。そして、サッカーの楽しさを多くの子どもたちに伝えることで、新潟県のサッカー界をジュニア世代から底上げし、日本や世界で活躍する選手が多く出る強豪県にしたいと考えています。」

FC下越セレソン ホームページへのリンク

【 福田 拓哉さん 】専門はスポーツマーケティング

 北海道出身。高校卒業後、スポーツトレーナーを目指し、立命館大学に進学。在学中に聞いたJリーグの川淵チェアマン(当時)の講演に感動し、スポーツマネジメントの道に目標を転換。
 2003年には「大家友和ベースボールクラブ」の初代事務局長に就任。その後、京都パープルサンガ、福岡ソフトバンクホークスでの勤務を経て、2007年10月から新潟経営大学へ。
 「大学では、スポーツマーケティングを研究・指導しています。具体的には「スタジアムを満員にするための理論を明らかにする」ことが専門です。プロスポーツが中心であるため、県内はもちろんですが、全国各地や海外に足を運ぶこともあります。
 また、研究・指導の一環として、2008年から読売新聞社が主催する巨人軍を対象としたビジネスプランコンテスト「ベースボールビジネスアワード」に毎年応募しています。これは、大学生から新たな集客策やビジネスモデルを募集するもので、全国から約250件の応募があります。これまでに何度も大賞や優秀賞を頂くことができましたし、昨年も2つの企画が優秀賞を受賞しました。
 毎年新しいアイディアを出すのは苦労もありますが、提案したアイディアが実行されたり、試合直前の東京ドームのグラウンド上で表彰されたりするので、学生にとっても、とても励みになっています。」

県内スポーツを取り巻く環境が一変

 「サッカーのアルビレックス新潟ができるまでは、新潟県はサッカー不毛の地と言われていましたし、プロスポーツはひとつも存在していませんでした。その頃と比較すると、現在のスポーツを取り巻く環境は劇的に変わりました。
 県内では、アルビレックスを中心に、野球、サッカー、バスケットボール、レーシングチーム、スキーなど、あらゆるプロスポーツに触れることが可能であり、非常に恵まれた環境だと思います。 
 また、首都圏プロスポーツの場合は、チームとお客さんの間に明確な壁が存在することが多いですが、新潟の場合、チームとお客さんの距離が近く、接点を持ちやすいという特長があります。実際、ボランティアとして野球場やスタジアムの運営に毎試合携わるなど、チームに価値を見出し、チームに関わることを生き甲斐にしている人がたくさんいます。
 これは、観客数や収入などの数字には表れない“深さ”であり、チーム自体に社会的価値があるということです。「勝った、負けた」「強い、弱い」「経営が苦しい、苦しくない」という次元を超えた、正に地域密着型であり、『支えるスポーツ』そのものだと思います。

サポーターとクラブの絆

 「アルビレックス新潟の場合は、Jリーグの中でも経営規模がそれほど大きい訳ではなく、J1とJ2を合わせた選手の年俸総額は17位 ※1です。中長期的にみると、順位を決める要因の約85%は、選手を獲得するための資金力なので、金額だけをみるとJ2に降格してもおかしくない数字です。ただ、こうした状況をサポーターが理解していて、クラブ予算の22億円(2011年度)には、サポーターを中心に組織されている後援会からの寄付金1億円が含まれています。これほど、サポーターが中心となってクラブを支え、盛り上げようとしている地域は他にありません。とても素晴らしいことだと思います。
 一方、クラブ側もサポーターの支援に応えるため、寄付金の収支報告だけでなく、何を購入し、どう活用されているのかを見える化しています。それによって、サポーターはクラブに貢献できたという気持ちを持つことができます。他にも、サポーターと社長、選手、スタッフなどが触れ合える機会をできる限り提供しているので、そうした積み重ねがサポーターとクラブの“絆”を強固にしています。
 また、サポーターに注目してみると、県内各地区にクラブの後援会がありますし、サポーター同士がクラブを共通の趣味や生き甲斐に、有機的につながっていることも新潟ならではの形です。」

※1 2005年から2011年までの平均値

スポーツでビジネスチャンスを掴む

 「これからは、プロスポーツを有効なツールにして、新潟県の情報を世界に発信していくべきです。例えばアルビレックス新潟は、シンガポールのサッカーリーグにも進出していますので、そこでは“アルビレックス”の名は既に知られた存在です。この知名度を生かし、コシヒカリや研磨技術など、新潟の良いモノを一緒に売り込むことが効果的だと考えています。
 ただ、プロスポーツに頼るだけではなく、自然や文化とスポーツを融合させた新しいビジネスの創出も必要です。ポイントは、サービスの生産過程にお客さんを積極的に関与させることです。他県には、ラフティングで成功した事例がありますが、「お客さんが自らボートを漕ぐ事で達成感を得る」という能動的な関わりが成功した理由の一つです。単に乗る、見る、というだけでは、お客さんは受身になってしまうので、この違いを意識しながら、ビジネスを考えることがとても重要です。
 県内は川、潟、海、山などの自然環境に恵まれているため、スポーツツーリズム※2やヘルスツーリズム※3で、今後、国内外から多くの人を呼び込む可能性を秘めた土地だと思っています。新潟県がスポーツを活用し、どのように成長していくのか、大いに期待しています。」

※2 スポーツツーリズム・・・プロスポーツの観戦、スポーツイベントへの参加(例:マラソン、トライアスロン等)と開催地周辺の観光とを組み合せた旅行スタイル
※3 ヘルスツーリズム・・・医学的な根拠に基づく健康維持・増進・回復を目的とした旅行スタイル

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