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新潟で夢にチャレンジ 第21回

若者の地方暮らし感
- 首都圏在住者座談会①地方へ踏み出すきっかけ -

2009.06.09 掲載

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今、若者たちの間で農業、環境などへの関心が高まっていると言われています。
新潟と交流経験のある首都圏在住の若者5人から集まっていただき、地方との交流を始めたきっかけ、地方での仕事感、暮らし感を聞きました。(インタビュー:2009年2月23日)

今回は「地方へ踏み出すきっかけ」、次回は「移住を考えるとき」と題し2回に分けて、若者の率直な意見、暮らしを考えるヒントをお伝えします。

(インタビュー参加者)

Aさん(女性):鹿児島県生まれ、群馬県育ち25歳 会社員(都市計画コンサルタント) 
Bさん(男性):静岡県出身 21歳 大学(人文学部)3年生
Cさん(男性):熊本県出身 27歳 会社員(営業)
Dさん(男性):茨城県出身 27歳 会社員(測量)
Eさん(女性):千葉県出身 27歳 NPO法人職員
        ※年齢等はインタビュー当時のもの
        ※写真はイメージです

地方と交流することになったきっかけや経緯

「ボランティア、NPOを通じて、環境保全、農業、地域づくりなど多様な交流」

A:学生時代に国土交通省の「地域づくりインターンシップ事業」の送り出しを学生だけで運営している会に入って2年間活動し、自分自身も熊本県小国町の調査に2週間参加しました。就職してからも山古志の木篭集落での震災復興や小国の法末集落での古民家修復の手伝いに行きました。
B:環境系フリーペーパーの編集に関わったのがきっかけで、編集会議の場所を提供してくれているNPOが主催する「トキの森づくりツアー」に参加しました。
C:2000年の「越後妻有 大地の芸術祭」に「こへび」(芸術祭ボランティアの通称)として参加しました。今個人的に、茨城の畜産農場で、そこは都市の社会人や学生と交流しながら運営しているんですが、その手伝いをしています。
D:渋谷で社会人同士が得意分野を教え合いながら気づきの場を提供するNPOのスタッフをやっています。都市で学べないものは地方で学ぼうということで、農業体験などのプログラムを組んで出かけています。そこで棚田を保全しようという活動に関わり、コーディネーターとして田植えから稲刈りまで年4回ほど作業に出かけます。そのほか、NPO同士の交流会を開いたり、古民家の再生をしたりしています。
E:農山村の暮らし、人と人とのつながり、人と自然とのつながりに興味があり、グリーンツーリズムの講座に参加したところ、企画に関わるようになり、棚田の保全活動など、年5回ほど農山村に行っています。今は、働いているNPOで、都市と農山村をつなぐコーディネーターを養成したり、埼玉、山梨、長野をフィールドとしてイベントや調査などをしたりしています。

地方での就職について

「インターネットの発達で、地方でも十分仕事はできる」
「どんな仕事をするかより、どんな人と付き合うかも重要」

司会:学生の頃から地方でさまざまな活動をされていたようですが、地方で就職するということは考えませんでしたか?
B:現在就職活動をしています。地元の静岡もそうですが、地方は働く場が少ないと思います。企業の法人税を減免するなどして、地方の企業を増やさなければならないのでは。今はインターネットが発達しているので、地方でも仕事は十分できると思います。現状では、東京の企業の仕事の方がおもしろそうです。それに、企業の規模や安定性なんかも考えてしまいますね、現実的なところでは。
A:私は昨年就職した社会人1年目です。最初は農山村に住みたくて山梨県の山奥のシンクタンクに就職しようと思ったのですが、まだ一つの町や集落に絞るのではなく、いろんな自治体を見て経験を積みたいと思い直し、大学院で都市計画を勉強したので、それを生かせる現在のコンサルタントに就職しました。
E:私は、就職が決まらず、当時一番仕事が多かったSE(システムエンジニア)として就職しました。でもずっと東京で生活はしたくなかったし、NPOの仕事に興味もあったので、山梨県の農村での地域活動を仲介したNPO法人に転職しました。今でも農山村で働きたいと思っていますが、どんな働き方があるのかイメージがつかめません。農業もやりたいのですが専業ではなく、どこかで賃金収入も得たいと思いますが・・・そんな働き方を探している状態ですね。
C:地元はかっこ悪いと思ってしまうので帰りたいという気が起きないんですよね。なんでかなと考えると、友だちがいない、かっこいい大人がいない。地元では、知的好奇心を育みながらワイワイやっている自分の姿が想像できないんですよ。そこが超えられないので地元に帰れないと思います。交流先として通っている茨城や越後妻有にはかっこいい大人がいて、そういう働き方もいいなぁと思いますが、今はまだそこに自分の全てを投入できないですね。将来は地元の町長になりたいという夢があるので、政策を考えることができる仕事を選びました。
B:地方の街って垢抜けてないんですよね。東京は、例えば表参道の裏路地なんて、おしゃれじゃないですか。それと、ライブも少ない。海外のアーティストはなかなか来ないですよね。
D:僕はコピーライター志望で、大学卒業後、名古屋の求人広告の会社へ就職しました。4年間そこで働いたんですが、公共広告をやりたくて転職しました。コピーライターは、クリエイティブな仕事なんですが、地味で夜遅くまで働いて、振り返ると何も生み出さず、消費するだけという生活に疑問を感じていました。できれば衣食住に近い仕事をしたいと思い、今スタッフとして関わっているNPOに参加しました。そこで同じような思いをしている人と出会い、やりたいビジョンを明確にしてくれたその人の会社に昨年からお世話になってます。どんな仕事をするかというより、どんな人と付き合うかというのも重要だと感じています。

