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新潟で夢にチャレンジ 第37回

社会貢献のスタイル
- 未来へのエコアクション -

2010.08.24 掲載

 近年、新聞や雑誌などでCSR(企業の社会的責任)という言葉をよく目にすると思います。企業は利潤を追求するだけでなく、環境や人権などに配慮した活動を行い、社会に貢献すべきだという考え方が浸透しつつあります。
 県内企業、団体におけるCSR活動やエコへの取組をご紹介します。私たちにできる未来のためのエコアクション。その第一歩を考えてみませんか。

企業が果たす役割

 アイマーク環境株式会社代表取締役社長の村山由貴男さんにエコアイランド佐渡でのCSRについてお聞きしました。

 「青年会の奉仕活動で町内会のごみ収集を始めたのが当社のルーツです。当社はこれまで、家庭ごみの収集、浄化槽保守点検、清掃業務や空き缶リサイクルといった生活に身近な場所で、佐渡の環境保全を考え、その向上に取り組んできました。環境配慮への重要性が認識された社会において、また、過疎化、高齢化が進んだ地域社会において、企業は最大限の力を発揮することが求められていて、それを果たす責任があります。」

廃食油をバイオディーゼル燃料に

 「3年前から島内で回収した天ぷら油からバイオディーゼル燃料を製造しています。廃食油を1リットル1円で買い取りますが、回収量は年々増え続け、昨年度は島内で約4万4千リットルの油を回収。製造された燃料は、当社の作業車への使用はもちろんのこと、佐渡市の一部の公用車に使用するほか、一般販売も行い二酸化炭素の排出量を削減しています。ないものねだりをするのではなく、あるものをどう活かすかという取組が重要です。地域で回収した資源を地域で再生し、消費する。こうした活動は一人で取り組むには限界がありますが、企業と地域住民が一体となり協力し合うことで、よりよいものを作ることができます。企業も地域社会の一員です。この地域で安心して暮らし続けられ、そして、佐渡が夢の持てる島であってほしい。佐渡へ来て大自然に触れると、心が穏やかになります。人は心が癒されると、「人」のこと、「地球」のこと、「環境」のことを考えたくなると思いますよ。」

どんな未来を目指すか

 「CSRといっても、企業の取組は様々です。当社は、本業で地域に役立つことが地方企業にとってのCSRではないかと考えます。昨年度、日本財団情報総合サイトでCSR大賞にノミネートされましたが、当社のCSRが特段優れているとは思っていません。CSRというのは、本来企業として、人として守るべき当然の姿勢だと考えます。CSR活動それ自体が目的化することなく、どんな未来を目指すのか、将来にフォーカスし、実践し続ける企業でありたいです。バイオディーゼル燃料は、諸外国も政策の一環として取り組んでいます。今後、日本の優れた環境技術を持って、他国で環境保護に取り組む。そんなことが当社の将来のミッションに加わるかもしれませんね。」

ふろしき専門店をオープン

 次に新潟市中央区でふろしきおおしまやをオープンさせ、ふろしきの販売から各地でのふろしき講座を開催していると大嶋美樹子さんにお話をお聞きしました。

 「もともと家業が呉服店だったのですが、ふろしきのデザインが持つ意味などを勉強するにつれて、着物より生活に身近なふろしきをビジネスにしたいと考え、6年前にインターネットでふろしき販売を始めました。全国のふろしきファンから注目されるようになり、5年前に専門店をオープンするまでに至りました。」

ふろしきを通して伝えたいもの

 「ふろしきは、プラスチック類の袋とは異なり、土に還るもの。レジ袋の代わりに、ふろしきバックを活用してもらいたいですね。それに、包むものに併せて、形を変えられるのも、ふろしきのおもしろさです。1枚あれば、どんものでも包めてしまいます。地元のテレビ局ともコラボレーションさせてもらい、エコ箸袋を作ったことがあります。浴衣の切れ端で作ったので、エコな反面、素材はとても贅沢なもの。リサイクルやリユースは楽しみながらやると長続きします。ふろしきは色彩やデザインが多様で美意識も高められ、まさに楽しみながら実践できるエコです。専門店をオープンしてからは、ふろしきを売るだけでなく、使い方を広めていきたいと思うようになりました。ふろしきの出前講座を各地で開催しています。ふろしきを通じて日本の伝統文化も併せて伝えていきたいと思っています。さらに、ふろしきはコミュニケーションツールにもなります。今後、新潟の素材を活かした商品を開発し、新潟ふろしきストーリーを創っていきたいですね。」

魔法の二重底バケツ

 城下町の歴史文化や月岡温泉など多くの魅力を持つ新発田市で、誰でも手軽に出来る方法で、給食残さや家庭の生ごみから、堆肥をつくる活動を行っているNPO法人ユー&ミーの会理事長の佐藤恭子さんにお話をお聞きしました。

 「地球環境のために、自分たちに何ができるのかと考えた時に、ごみを減らしたい、そのためにはごみを再資源化したいと考えるようになりました。ごみの減量に役立つ二重底のバケツを用いて、生ごみを堆肥として再資源化し土に還す運動を進めています。生ごみを堆肥化させるには水分を除かなければなりませんが、このバケツを使えば、簡単に堆肥となるごみと水分を分けることができます。捨てればごみであっても、ひと手間かけるだけで立派な資源になり得るのです。」

目に見える循環型社会

 「14年前に10世帯から始まった活動ですが、この取組を理解してもらうには時間がかかりました。知人友人を訪ね、協力してほしいと地域を歩き回りました。また、新発田市の特産品であるアスパラガスをリサイクルした堆肥で作ってほしいと農家さんに働きかけました。活動の輪は少しずつ広がり、今では地域住民、行政と一体になった活動にまで広がり、現在、新発田市内の16の小中学校、2265世帯が参画しています。この活動は、誰にでも手軽に取り組めるリサイクルです。食べ残しが地元野菜の堆肥となり、再び自分たちの食卓を囲む。この目に見える循環型社会は、住民が理解しやすい仕組みですし、身近にできる活動です。この活動を続けることで、可燃ごみも確実に減ってきています。ごみ処理には税金がかかりますから、この活動が税金を有効に使うお手伝いにもなっていると感じています。これからも学校での食育活動、町内会など地域に密着した活動を続け、住民の意識に働きかけていきたいですね。」

終わりに

新潟県内では多くの企業や団体でCSRや環境活動を行っています。地域のものは地域で守り、地域で循環していきたいですよね。未来のためのエコアクション、始めてみませんか。

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