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新しい働き方 第59回

日本の水球界を発展させたい

2014.07.02 掲載

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ブルボンウォーターポロクラブ柏崎

青栁 勧さん

33歳 柏崎市在住

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Key word

 京都府出身、小学校3年生から水球を始め、高校3年生の時に、史上最年少で水球男子日本代表に選出。その後筑波大学へ進み、大学1年を終えると同時にスペインへ渡ってプロ1部リーグでプレー。2004年、イタリアのプロチームと契約。2007-08シーズンより、モンテネグロでプレー。2009年10月から新潟産業大学で教員を勤めている

水球を始めたきっかけ

 みなさま、初めましてブルボンウォーターポロクラブ柏崎の選手兼監督をしております、青栁勧です。私は幼い頃から水球と言うスポーツをしており、現在柏崎を拠点として活動をしております。長年プロ水球選手として海外で活動してきた私が、なぜ日本に帰国することを決意したのか、また、なぜ柏崎を選んだのかなどお話しできればと思います。

 私が水球を始めたのは小学3年生のときです。通っていたスイミングのコーチに水球をしないかと誘われたのが切掛けでした。それまでプールを行来するだけの水泳から、「今日からボールを使って遊んでいいよ」という甘い言葉に誘われて、水球を始めることになりました。そして、水球に夢中になり高校生のとき、スペインのプロチームの監督が水球指導のため母校に来られ、スペインで水球をしてみないかとスカウトを受けたことが私の人生を大きく変えました。私のような選手がプロ選手としてやっていけるのかと不安もありましたが、自分の可能性にかけてプロ選手になりたいという大きな夢を抱くようになりました。

日本から海外へ

 強い夢を持つということは、大きなパワーを生み出します。私はプロ選手になると言う夢のお陰で、どれだけ練習しても、どのような苦難があっても、挫折することなく、高いモチベーションで日々を過ごすことができました。気がつくと、18歳当時史上最年少で日本代表に選出され、世界を飛び回るようになりました。しかし、プロ選手になりたい、世界最高峰の試合「オリンピック」に出場したいと夢を抱くものの、歳をとるにつれ現実を見るようになり、日本の水球界の環境に愕然としました。どれだけ頑張って水球を続けても、学業を終えてから競技を続ける環境は整っておらず、競技を続けると仕事ができないと言う悪循環に、若くして引退を選択する選手が続出しておりました。このような状況を解決したくても、若く経験も浅い私には解決策も分からず、まずは私自身がもっと実力をつけなければいけないと、プロ選手になる夢を追いかけ、海外へ飛び出すことにしたのです。

日本水球界の世界との差

 水球はとてもハードなスポーツとして有名ですが、世界では40歳くらいまで続けることができる選手寿命の長いスポーツで、フィジカルはもちろんのこと、それ以上に経験がものをいうスポーツです。世界と戦うにはこの経験の差が致命的となり、日本の水球は1984年ロサンゼルスオリンピック以来、30年以上もの間オリンピックに出場したことがありません。海外へ飛び出ても、世界の水球界からはオリンピックも出場したことのない日本の水球は、全くと言っていいほど認知がなく、日本人選手が海外でプロ選手になりたくても相手にされないのが現状です。私も当初、イタリアのプロチームに自分を売り込みにいきましたが、プールにさえ入らせてもらえず、文字通りの「門前払い」でした。何とか二部の最下位のチームと無報酬同然で契約にこぎつけることができ、ジュニア選手相手に練習をさせられ必死にプレーをし続けました。結果、シーズンが終わると2部リーグ得点王に輝き、チームは1部昇格戦には敗れるものの、チーム始まって以来の快挙を成し遂げました。その後、世界有数のトップチームへ移籍することができ、選手としてのキャリアを着々と積んでいくことができたのです。

次の世代に引き継ぎたい

 私は自分の夢が叶い、プロ選手として活動をする中、自分が活躍する姿を子どもたちに見せることが、次の世代の選手に夢を与えることだと信じていました。しかし、私がどれだけ活躍しても、日本の水球界の環境が変わるわけではありません。私に憧れて日本代表選手やプロ選手になりたいと夢を抱いても、同じ立場に立った時、彼らはこの日本の水球界を見てどのように思うだろうか、彼らに同じような苦労をさせてはならないのではないかと、自問自答するようになりました。格好良い姿だけを見せるのではなく、今私が抱える問題を解決することが、次の世代の選手に夢を与え、オリンピック出場までに水球界を発展させることになると考えるようになったのです。

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