かっこいい大人

「地方にもかっこいいものはある。それをどう発信するのか」
「おじいちゃん、おばあちゃんの考え方、価値観を学び取りたい」

司会:かっこいい大人という言葉がでましたが。農家のおじいちゃん、おばあちゃんは、70歳80歳になっても何でもできます。かなわないな、かっこいいなと思うのですが、いかがですか?
E:雪下ろしの姿を見ていてもかっこいいですよね。さっと屋根に上がってどんどん雪を降ろす、動きに無駄がないんですよ。
D:地元にいた頃はかっこいい大人がいなかった、というより見えなかったんでしょうね。自分の父親でさえどんな仕事をしているのかわからなかったし、「生き方」みたいなものもわからなかったので、都会のきらびやかさだけが目についていたと思います。もし茨城に帰って働くとしたら、今の仕事の延長ではなく、ストリートにオフィスを構え、街中をおもしろくして、オレの働き方を見せつけてやる、みたいなことをしたいですね。そんなふうに各地方でもかっこいい働き方ってできると思うし、地元にいると気づかないのかもしれませんが、それを発信していくことが大事なのかなと思います。
C:地方はかっこいいのがあるんだけど、それがあたり前だったりして、また、どこへどうやって発信していいかわからない状態なのかも。
D:今は都市と地方の働き方を冷静に見ることができますが、学生の頃の均質化された価値観では、当時は見れなかった、見たくなかったのかもしれないですね。
E:就職活動の時に悩んで、都内のかっこいい大人を探して取材しているNPOに参加したことがあります。どうして今の人は夢を持てないのか、それは、かっこいい大人がいないからだということなんですが、都内でそういう活動があるということは、東京でも若者はかっこいい大人を見つけられてないんですね。これは東京も地方も同じかなと思います。
A:私もおじいちゃん、おばあちゃんはかっこいいと思います。農作業の仕方、ものの考え方、学ぶべきところは多いですね。場所がどうかというよりも、そういう人たちがもっているもの、価値観とかを学びとりたいなと思っています。

地方へワンステップ踏み出すきっかけ

「地元の人、Uターンの人の両方の話を聞いてみる」
「都市の生活を見直すことも大事」

D:一回行くきっかけが必要だと思います。1人の移住も大事ですが、100人が一度行ってみることですね。そのためのつなぎ役ができたらいいなと思います。最近思うのは、地方に何かヒントがあるというより、都市の生活を見直すことが一番大事かなと思うんですね。今食べているものがどこから来ているとか、ゴミはどこにいくのかとか、そういうことを考えずに、地方に何かあると思ってはいけないんだと思ってます。
E:私は地方にあこがれる多くの人と同じような感覚で、都市にあこがれを感じないんです。長期滞在したことがないので、イメージだけですけどね。
司会:行ってみるとか、長期滞在してみるとか、ワンステップ踏み出すきっかけになるものは何でしょう?
E:受入体制かな。自分と同じ立場の人がいると心強いですね。地元の人と、Uターン、Iターンした人両方の話を聞ける場があるといいかもしれません。
D:生き方と働き方で違うと思うんですが、働き方であれば、年俸制の働き方ができるとか、チームを組んで各集落に入って収益を生み出す事業を起こすとか、今ある問題を解決するだけではなく、ビジョンを持っておもしろく働けるようになっていれば、都市の人たちが地方へ動くと思うんですよね。そうやってやる気のある人が地方にいくことによって、地方の情報の発信者にもなれると思うんです。いいビジネスモデルにもなると思います。この場合、現地の情報と都市の情報が伝わることも大事で、せっかく来たのにひとりぼっちではマズイですからね。
E:都市側のコーディネートと農山村側のコーディネートがあって、その両方がつながってないとダメですね。
D:今成功しているグリーンツーリズムはそういう体制になってますよね。それが地方へ人が動く第一歩になると思います。
B:東京の大企業並の年収があればいいんですけどね・・・、僕みたいなのは呼ばない方がいいですね(笑)。都市の若者といってもいろんな考え方、価値観を持った人がいるので、こういう人に来てもらいたいと明確にして、対象を絞った方がいいと思います。

(終わりに)

今回フォーカスグループインタビューに参加してくれた5人は、新潟での交流と首都圏暮らしの両方の体験があるからこそ、話せることがたくさんあったようです。

都市にも地方にもかっこいいものはあります。興味があれば、一回、足を運んでみる、先輩の体験談を聞いてみるなど、一歩踏み出してみることも良さそうです。ただ、探しているヒントは、意外と自分の生活を見つめた中にもあるのかもしれませんね。 
               (次回へ続く)

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