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新しい働き方 第32回

古里を知って、古里を愛する

2013.05.16 掲載

vol1

恩田富太さん

長岡市

vol1

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長岡市新組地区出身。親戚から譲り受けて読んだ司馬遼太郎の小説『峠』に、古里長岡が描かれていたことをきっかけに、遅咲きの郷土愛に目覚める。10年間の東京生活からUターンし、広告デザインなどの仕事の傍ら、御当地伝記マンガ『長谷川泰ものがたり』の制作に参加。
(参加市民活動)
・「郷土の偉人 長谷川泰を語る会」漫画班
・「千桜塾」(若者に向けた郷土史講座)塾長

郷土史の若造

今回から連載の機会を頂きました、恩田富太と申します。生まれ育った新潟県長岡市の郊外新組地区で、家業の健康食品卸小売業、また個人事業として広告デザインを行っております。
そして地域コミュニティ活動「郷土の偉人 長谷川泰※1を語る会」では、伝記漫画『長谷川泰ものがたり』の制作において、取材、編集、装丁の担当として参加。その偉人の顕彰活動がきっかけで、地域のプライドとして郷土史を語り継ぐ価値に気付きました。今では諸先輩方の中に混じりガイド活動をするなど、勉強をさせていただく機会も増えています。僕は現在37歳、この年齢ともなると、社会において無知が赦される場面はなかなかありません。しかし、郷土史の現場ではかなりの若手となるようで、知らぬを好いことに学ぶ機会を頂戴しています。

※1長谷川泰(はせがわたい):1842年、長岡藩領福井村(福井町)に生まれる。幕末の動乱の世に人を救う医の志を抱き、明治の東京に「済生学舎」を開学。医師、教育者、政治家として、日本の衛生・医療の発展を支えた。

こんな村いやだ東京へ出るだ

1982年に開業した上越新幹線は、新潟の若者の上京志向を加速させたのではないでしょうか。
それは僕が7歳の時、のどかな農村部の町内にコンクリートの高架が走り、テレビからは“東京は遠いですかと聞かれたら、ひとっ飛びよと答えます”なんていう明るいテーマ曲が流れていました。新時代の到来、新幹線開通により地方の価値は都会に輸出されるはずでした。しかし周知の通り、文化の多くは逆流し、地方の若者が都会に流出することになったのでした。18歳になると、僕もその中に加わり上京しました。大体の若者がそうであったように、新潟なんて何にも無いしつまんないよ、なんてうそぶきながら・・・。
余談ですが、僕を東京に運んだ新幹線200系が、昨年の開業30周年の節目の後、今年4月で退役となったのは、大変に感慨深いことでした。

川の流れのように

そんな想いを抱きつつ上京した僕にとって、10年間の都会生活で得たものは多かったので、若者が少なくとも一度は古里を離れることには賛成です。炊事洗濯を覚え生活力を付けることは、親元を離れてやってみるべきです。狭い日本の中でも社会は多様であると知り、古里との差異を学ぶことは大切ですし、やれる所までやってみろと周りも応援するべきです。
そもそも新幹線が開通する以前から、僕の住む町には古くは舟運があり、明治時代に入ると鉄道の駅が置かれ、人や文化が流動する土地ではあったと思うのです。僕の少年時代、町は当時の中之島村(2005年に長岡市に合併)と見附市の境にあり、「外の町」の多様性を肌で感じられる環境で育ったようにも思います。
現在はメディアも発達し、どんな地域であろうと若者が多様性に触れる機会は増しました。もっと言えば、多様性に触れずに生きることが不自然な時代にまでなってきたといえるのではないでしょうか。

郷土史を知らずに僕らは育った

長岡の郷土史を学ぶと、藩主牧野家も遠く三河(愛知県)から移って来たのだと知りました。その時に持ち込まれた「常在戦場※2」の精神が、明治時代の「米百俵※3」の精神へと続いてゆき、人材を育てることで戊辰戦争の敗戦から立ち上がった。このような素晴らしい復興のストーリーが、長岡にはあります。米百俵の精神は現在、子どもたちへも長岡市民のプライドとして語り継がれようとしています。
また、明治時代の長岡は綺羅星の如き偉人輩出の町でした。長岡で復興にあたった偉人たちがいる中で、中央に打って出て近代日本を支えた人物も多く、僕らが顕彰する長谷川泰もその代表的な一人です。彼らの共通点として見えて来たのは、遠く離れても古里を気に掛け、後輩をよく導いていたということでした。その姿は、古里の悪口を言いながら新幹線に乗って旅立った僕とは大違いではないですか・・・。
この度の連載では、そのような不孝者がいかにして新潟にUターンし、郷土史を学ぶ中でやがて古里を好きになれたかを書かせて頂きます。

※2常在戦場:武士に臨戦の心構えを説いたことから転じ、日頃から無駄を省き、生き抜くために創意工夫をする気風として庶民にも普及した“ 稲川明雄氏の著書「山本五十六のことば」を参照。
※3米百俵:「百俵の米も、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」という精神。長岡藩の小林虎三郎が、支藩三根山藩から贈られた米を学校設立の費用にあてられたとされる。

長谷川泰と新組地区ブログ

長岡市福井町出身の医師「長谷川泰(たい)先生」を、 多くの皆さんに知っていただく目的で集まった地元の方々が作られた新潟県長岡市の新組地区の「郷土の偉人 長谷川泰を語る会」のブログ

長谷川泰と新組地区へのリンク

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